非公開ユーザー
株式会社山と溪谷社|放送・出版・マスコミ|その他専門職|50-100人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
高品質な翻訳と万全のサポートが導入の決め手
ウェブサイト翻訳ツール,AI翻訳ツール/自動翻訳ソフトで利用
良いポイント
自動翻訳ツールの導入を検討するにあたり、まず10のツールをリストアップし、その中から5つのベンダーにヒアリングを実施しました。その結果、必要な機能を備え、予算にも見合う2つのツールをトライアルしたうえで、「AIシュリーマン」の導入を決定しました。
導入の最大の決め手は、翻訳の品質の高さです。当社は登山に関する情報を扱っており、場合によっては命に関わるリスクが生じることもあるため、正確な情報発信が求められます。英語翻訳に限定した評価ではありますが、ネイティブに確認してもらったところ、「自然な表現で違和感が少ない」「読みやすく、意図が正確に伝わる」といったコメントをいただきました。
もちろん自動翻訳であるため、完璧とは言えず修正は必要になります。細かい点ではありますが、文中にタグが挿入されていても、一文として修正できる機能は実務上とても重宝しています(※2023年時点では、この機能が備わっていないツールもありました)。
また、サポート体制にも安心感があります。レスポンスの速さや知識の豊富さは高水準で、導入後も丁寧に対応していただいています。
改善してほしいポイント
ツール自体については、現時点で大きな改善点は特に見当たりません。要望を伝えると、改修を前向きに検討いただける体制が整っており、実際にいくつかのリクエストを機能として実装いただきました。
一方で、弊社は月ごとの翻訳文字数に制限のある契約をしているため、ページ数の多いメディアという特性上、文字数上限にすぐ達してしまうことが課題となっていました。その調整には手間がかかりましたが、翻訳言語や対象ページを段階的に増やしていくことで対応し、約1年かけて、最終的には4言語で全ての翻訳対象ページを公開することができました。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
低予算でサイトの多言語展開を実現できたことは、最大の課題解決ポイントです。人力翻訳によるサイトも保有しているため、コスト面での効果を特に実感しています。
また、METAタグやALT属性の自動翻訳、表示スピードの改善、各国に分散配置されたサーバ(CDN)への対応により、多言語ツールの導入で検索エンジン最適化ができる点も魅力的です。人力翻訳の場合はこうした対応を別途行う必要があり、その意味でも大きな負担軽減となっています。
多言語対応を進めたことで、広告施策として英語メニューを新設し、新たなマネタイズにもつながっています。