角田 智晃
ジェネティックテクノロジー株式会社|ソフトウェア・SI|ITコンサルタント|20人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 無償利用
仮想環境の老舗
サーバ仮想化ソフトウェアで利用
良いポイント
VMWareに限らず仮想環境には多くのメリットがあるが、私が考えるVMware vSphereのメリットは以下の通り。
①ハードウェアリソースを効率的に使える
1台の十分なリソースを備えた物理サーバに複数の仮想サーバを構築することにより、スペックの劣る複数の物理サーバで構成するよりハードウェアリソースを効率的に利用できる。(電気代も安い)
②スナップショット機能で変更前の状態にいつでも戻せる
仮想OSに変更を施す場合に、変更前にスナップショットを保持しておけば問題があった場合に簡単に変更前の状態に戻すとこができる。
③同じ構成の仮想OSを簡単にコピー(構築)できる
同じOSの仮想サーバを複数構築する場合に、ベースとなるOSをコピーすることにより構築時間を大幅に短縮できる。
改善してほしいポイント
VMware vSphereはハードウェアを選ぶ仮想基盤である。
マイナーなメーカの部品などはデバイスドライバが対応していないことが多いため、ハードウェアはメジャーなものを用意する必要がある。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
導入当初は開発環境用のサーバ構築のためだけに利用していたが、今では各個人のクライアントPCも仮想OSで構築するようになり、ハードウェアのライフサイクルが長くなった。
物理サーバにはそれなりにスペックの高いものを用意する必要があるが、トータルで見るとハードウェア更新にかかる費用は抑えられたと思う。
検討者へお勧めするポイント
製品の性格上、導入のハードルは結構高いと思いますが、費用対効果はかなりあると思います。
あとは社内の管理者の教育等も必要になってくるので、信頼できるベンダーを探すことをお勧めします。