検索
レビューを探す
レビューを探す

【CAD実用辞典】Jw_cadとAutoCADはどちらを選ぶべきか?機能性&活用現場を比較!

CAD

 代表的なCADソフトとしてたびたび比較検討される「Jw_cad」と「AutoCAD」。どちらも多くの企業に導入されていますが、機能性や操作性、コストなどに違いがあるため、慎重に選定する必要があります。

 本記事では、汎用CADで多くのシェアを誇るJw_cadとAutoCADの違いについて、さまざまな観点から比較します。これからCAD導入を検討される方は、用途や目的に応じて適切なものを選びましょう。

入門用CADとして比較されるが、活用現場は異なる

 建築や製造業界で多くの企業に活用されている汎用CADといえるのが、Jw_cadとAutoCADです。なかでも無料で利用できる「Jw_cad」は2D作図を目的とした入門用CADとして検討されることが多く、国内ユーザーの多いAutoCADとどちらを利用すればよいか悩む方も少なくありません。

 しかし、これら2種類のCADは利用できる機能が異なるほか、活用される現場にも傾向があります。

幅広いユーザーに導入しやすい「Jw_cad」

 Jw_cadの最大の特徴といえるのは、高度な2D作図機能を無料で利用できるという点です。一般的なCADソフトはライセンス購入が必要なため導入コストがかかりますが、フリーソフトであれば手軽に導入できるため、未経験の個人ユーザーや試験的にCAD導入を検討している企業が手に入れやすいといえます。また、手書き感覚を残した独自の操作方法を採用していて初心者にも易しいため、比較的幅広いユーザーに利用されています。主に中小企業や個人事業などの設計部門において多く導入されています。

業務用CADとして高いシェアを誇る「AutoCAD」

 AutoCADの特徴は、世界の標準CADとして高いシェアを確立している点です。業務用CADとして1980年代にアメリカ・オートデスク社によって開発されてから、国内外を問わず、幅広い分野の企業に採用されています。有料ではあるものの、サブスクリプションで利用できる低価格帯のプランや、廉価版の「AutoCAD LT」が展開されているため、企業の用途やメンバーに合わせて柔軟に活用できます。製造から建築、電子制御設計に至るまで多様な業種に活用され、主に大企業に多く導入されています。

機能・操作性の特徴

 無料のJw_cadと有料のAutoCADでは、基本的な2D作図機能が利用できるという点では同じですが、その他の機能性に違いがあります。また、操作性についても大きく異なるため、プロジェクトに必要な機能があるか、使いこなせる人材を確保できるかを考慮して選定しましょう。

Jw_cadは建築設計機能に特化

 無料でありながら、建築設計に特化した2D作図機能が充実しています。建具や設備などのコマンドを利用した簡単作図設計や、透明図やアイソメ図が作図できる2.5D機能、柱や梁などの包絡処理、日影図作成機能などの高度な機能も備えています。建築設計の作業を効率化し、スピーディな作図が可能となります。

 操作性については、Jw_cadならではの「クロックメニュー」により、マウス操作での手書きのような作図が可能です。独学でも習得しやすいという利点はありますが、他のCADにはない独自の操作方法のため、他のCADへ応用したい場合には不向きかもしれません。拡張性も低いため、建築設計以外の多様な業務には対応できない場合があります。

AutoCADは多種多様な業務に対応できる

 建築設計が中心のJw_cadと比べ、AutoCADでは基本の2D作図機能に加えて3D作図にも対応しています。3Dモデリングによるシミュレーション機能などが利用できるほか、他のAutoCADシリーズやそれ以外の製品と連携できる拡張性を備えているため、必要な機能を柔軟に付加できる点が特徴といえます。業種によってコマンドや機能拡張がカスタマイズできるため、新たな業務が増えたときにも対応しやすいでしょう。

 ただし、操作性については、キーボードへの打ち込みによるコマンド操作が必要となるほか、3Dを扱うツールのため、Jw_cadよりも難易度は高くなります。導入するにはAutoCADを使いこなせる人材や教育体制が必要といえます。

コストや今後の経営ビジョンも考慮する

 CAD導入において、運用コストを考慮することは欠かせません。建築設計に特化したCADであればJw_cadでも支障はないと思われますが、他部署との連携業務や国内外のさまざまな企業とのプロジェクトに参加するとなれば、世界シェアの高いAutoCADが求められることも多いでしょう。

 中小企業、個人事業の設計者などはコストの面からJw_cadを選ぶケースが多いと思われますが、今後の経営戦略において、事業拡大や業務フロー改善などを強化したい場合には、AutoCADを導入するのも1つの選択肢です。いずれにせよ、業種によって必要とされる機能や継続コスト、今後の経営ビジョンを踏まえて選定することが大切です。


ユーザーによる顧客満足度をベースに、自社に最適なCAD製品を選ぼう!

お知らせやキャンペーンなどの
お得な情報が手に入ります

会員登録

「CAD」の記事一覧

「CAD」の記事一覧 >

よく読まれている記事

CAD

CAD

CAD

CAD

CAD

CAD

CAD

CAD