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大学|社内情報システム(企画・計画・調達)|不明|IT管理者|契約タイプ 有償利用
大量の請求書や納品書の読取業務に役立っています
OCRソフトで利用
良いポイント
大量の請求書や納品書の伝票が手書きによるものが多く、それらの文字の読取り機能が、AI技術も駆使していることで、かなりの高精度でテキストデータに置き換えてくれます。業務で取り扱っている様々な伝票があり、請求書、納品書、見積書など手書き伝票をはじめ、独自の伝票フォーマット様式で入力されたテキストデータ(特に見積書)も共通のテキストデータとして管理したいことについても、導入前に試験を行い、結果、高精度で変換できていました。AIではない一般のOCRソフトよりも当然ながら利用価値があると判断して、3年前からこの製品の導入に至っており、現在も活用しています。ちなみに、伝票のどの部分をテキスト変換するかの設定も分かりやすく使い勝手はよいです。
改善してほしいポイント
AI-OCRとしての機能でテキスト変換については高精度であり、特に問題はありません。伝票の種類は多種多様に渡っているので、機能の問題よりかは、利用者側の問題(伝票様式の統一や手書きの排除など)といった運用面の改善が必要ということが導入してより実感した次第です。テキスト変換したデータは、RPAと連携を取り、入力必要な画面へ自動入力するまで目指していますが、テキスト変換された内容は、人の介入によりチェックが必要であるので、期待することとしては、人のチェックが必要なところが極限まで無くせることを望みます。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
以前からの慣習で、伝票(特に請求書)は手書きでの受取りがほとんどであり、それを従業員が読取り判断をして、転記する作業を延々と繰り返してきていました。当然ながら業務改善が必要な課題として検討を続けており、このAI-OCRを利用してみることに至りました。導入前には念入りに、現在使用している様々な伝票をAI-OCRでテキスト変換させて、精度を検証しました。伝票の種類は10伝票に絞り、また変換対象箇所も月数千箇所を対象に契約しています。自動化することにより、効果は1年間で6割の業務時間削減に繋がりました。さらに転記ミスの防止にも役立っています。
検討者へお勧めするポイント
AI-OCRにより、手書きの判別が格段に人がするより良好になります。業務時間の削減や転記ミスの削減にも効果を発揮できます。今は他の業務にも当てはめていくことを検討しています。トライアルから無償で検証できるので、試す価値は十分にあり、本製品をお勧めいたします。