矢部 恒夫
広島修道大学|大学|人事・教育職|300-1000人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 無償利用
ビッグデータの解析に利用
テキストマイニングツールで利用
良いポイント
膨大な文書データから頻出語句やフレーズなどをAIが自動的に抽出し、その語句同士の相関関係や文脈、さらには語句が使われた際の書き手の感情まで導き出してくれるツール。まずはSNSなどから大学に対する評判や評価などの大量のデータを収集するところから始め、それをまとめて文書化し、ツールにかけると、ワードクラウドや二次元マップ、単語の出現パターンが似ている共起キーワードなども示してくれる。そのため、収集したデータがどのように使われているかを分析するのには最適と言える。語句の出現頻度や品詞によって文字の大きさや色が変わるのも見やすくて良い。
改善してほしいポイント
構造の入り組んだやや難解な文章を分析させると、きちんとした意味や文脈を理解せず、ただ単語を並べて表示するだけといった例が散見される。もう少し文章読解の精度を向上させなければ、論文の分析などには使えない。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
大学に関する口コミサイトやブログなどから本学に関するあらゆる情報をウェブサイトから収集し、世間から本学がどのように思われているか、社会でどう評価されているかを分析するのに用いている。頻出語句の中には良いものだけでなく「Fラン大学」「底辺」などといった悪評も当然並ぶが、それも含めて客観的にデータとして分かるので、大学のイメージアップにはどうすればよいのかを考える良い素材を与えてくれている。このツールがなければ、これまでこんなことはできなかった。
検討者へお勧めするポイント
専門家にしかできないと思っていたことが、自分でもできるようになる。