非公開ユーザー
その他|デザイン・クリエイティブ職|20人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
グラフィックデザインで利用
良いポイント
ドローソフトは大手A社のモノが有名で確かに色んなことが出来るのですが、歴史も長い分、操作も複雑化しており習得に時間と労力を要します。"Affinity Designer"は後発製品の強みとしてユーザーがドローソフトに最低限求めているものをピックアップして機能を絞り、再デザインして使いやすさをうまく実現しています。これは実際に使ってみるとわかるのですが、最初にマニュアルを見なくても直感的にある程度操作ができます。使い込むにあたってはマニュアルを読む必要がありますが、読めばすぐわかるというぐらいにわかりやすいデザインでソフトが作られています。自分は1日で簡単なロゴの制作が出来るようになりました。かと言って簡単な事しか出来ないわけではなく、余程複雑なものを作ろうと思わない限りは十分な機能を有していますし、制作スピードもA社のモノで作るよりかなり速いです(自分がA社製品を使いこなせて無いせいもありますが…)。ある程度使い慣れた今ではAffinity Designerをとても気に入っています。
改善してほしいポイント
テキスト入力を縦書きにも対応して欲しいです。現在、1行くらいの短い文なら無理やり縦書きのようにする方法は有るのですが、長い文を日本語の縦書きで組むのは現実的ではない状態です。今まではあまりアジア圏のユーザーを重視した開発は行われていなかったようですが、ユーザー数も増えてきてると思うので、今後対応してくれることを期待しています。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
主に映像制作やwebサイト用の素材制作で活躍しています。ドローソフトに必要な機能を絞って機能とデザインを再構築してあるため、短時間で習得できてすぐに実践導入できました。役に立った実例としては"概要図"を作る際に図の中のある部分だけを変更してパターン違いを作りたい場合は、"シンボル"という機能を使えばリンクさせた複数の場所の変更を一度の操作で行うことができ非常に労力と時間を削減できます。
検討者へお勧めするポイント
お勧めではなく注意点ですが、検討中の方でもし"表"を作る機能が欲しい場合は別にシリーズソフトの"Affinity Publisher"が必要です。表を作る機能は"Publisher"に搭載されています。