非公開ユーザー
アル株式会社|情報通信・インターネット|経営・経営企画職|20-50人未満|導入決定者|契約タイプ 有償利用
ノウハウやリソースがなくてもグローバルなサービスが実現できる
ウェブサイト翻訳ツール,AI翻訳ツール/自動翻訳ソフトで利用
良いポイント
社内に多言語対応のノウハウがない状態でしたが、システムの導入から運用まで丁寧に対応いただき、グローバルなコミュニティサービスを実現することができました。
運用中も、管理画面が充実しているおかげで、翻訳辞書の登録や翻訳状況の確認がスムーズに行えました。英語だけではなく、複数言語やマイナー言語を扱う場合、1つの変更にしても運用の手間が数倍に膨らんでしまいます。それらを管理しやすいのは大きなポイントかなと感じます。今回はサービスの状況に合わせて、スピーディーに翻訳個所を追加する必要があったため、非常に助かりました。
また、AI翻訳の精度が心配な部分は、しっかりプロの翻訳家に依頼できる仕組みがあり、安心感がありました。AI翻訳の早さと、プロ翻訳家の安心感、どちらも充実しているのはありがたい点です。
翻訳だけではなく、「AIによるモニタリング」機能も非常に嬉しいツールでした。多言語コミュニティにおいて、ユーザーの投稿内容を監視するのは骨が折れますが、この機能のおかげで少ないリソースで対応できました。
改善してほしいポイント
サービスの利用中にも、どんどんバージョンアップして使い勝手が向上していったため、大きな不満はありませんでした。
強いて言えば、登録している翻訳辞書をエクスポートする機能や、言語ごとの翻訳実績を出力する機能があれば、サービスの運用・改善において役に立ちそうです。(簡易的な言語ごとのアクセス解析機能はすでにありました)
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
大手出版社と共同で展開するグローバル規模のコミュニティサービスを、日本語を含む9言語に対応させるためにAIシュリーマンを活用しました。サービス内に表示する文言をはじめ、ユーザーが投稿する内容もその対象でした。
AIシュリーマンを活用することで、サービス内で表示するUIや定型のメッセージは、事前にプロの翻訳家に依頼したものを翻訳辞書に登録することで確実に指定の言語に翻訳させ、ユーザー投稿はAI翻訳によってリアルタイムに翻訳させるという方法をとりました。これによって、翻訳品質とユーザー体験を高い水準で提供することができました。
通常の機械翻訳では、専門用語などの翻訳精度に難がありましたが、AIシュリーマンのAI翻訳ではその点も高い精度が出ていました。
運用面では、AIによるユーザー投稿のモデレーション機能を活用し、日々のモニタリングコストを大幅に抑えることができ、少ないリソースでサービスを安定的に稼働できようになりました。