非公開ユーザー
その他製造業|経営・経営企画職|300-1000人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
アナログで属人化していたエクセル集計業務をアプリ化できる
ローコード開発ツールで利用
良いポイント
複数の事業部や子会社の実績、予算等の集約・見える化業務を、全てエクセルベースのコピーやリンク式など属人的な方法で集計しているが、アナログなやり方のつぎはぎでエクセル準備・集計に相応の時間がかかり、かつ式のご入力による見つけづらいミスも発生しがちで課題が多かった。CELFのローコードアクションセット作成やDBテーブル作成の基本は、サンプルデータやYOUTUBE等の巷のノウハウ情報を駆使して短期間で習得でき、そのノウハウを使って自前のアナログ作業を、
読込・DBテーブル化・読み出し・集計、さらにほぼエクセル機能を使える画面で加工・関数も組み合わせることができるので、ほぼほぼボタン操作で例月の集計作業が一瞬で完了するアプリを組むことができた。集計のロジックを理解していれば、年間予算集約・シミュレーションのような複雑な処理もアプリ化できると考え、現在試行中。
改善してほしいポイント
手元のエクセル情報をデータとして取り込む際、PL情報などの集計データは見やすいよう、円単位でデータは持っているものの表示上はエクセルの機能で千円単位・百万円単位にしているケースが常である。しかしながら、これらの集計データをCELFで取込みテーブル化しようとすると、見た目の千円単位や百万円単位の数字のままでしか取り込めず、円単位の精緻なデータテーブルを作成するには、もとのエクセルの表示設定を円単位に戻すという作業が必要になってしまう。取込みたい過去データなどを含めると、数百に渡るエクセルシートの設定をいちいち更新するのは物理的に膨大な作業となるため、そのようなデータ集計作業のアプリ化には基本的に使えないのが現行のCELFの致命的な欠点と思われる。
弊社でのCELF活用はまだ試行フェーズであり、この機能の不足のせいで今後のCELF活用は頓挫し解約となる可能性もあり、「読込時点でもとのエクセルが持つ生データをそのままCELFシートに読み出す機能」の新規追加は必要不可欠と考えるので、ぜひ改善していただきたい。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
例月の、事業部・子会社の為替差損益実績の集計、販社の販売・利益実績の社内部署への管理会計上の配賦計算、各事業部の設備投資実績や在庫残高実績など、月次の月報作成作業時に全体で半日以上かかっていた作業が、30分もかからずに完了するなど具体的な業務効率化を実現。アナログの集計ミスを防止できること、これまで本人しか理解していない集計ロジックをアプリ化することで、不在時や将来業務引継ぎ時も問題なくノウハウを継承でき、脱俗人化を実現。また、月々個別エクセルで残っているだけだった月別実績が、CELFの機能でDBテーブル化し蓄積できることで、月次推移分析などが容易になるといったメリットも得られている。
検討者へお勧めするポイント
ローコードは、一度自身の作業をアプリ化する流れを掴めば非常に便利なので、ぜひトライアルの申込をしてみたらよいと思う。セットでついてくる作り方ガイドを参照、および販売会社のオンライン質問を活用することでおおよそ理解することができたので。