須藤 雅之
キヤノンITソリューションズ株式会社|ソフトウェア・SI|ITアーキテクト|1000人以上|ビジネスパートナー
これ1台で統合バックアップ環境を構築可能
この製品・サービスの良いポイントは何でしょうか?
このアプライアンス1台で超大企業以外であれば、全てのバックアップを管理、取得可能である。
この製品はバックアップサーバ機能と無制限のバックアップライセンス(取得対象台数無制限)がセットになっている。よって、アプライアンスに内蔵しているディスク容量範囲内であれば、LAN接続しているサーバ類全てをバックアップ対象にできる。
バックアップデータは強力な重複排除と圧縮が行われるため複数世代を取得しても高速かつ、バックアップサーバのディスク消費が少ないバックアップが可能である。特にファイルサーバの様に大量の類似データが保存されている場面では相当なディスクの節約が可能になる。
改善してほしいポイントは何でしょうか?
arcserve社はHWベンダではないので、この製品のHW保守がどの程度の期間コミットされているか、若干の不安がある。一般に5年保守だと思うが7年程度コミット頂けると有難い。
どのようなビジネス課題を解決できましたか?あるいは、どのようなメリットが得られましたか?
バックアップ構成の簡素化、一元化管理が可能となる。
バックアップ設計も一元化されるため、システム拡張も容易になる。
検討者にお薦めするポイントがあれば記入ください
VMware環境では、バックアッププロキシをVMware上に追加する事を強くお勧めする。
バックアッププロキシ(Windowsサーバ1台)をVMware上に設置すると、バックアップ時には仮想マシンのディスクをバックアッププロキシに接続(Hot Add)して、プロキシ上でデータ圧縮等を行った後、アプライアンスに転送する。このためバックアップ速度が最大10倍近く高速になる。