岡部 優太
株式会社グランドデザイン|ソフトウェア・SI|プロジェクトマネージャ|20-50人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 無償利用
AIエージェントツールで利用
良いポイント
watsonx Orchestrateの魅力は、ノーコード/ローコードでAIエージェントを構築できる手軽さにあります。
ブラウザ上でエージェントを設計し、そのまま同じ画面内で対話形式による動作確認を行えるため、開発からテストまでをシームレスに進めることができます。
また、Agent Development Kit(ADK)を利用すれば、より高度なツールの開発や、用途に応じた異なる言語モデルの利用も可能です。
これにより、現場担当者から開発者まで、幅広い層が柔軟にAIエージェントを構築できる環境が整っていると感じます。
改善してほしいポイント
現状では、日本語のドキュメントが少ない点がややハードルとなっています。
また、ブラウザ上で実装できる範囲が限定的であり、より高度な処理や複雑なエージェントを構築するには、Agent Development Kit(ADK)を利用したコマンドラインでの開発が必要となります。
さらに、選択可能な言語モデルが「llama3-2-90b」と「llama3-405b」の2種類に限られており、日本語に特化したモデルが存在しない点も課題です。
日本語での指示理解や応答品質において、もう一歩改善の余地があると感じました。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
まだ検証段階ではありますが、エージェントの構築からデバッグまでのスピード感が非常に高く、スムーズに開発を進めることができています。
ブラウザ上で対話的に挙動を確認しながら調整できるため、試行錯誤のサイクルを短縮できる点は大きな利点です。
また、柔軟なエージェント構築が可能であり、業務フローに合わせた自動化やタスク効率化の実現にも期待が持てます。
実用化が進めば、日常業務の大幅な効率化や、チーム全体の生産性向上にもつながるポテンシャルを感じています。
AIエージェント製品担当
OFFICIAL VENDER日本アイ・ビー・エム株式会社|製品営業
いつも弊社製品をご利用いただき、誠にありがとうございます。 また、この度は貴重なご意見・ご感想をお寄せいただき、心より御礼申し上げます。いただいたご意見は、今後のIBM watsonx Orchestrateの機能改善やサービス向上にしっかりと活かしてまいります。 現在、弊社はAI-Agentを企業内でのAI活用の主力製品と位置づけ、製品強化、開発投資を行っており四半期毎に製品をアップデートさせています。 今後、以下のようなチャネルを通じてお客様への情報発信を強化させていきます。 製品リリースノート: https://www.ibm.com/docs/ja/watsonx/watson-orchestrate/base これからも現場のニーズに寄り添いながら、日本のお客様にとってさらに価値ある製品となるよう努めてまいります。 引き続き、IBM AI-Agentをご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。