早坂 翼
ヤンマーグリーンシステム株式会社|総合(建設・建築)|経営・経営企画職|100-300人未満|導入決定者|契約タイプ 有償利用
X-point浸透、次は自動化と連携へ
ワークフローシステムで利用
良いポイント
導入から1年以上が経過し、X-point Cloudが現場の申請業務にしっかりと浸透しました。申請・承認フローの可視化によって、誰がどこで止まっているのかが一目で分かるようになり、決裁スピードが体感で倍以上に向上しました。
これまでPDFやExcelの申請書をメールで担当者に送付していた手間が不要になり、承認状況もワークフロー上でリアルタイムに確認できるようになりました。申請の進捗が見えることで、催促や確認の手間も減少しています。
また、クラウド型であるため、リモートワークや出張先でもスムーズに申請・承認でき、業務の属人化防止にもつながっています。さらに、現場主導でフォームの追加・修正を行う文化が根づき、業務改善が日常的に行われるようになりました。システム部門に依存せず、現場が自ら業務をデジタル化できる点が最大の魅力です。
改善してほしいポイント
eFormMakerの操作にはある程度慣れが必要で、初めて触る担当者にとってはややハードルを感じる場面もあります。AIを活用した自動レイアウト生成やテンプレート機能が強化されると、より多くの社員が気軽にフォームを作れるようになると思います。また、ワークフローの設定変更や承認ルートの一括更新など、運用管理に関わる部分のUIをもう少し直感的にしてもらえると助かります。今後はInvoiceAgentなど他システムとの連携強化、自動処理との組み合わせに期待しています。次のステージとして「入力・承認の自動化」を見据えた進化を期待したいです。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
社内の申請書を8割以上X-point Cloudに移行し、年間で1000時間を超える紙処理・押印業務を削減できました。従来の紙やPDF・Excelファイルによる申請から脱却し、クラウド上で完結できるようになったことで、担当者間のやり取りが大幅に効率化。申請や承認の状況もリアルタイムに確認できるようになり、業務全体の見通しが格段に向上しました。
また、申請履歴の検索性が高く、過去データの確認や監査対応もスムーズに行えます。これにより、事務処理の負担軽減だけでなく、職場全体の生産性向上にもつながりました。X-point Cloudは、業務のデジタル化を定着させ、次の自動化・連携フェーズへ進むための確かな基盤となっています。
検討者へお勧めするポイント
X-point Cloudは、単なるワークフローシステムではなく、業務の「見える化」と「改善」を同時に実現できる優れた基盤です。特に、紙やExcel・PDFで運用していた申請書をそのままクラウド化できるため、現場の混乱を最小限に抑えてデジタル移行が進められます。
導入後は、申請・承認の進捗をリアルタイムで確認でき、催促や確認の手間が減少。意思決定がスムーズになり、時間だけでなく心理的な負担も軽減されました。現場が自らフォームを作り、業務を改善していく文化が生まれたのも大きな成果です。
また、リモート環境下でも安心して運用できる安定性があり、他システムとの連携や自動化にも拡張性があります。小さく始めて、段階的にスケールできる点も魅力。DX推進の“最初の一歩”として、非常におすすめできるツールです。
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