非公開ユーザー
電気・電子機器|経営・経営企画職|20人未満|導入決定者|契約タイプ 有償利用
情報の一元化に有用
良いポイント
CELFはExcel+データベースという感じですが、データベース機能(CELFではテーブルと呼ばれている)を簡単に使えるのがとても良いと思います。
このテーブルを活用すれば、事務系業務で煩雑になりがちな情報の保持、集計、共有を効率化できます。
極端な話、テーブルさえ整えておけば、あとはアプリの作り方でなんとか対応できるので、社内ではテーブルの構成だけを管理者が決定して、アプリは各実務担当者に好きなように作成させるような運用をしています。
アプリは自分好みに作れるので担当者のモチベーションが上がり、ITリテラシーの向上にも繋がっています。
改善してほしいポイント
いま使用している範囲では、変数(一時的な値の保持)に関する処理を複数回繰り返すと動作速度が極端に遅くなってしまうのが最大の問題です。
CELFで変数処理をするときには、シート上に変数用のセルを確保して、そのセルに変数値を保持させます。この時にセルの読み書き処理が発生しますが、セルへの読み書きを何度も繰り返す処理にするとその回数分処理時間が積算されてしまう感じで動作時間が増大します。ちなみに複数セルに一括で読み書きする処理を1、2回行うぐらいではストレスは感じられませんので、読み書きの回数を減らせれば良いのですが、カウンタ変数を使って繰り返すような処理では回数を減らせませんのでどうしても遅くなってしまいます。
テーブル(データベース)への読み書きについては一括処理の機能があるので、同様にセル版の一括処理機能ができたら作成するアプリの幅が広げられるのでちょっと残念です。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
主に生産・物流系の業務で使用しており、データベースとなるテーブルに材料・商品情報、倉庫情報、生産情報、入出荷履歴、在庫情報を一元保持して、アプリは各担当別に用意して業務を効率化しました。
各情報の入力作業はこれまでのExcel利用に比べて50%くらい時間短縮し、テーブル上に全情報があるので他部署への情報共有が必要なくなりました。