非公開ユーザー
建築・鉱物・金属|社内情報システム(CIO・マネージャ)|300-1000人未満|IT管理者|契約タイプ 有償利用
ワークフローシステムで利用
良いポイント
WorkFlowEXは、実運用において非常に優れたワークフローシステムです。その最大の利点は、EXCELをそのまま申請書として利用できる点で、プログラミングの知識がなくても簡単に運用が可能です。このため、申請書の追加や変更も内製化でき、迅速に対応できる柔軟性があります。さらに、EXCELは多くの社員にとって馴染み深いツールであり、22歳から65歳までの幅広い年齢層の社員が抵抗なく利用できるため、導入のハードルが低いです。加えて、ライセンス費用が安価であるため、コストパフォーマンスも非常に高いです。当社にとってWorkFlowEXは業務効率化を図る上で非常に有効な選択肢であったと感じています。
改善してほしいポイント
WorkFlowEXは非常に使いやすいシステムですが、改善の余地もあります。まず、未処理の稟議書や決裁結果に関する通知が現在はOutlookに限定されているため、Microsoft TeamsなどのM365製品との連携を強化し、チャット通知機能を追加することで、よりスムーズなコミュニケーションが実現できると考えます。これにより、リアルタイムでの情報共有が促進され、業務の効率が向上するでしょう。
次に、スタジオで編集したパス図をEXCELから直接出力できる機能があれば、設計書として残すための業務がさらに効率化されると思います。
最後に、当社には約200の申請書が登録されていますが、これらの申請書のツリー構造を可視化できる機能があれば、管理や把握が容易になると感じています。可視化により、申請書の全体像を把握しやすくなり、業務の流れをより明確にすることができると考えています。。
これらの改善点を検討することで、WorkFlowEXはさらに使いやすく、業務の効率化に寄与できるシステムになると期待しています。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
当社では稟議書だけではなく、経費精算にもWorkFlowEXを利用しています。
経費精算業務において、多くの割合を占めるのが旅費交通費精算です。当社では移動距離と宿泊の有無で日当金額が異なり、申請者はインターネット地図でそのつど距離を測って金額を算出していました。そのすべての申請を最終的に経理担当者がチェックしていたこと事で莫大な工数がかかっていました。しかし、今では経路探索連携で自動計算できるようになりました。これにより、経理担当者のチェックにかかる工数を約50%程度削減することができました。
検討者へお勧めするポイント
やはり何と言ってもEXCELをそのまま活用できるという点。専門的なスキルが無くてもすべて内製化できる。
申請書の内容変更、新しい申請書の追加、組織変更、人事異動なども、内製化できるからこそ即日対応ができるというのが特筆すべくメリットであると感じています。