非公開ユーザー
ソフトウェア・SI|プロジェクトマネージャ|1000人以上|ビジネスパートナー|契約タイプ 有償利用
コストパフォーマンスが良く、使い勝手が良い
バックアップソフトで利用
良いポイント
優れている点・好きな機能
・仮想スタンバイとインスタントVM
・ソケット数の課金のみ
その理由
・仮想スタンバイはバックアップと同時にリストア済み仮想マシンを作成する機能で、ダウンタイムを極力取りたくないユーザーへのアピールポイントになる。また、通常のバックアップを取るだけで、バックアップデータから仮想マシンを起動することができるインスタントVMは、別途リソースを用意して仮想マシンをリストアする必要が無く、バックアップデータを起動する感覚で仮想マシンを確認できるため、ウィルス感染時にさかのぼって動作確認するなどが手軽にできます。
・ArcserveUDPの価格は非常に分かり易く、仮想環境であればソケット数に対して費用が発生するだけで、バックアップ対象が何台でも同じ価格で利用できます。また、追加費用無しで前述の仮想スタンバイやインスタントVMを利用できるだけでなく、重複排除・圧縮機能を提供するRPSを多段で構成でき、容量削減だけでなく、遠隔地保管も同ライセンス費で出来る為、同じ費用感のまま、提案の幅が広げることができます。
改善してほしいポイント
欲しい機能・分かりづらい点
・メークアップジョブ
・手動バックアップが最低0世代にできない
その理由
・ArcserveBackupと同様にジョブが実行されないとメークアップジョブが作成されるが、ArcserveUDPの場合、そのジョブが作成されたことがツール上で確認できない。知らないうちに実行されエラーが記録されたり、最悪のケースでは日中のサービス提供時間にバックアップジョブが走り、サービス停止スクリプトを仕掛けてあるとそのままユーザーサービスの停止を引き起こします。私は必ず、メークアップジョブを無効にするコマンドを実行してから使うようにしています。
・手動/カスタムバックアップの世代が1世代以上となっており、次回手動/カスタムバックアップされるまで残る。UDPの仕様上、例えば5年前であったとしてもその手動バックアップからの差分ファイルが残る形で、日々のスケジュール増分バックアップが作成される。つまり、5年運用すると、5年前のバックアップからの差分が記録された増分バックアップファイルが残ってしまい、データの肥大化となる。私はテストでも手動バックアップは利用しないようにしています。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
解決できた課題・具体的な効果
・ただのシステムバックアップから遠隔地保管や普段使いできるリストア
課題に貢献した機能・ポイント
・基本のライセンスだけで、RPSを利用した転送や、各種リストア(仮想スタンバイ、インスタントVM、バックアップファイルを直接開くファイルリストアなど)が利用できる。高機能、安価、分かり易いライセンス体系