柳川 修一
アクセンチュア株式会社|ソフトウェア・SI|プロジェクトマネージャ|1000人以上|導入決定者|契約タイプ 有償利用
Jiraを利用したタスク・リスク・課題等の管理
プロジェクト管理ツールで利用
良いポイント
・海外でも広く使われているため、海外メンバーと仕事をするときに導入しやすい
・チケットの項目をタブで分けることができるため、作業プロセスごとに項目をタブでまとめれば、どのタイミングでどこまでの項目を入力すべきか直感的に判断することができる
・スプリントバーンダウンなどレポート機能が充実しているため、ある程度の状況把握であればJira内で完結させることができる
・ウォッチしているチケットや自分が作成したチケットが更新されると、あらかじめ登録したメールアドレスに更新通知が届くため、更新の検知漏れが少なくなる。
・カンバンがデフォルトで実装されており、タスクのステータス更新が容易で、進捗可視化にも役立つ。
改善してほしいポイント
・設定が複雑で、キャッチアップに時間がかかる。試行錯誤しながら設定しているが、正しいやり方なのかよくわからないことが多い。また、日付形式を設定できるが、ところどころ反映されない箇所があったりする。
・フィルタクエリの管理機能を導入してほしい。フィルタクエリ名とSPLの内容が一覧化され、管理者が一覧上から編集可能にしてもらえるとメンテナンスしやすい。
・関連付けをする際に、チケットを検索する仕様となっているが、検索結果に表示されるチケットは直近で参照履歴があるチケットのみとなっており(2020年データセンター版の仕様)、広く検索できないため、関連付けしにくい
・チケット作成画面に小チケットを作成するボタンをつけてもらえると、親子関係をつけやすくなる
・親子関係や関連性をもつチケットを検索するクエリが作れるようにしてほしい
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
タスク、課題・リスクなどは各自のPCでエクセル管理することが多かったが、Jiraにすべてを集約することにより、データ一元管理が実現できた。
現在は、プロジェクト管理のすべてをJiraに集約し、タスクも、課題も、リスクも、変更管理も、テスト管理や障害管理までを一元的に取り扱っており、プロジェクト管理でなくてはならないツールとなっている。
また、Jiraにため込まれたデータは、APIでBIツールにデータ連携しており、データ分析や可視化に役立っている。リアルタイムで状況分析できるため、鮮度が増し、迅速な意思決定に役立っている。