非公開ユーザー
ソフトウェア・SI|その他情報システム関連職|20人未満|ビジネスパートナー|契約タイプ 有償利用
自分で作れるから欲しい機能の追加も簡単
良いポイント
パソコンだけでなく、iPhoneで使えるものが作れるのが便利です。
新型コロナが流行し始めた頃から毎日何度も体温測定をするようになりました。最初は無料アプリを使っていましたが、体温だけでなく酸素飽和度や自分の体調や写真での記録もしたくなり、無料アプリでは事足りなくなりました。
そこで以前から使っている Claris FileMaker Pro を使い、iPhoneのFileMaker Goで使えるアプリを自分で作ることにしました。
最初は日時と体温、酸素飽和度の入力欄と、体調が入力できるよう備考があるだけのシステムでした。これだけであれば1日も掛からず作ることができました。基本機能でパスワードをつけることもできるのでスマホに入れても安心でした。
使っているともっと欲しい機能が増えてきました。
体温の推移を折れ線グラフでみたくなったり、薬疹など写真で記録しておきたいことがでてきたり、お客様先に行く前に検温記録をエクセルかPDFにして送付する必要も出てきました。
これら全て、FileMaker Proの機能だけで実装でき、FileMaker Goだけでできるようになりました。
改善してほしいポイント
スマホで手軽に使えるアプリがこんなに簡単に作れるのはとても良い機能ですが、iPhoneユーザーのみ使えるというのがもったいないと思います。
また、アプリを作るために必要なClaris FileMaker Proの価格は1個人で購入するには少し高いものと感じます。
組織として使う場合も改善して欲しいことがあります。FileMaker Serverも導入して使いたいと思っても、5ライセンスからしか使えないというのがネックとなることも多いです。使う人が1〜4人でもFileMaker Serverを使いたい人はいますし、こういう組織もお客様として認識して欲しいと思います。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
かかりつけの医師に体温の記録をグラフで見せたり、その時の具合を写真などで示すことができるようになり、的確な説明ができるようになりました。
また、お客様先への検温記録のメール送信は、最初は記録したファイルを一旦パソコンに移してから作業していましたが、
期間を指定してPDFやエクセル形式にして書き出し、そのファイルを添付したメールをお客様のメールアドレス宛に送信するまでの作業ができるようにしたことで、うっかり送信し忘れてお客様先に行ってしまった時もその場からメール送信できるので便利になりました。
検討者へお勧めするポイント
自分で作ることを考えているなら、何ができるか、それを実現するためにどのくらいのパワーが必要かを知ることが大切だと思います。