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DR環境もスピーディーに構築可能
バックアップソフトで利用
良いポイント
ArcserveUDPは、当然バックアップで利用するのが基本です。しかし、一番助かったのはDR環境が簡単に作れることでした。本番サイトにArcserve UDP ハードウェアアプライアンスを置きVMware、物理サーバーおよびNASのバックアップ、リストアの環境として構築します。DRサイトに、VMwareの仮想マシンを作成しArcserveUDPをインストールします。本番サイトのバックアップデータは、DRサイトにレプリケーションします。さらに、レプリケーションされたデータを仮想マインファイルとして更新します(仮想スタンバイ)。本番サイトのバックアップから、仮想スタンバイの更新まで、日次で行います。こうすることで、前日業後のデータを持った仮想マシンが翌朝DRサイトには待機している状態になります。いざ、本番サイトに障害が発生したときは、DRサイトで仮想マシンを起動するだけとなります。DR環境構築では、ストレージのレプリケーションを利用する等の方法が考えられますが、費用やRTO面でストレージレプリケーションより優位性があります。
改善してほしいポイント
インターフェースがわかりやすくて良いです。反面データベース機能がやや弱い感じがあります。構築中に何回かありましたが、例えば、設定変更後など何らかの処理中に、他の操作を実行するとサービスが落ちてしまうなどの現象が見られました。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
バックアップ機能ももちろんですが、バックアップ良いポイントにも記載したとおり、DR環境構築が簡単にできたことが一番メリットが大きかったです。ストレージのレプリケーション機能を使おうとすると、ライセンスも必要になるしコスト面でも数百万の削減ができたと思います。
検討者へお勧めするポイント
DR環境が簡単に作成できること。