非公開ユーザー
保険|社内情報システム(開発・運用管理)|100-300人未満|IT管理者|契約タイプ 有償利用
インストール先の改善を求める
会計ソフトで利用
良いポイント
勘定奉行i11のサポート終了に伴って、勘定奉行クラウドを導入しました。
勘定奉行i11からの移行先としては、ある程度自動的にデータ移行できて、運用担当者も慣れたUIでストレス無さそうです。
またシステム本体が手元ではなくクラウドなので、不具合修正や機能改善のレスポンスが良いと思います。
改善してほしいポイント
システム管理の立場からの意見、要望です。
当該製品はユーザープロファイル(c:\Users\%username%\AppData以下)にインストールされるため、一つの端末を複数人が使う場合は使う人数分のインストールが必要になります。
また、インストール先フォルダが移動ユーザープロファイルの保存対象外(Microsoftの仕様)のため、サインアウトするとプログラムが消えてしまう不具合が生じます。
本件について代理店を通じて、インストール時にインストール先を指定できるように改善を要望しましたが、利用ユーザーが多いから修正できない、という理由で対応頂けていません。
i11からの移行の都合で当製品を選択しましたが、利用料が買い取りではなく期間契約なので、改善の見込みがないなら他社製品への乗り換えを検討します。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
当社は本社といくつかの拠点で構成されていて、経費関連業務について従来は、拠点でAccessで作成した簡易的なシステムを使った入力→csv出力→本社の勘定奉行i11で統合処理、という処理でした。
これを全て本社集中するに当たり、従来の勘定奉行で言うところのネットワーク版が必要になりましたが、タイミング的にクラウド版が適切な選択と判断しました。
単純なシステムコストは従来のi11スタンドアロンよりも高くなりましたが、従来はスタンドアロン端末を交代で使っていたものが、複数の業務担当者自身の端末で利用できるようになって、業務効率が上がりました。
検討者へお勧めするポイント
運用部門の立場からはさほど問題無いと思います。特に従来から勘定奉行シリーズを利用している場合は、移行後の違和感が少ないと思います。
システム管理者の立場からは、別掲の通り、ある程度根本的な改善を望む点がありますので、自社のシステム的構成やセキュリティ方針とその実装方法にマッチするか?事前にしっかり確認される必要があります。