大平 健悟
株式会社POL|情報通信・インターネット|プログラミング・テスト|20人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
アトラシアン製品の連携はGood。だが細かい部分で不満あり
プロジェクト管理ツールで利用
この製品・サービスの良いポイントは何でしょうか?
弊社ではコード管理を同じアトラシアン製のBitBucketを利用していますが、BitBucketと連携が非常に素晴らしく、プルリクエストのタイトルや本文等にJiraの課題番号(例:XL-34)を記入するだけで自動でJiraへのリンクが作成されます。また、同社のConfluenceとも連携できるため、課題作成・仕様書・プルリクエストがすべて自動で連携させられる点も非常に良いポイントです。
また、Jiraソフトウェアには、大きく分けて
・クラッシックテンプレート
・ソフトウェア向け
・ビジネス向け
・次世代テンプレート
・ソフトウェア向け
があるのですが、ソフトウェア向けのクラッシックテンプレートを主に利用しています。
トレロのようなカンバン方式で開発を管理するのですが、「完了」になったもののうち、本番リリースしたものだけを表示から消す(リリース機能)が非常に便利です。
リリース機能には、自動でリリースノート作成機能(マークダウンor HTML)があるため、社内広報などにも利用できます。
改善してほしいポイントは何でしょうか?
次世代テンプレートという割にできることが少なすぎ、「なんか次世代だからいろいろできるんじゃない?」と思って導入すると結局クラシックテンプレートに移行し直すハメになります。
また、カンバン等が1つしか作れない(同じプロジェクトでも課題ごとにカンバン作りたい)、課題リスト・検索がなかなかに使いづらい、まとめてバージョン変更・状態変更等が(おそらく)できない、など、かゆいところに手が届きません。
どのようなビジネス課題を解決できましたか?あるいは、どのようなメリットが得られましたか?
弊社の開発体制で課題だったことの一つに、コードレビュー時に仕様が違うor変わることによる手戻りが頻発していたことです。Jiraとほぼ同時期に同社のConfluenceも運用しているのですが、それらとBitbucketを連携することができるため、仕様書やタスクの所在が明確となり、手戻りをへらすことができました。
また、Bitbucketに仕様を書いていた場合、Bitbucket内での検索ができないため、目的の仕様詳細がわからない、等がありましたが、プルリクエストの本文をJiraで代替することで、過去の仕様についてのログをJira上で見つけやすくなりました。
検討者にお薦めするポイントがあれば記入ください
アトラシアン製の別サービスを利用しているならば導入することによるメリットはかなり大きいです。
しかしながら、すでにタスク管理ツールを利用している場合、そのツールでできてJiraでできないものは少なからず存在するため、移行時には十分検討することをおすすめします。