IBM Cloudの製品情報(特徴・導入事例)

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IBM Cloud®は、最もオープンかつ安全な企業向けパブリッククラウド、次世代ハイブリッド・マルチクラウド・プラットフォーム、データおよびAIの先進機能、20の業界にわたる深い企業向け専門知識を提供します。データ、コンテナ、AI、IoT、ブロックチェーンをカバーする170を超える製品とサービスを備えたフルスタックのクラウド・プラットフォームです。エッジや他のパブリック・クラウドも含む、既存のインフラストラクチャを使用するIBM Cloudサービス、API、アクセス・ポリシー、セキュリティ・コントロール、コンプライアンスを備えたIBM Cloud Satellite。IBM CloudをRed Hatとともに利用することで、セキュリティーの強化、企業の拡張性、オープンなイノベーションを可能とし、クラウドとAIのすべての可能性が広がります。

ITreviewによるIBM Cloud紹介

 IBM Cloud IaaSとは、エンタープライズ向けパブリック・クラウド(IaaS)です。計算処理主体のワークロードや業務アプリケーション、ビッグデータ、高度な分析など、さまざまな要件に適合する、パワフルで耐久力のあるハードウェア環境を提供。ベアメタル・サーバまたは仮想サーバを数分でデプロイできます。課金は月単位あるいは時間単位で、素早く拡張する必要がある場合は、仮想サーバを使用して処理能力を柔軟に拡張できます。導入企業の業界/業種は多岐にわたります。

IBM Cloudの満足度、評価について

IBM CloudのITreviewユーザーの満足度は現在4.2となっており、同じIaaSサービスのカテゴリーに所属する製品では7位、となっています。

バッジ 満足度 大企業 中堅企業 中小企業
- 4.2 2.5 2.5 4.3
レーダーチャート 価格 使いやすさ サポート品質 導入のしやすさ 機能への満足度 管理のしやすさ
3.4 4.3 3.9 2.9 4.4 3.3

※ 2025年10月31日時点の集計結果です

IBM Cloudの機能一覧

IBM Cloudは、IaaSサービスの製品として、以下の機能を搭載しています。

  • CPUの選択

    インスタンスで利用する仮想CPU(vCPU)のコア数、ソケット数を選択、指定する

  • メモリの選択

    インスタンスで利用するメモリ容量を選択、指定する

  • オートスケーリングの設定

    インスタンスのリソース使用量増減に合わせ、自動的にスケールアップ/スケールダウンする

  • GPUグラフィックス機能の追加

    高性能グラフィックスを必要とする場合、インスタンスにGPUグラフィックス機能を追加できる

  • HPC(ハイパフォーマンス コンピューティング)クラスタの選択

    科学技術演算、並列処理など高性能計算環境を利用する場合、HPC(ハイパフォーマンス コンピューティング)クラスタを選択できる

  • ストレージ容量の選択

    組み込みのインスタンスストレージの容量を指定する

  • ストレージの選択、追加

    インスタンスと同時に使用するブロックストレージ、ファイルストレージ、またはオブジェクトストレージ(AWS S3、Azure BLOB Storageなど)が追加できる

  • ネットワークの選択

    インスタンスにアクセスするためのネットワーク帯域を指定する

  • 静的IPアドレスの選択

    特定のIPアドレスを固定的に利用する場合、静的IPアドレスを選択できる

  • ベアメタル

    クラウド事業者が提供する特定のハードウェアを専有して利用する

  • オペレーティングシステムの選択

    インスタンスで利用できるオペレーティングシステム(OS)を選択する。Windows Serverや各種Linuxディストリビューションが用意されている

  • ミドルウェアの選択

    IaaSサービスのインスタンス上で利用することを想定して設計されたミドルウェアを選択する

  • アプリケーションの選択

    IaaSサービスのインスタンス上で利用することを想定して設計されたアプリケーションを選択する

  • リージョン選択

    クラウド事業者が全世界で展開するデータセンターのリージョン(地域)を選択できる。例えば、ディザスタリカバリーを想定してサイトを冗長化、またはバックアップを実施する場合、日本国内のリージョンと海外のリージョンを選択し、インスタンスを設置する。日本国内に東西のリージョンを用意するクラウド事業者もある

IBM Cloudを導入して得られた効果やメリット

ツールは導入するだけでなく、その後どんな影響があったのかが一番重要となります。 では、IBM Cloudを導入することでどんな効果や、メリットがあるのでしょうか?実際に投稿されたレビューからその一部をご紹介します。

    有滿 豊

    株式会社福岡情報ビジネスセンター|ソフトウェア・SI|ITアーキテクト|50-100人未満|ビジネスパートナー|契約タイプ 有償利用

    企業所属 確認済 販売関係者
    投稿日:

    IBM Powerをパブリッククラウドで利用するときに最適

    IaaSサービスで利用

    良いポイント

    Power Virtual Serverに限った話になりますが、サービス開始から5年以上が経過し、実用面・管理面ともに非常に使いやすいサービスへと進化しています。以前は提供リージョンや利用できるハードウェア世代が限られていましたが、現在は選択するリージョンによって最新世代のPower11も利用できるようになっており、オンプレでは導入が難しい最新ハードウェアをクラウド上で気軽に試せる点は大きな魅力です。コンソール画面の操作性も年々改善されており、IBM iやAIXなどPower系OSの知識があれば、初期構築から運用までストレスなく扱える完成度になっています。

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    HONG JUNSEONG

    HONG JUNSEONG

    株式会社福岡情報ビジネスセンター|ソフトウェア・SI|開発|50-100人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用

    企業所属 確認済
    投稿日:

    学習から小規模運用まで“つながる”のが強み

    IaaSサービスで利用

    良いポイント

    クラウド学習中の自分でも、仮想サーバーやVPC、マネージドOpenShift(ROKS)を使って、ローカル→レジストリ→デプロイ→スケールまで一連の流れを短時間で体験できました。IAMや監査ログ、鍵管理などの基本が最初から揃っており、最小権限や変更追跡を意識した設計が身につきやすいです。料金の見積りやアラートも設定しやすく、学習段階でも“うっかり課金”を避けやすいのが安心材料でした。

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    上原 佳

    株式会社福岡情報ビジネスセンター|情報通信・インターネット|ITアーキテクト|50-100人未満|ビジネスパートナー|契約タイプ 有償利用

    企業所属 確認済 販売関係者
    投稿日:

    安定稼働だがRHEL移行は完全手動

    IaaSサービスで利用

    良いポイント

    クラシックインフラのサーバーは長期間安定稼働しており、ユーザー様の環境を安心して管理できました。オンプレ感覚で操作できるため、既存システムの延命や管理業務に適しています。

    続きを開く
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