非公開ユーザー
ランサーズ株式会社|情報通信・インターネット|社内情報システム(開発・運用管理)|100-300人未満|IT管理者|契約タイプ 有償利用
手軽な導入とドア単位の料金体系が魅力
良いポイント
Akerunの料金体系が、ユーザー数ではなくドア(設置箇所)単位の月額課金であることが非常に優れています。多くのSaaSがID数に応じて課金される中で、このモデルは従業員の増減が頻繁に発生する成長企業や、アルバイト・業務委託など多数のスタッフが出入りする環境にとって大きなメリットとなります。従業員が何人増えても月額費用は変わらないため、コストの見通しが立てやすく、予算管理が非常に楽です。また、入退社に伴うアカウント発行・停止のコストを気にする必要がないため、管理者もためらうことなく、必要なすべてのメンバーにアクセス権を付与できます。事業の成長に合わせて安心してスケールできる、非常に合理的な価格設定です。
改善してほしいポイント
アクセス権を管理するユーザーグループの上限が100名なのは、部署やプロジェクトの規模によってはすぐに上限に達してしまい、管理が煩雑になるため、無制限もしくは上限の大幅な緩和を希望します。また、利便性向上の観点から、1人のユーザーに対して複数のICカードを登録できるようにしてほしいです。社員証と交通系ICカードなど、複数のカードを登録できれば、よりスムーズな入退室が実現できます。さらに、スマートフォンの「おサイフケータイ」やApple Payに登録されたバーチャルな交通系ICカードをかざすだけで解錠できる機能があれば、アプリを起動する手間も省け、ユーザー体験が格段に向上するでしょう。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
最大のメリットは、物理的な鍵の管理から解放され、オフィスのセキュリティを手軽かつ安価に向上させられる点です。従来の物理鍵は、紛失時のシリンダー交換や合鍵作成に多大なコストと手間がかかりましたが、Akerunなら管理画面から即座にアクセス権の停止や追加が可能です。「いつ、誰が、どこに入退室したか」の履歴もクラウド上に記録されるため、確実な証跡管理(監査ログ)が実現し、内部統制の強化にも繋がります。既存のドアに後付けで設置できるため、大掛かりな配線工事が不要で、導入コストを大幅に抑えられるのも魅力です。高価なセキュリティシステムを導入することなく、企業の信頼性を高める入退室管理を手軽に実現できます。
検討者へお勧めするポイント
課金がドア単位であること