非公開ユーザー
医薬品・化粧品|社内情報システム(CIO・マネージャ)|100-300人未満|IT管理者|契約タイプ 有償利用
従来のウィルス対策ソフトとは根本的に違うアプローチなのが良い
良いポイント
何年か前、作成されてから1-2日しか経っていない新鮮なランサムウェアに感染してしまったことがありました。
それまでは「ウィルス対策ソフトを入れておけば大丈夫」と思っていたのですが、定義ファイルの更新が数日おきだったことが災いし感染してしまいました。この日から定義ファイルの更新頻度を1時間にしたものの、それでもタイムラグはあるわけで、万全ではないと思っています。
そもそもの考え方として従来のウィルス対策ソフトは、まずどこかの誰かが感染し(被害を受け)、それに基づく定義ファイルが作られて全世界に配信することで、まだ感染していない他のユーザーが助かるという、いわば人柱な仕組みであることに疑問を感じていました。また、日々何万件と増えているウィルスに対して定義ファイルを作るやり方は、PCの処理能力が高くなったとはいえ、いずれは破綻するのではないかとも感じていました。
一方、この製品は「動きが怪しい」かどうかという振る舞いに対して防御するもので、定義ファイルという概念が無く、誰かが犠牲になることもなく防御するというシステムの考え方に共感し、導入しました。
改善してほしいポイント
製品特性上ある程度は仕方ないことと割り切っていますが、「問題ない動き」に対しても防御してしまうことがあります。
MS、Adobeなどのメジャー製品に対しては反応してしまわないよう対応済みだと思いますが、中堅クラスの製品のサイレントアップデートに反応して防御した際は、「これがウィルスだったら」と思うと反応して良かったと思う反面、この程度の製品にも対応が追いついていないのだな、と思いました。
余談ですが、防御したあとでも「許可」することでそのソフトは使えるようになりますが、「許可」すること=この動きは問題ないということを申告するという点では人柱になっているのかもしれません。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
従来のウィルス対策ソフトから本製品に切り替えたことにより、以下のメリットが生まれた。
1.ランニングコストを半額程度に抑えることができた。
2.オンプレのサーバーが不要になった。
3.良いポイントに書いた理由により、精神衛生上ごくわずかだがストレスが軽減した。
検討者へお勧めするポイント
「良いポイント」に記載した通りなのですが、従来のウィルス対策ソフトの仕組み・考え方に対し疑問を抱いている方(もしくは当製品の仕組み・考え方に対し共感できる方)向けだと思います。
また、気持ち的な面になってしまいますが、人柱になるにしてもウィルスに感染して貢献するのではなく、このソフトは安全だと許可することで貢献できるので、そういった意味でも導入して良かったと思える製品です。
MOTEX担当
OFFICIAL VENDERエムオーテックス株式会社|カスタマーサクセス
ご投稿ありがとうございます。 「従来のウイルス対策ソフトとは根本的に違うアプローチなのが良い」とのお言葉をいただき嬉しく存じます。 また、「問題ない動き」に対しても防御してしまっているとのことでご不便おかけし申し訳ございません。いただきました改善ポイントにつきましては、今後メーカーとも共有し、改善に努めてまいります。 この度は、貴重なご意見をいただきありがとうございました。