非公開ユーザー
病院|デザイン・クリエイティブ職|300-1000人未満|IT管理者|契約タイプ 有償利用
やや型遅れな面も否めないが業務用ツール作成に便利なツール
データベース管理で利用
良いポイント
そこそこ大量のデータを簡単なGUI操作で扱えるというのがウリのAccess。
テーブル、クエリ、レポートなどの部品とそれらを繋ぐマクロを作っておくだけで、いわゆる雑務的な業務の自動化が可能となります。
条件をフィルタすることで週報や月報の作成も容易。このあたりは他の表計算ソフトでは簡単には実現できず、まさにAccessの強みといえます。
そしてそれらは特にスクリプトなどのいわゆるプログラミング的な言語を記述せずともマウスのクリックなどでほとんど実現できるということ。実際に作ったデータベースで少しでも業務が楽になると、なんだか嬉しくなってしまいます。
省力化だけでなく、データベースという分野をまず最初に触ってみる、学習的にも非常にいいソフトです。
改善してほしいポイント
複数ユーザーでの同時使用などはやや荷が重いというか、本格的なデータベースエンジンに比べると処理がかなり重い。編集ロックされてしまうことがあるのも不便。
古いバージョンで作ったものは高解像度モニターへの対応ができないようで、特に社内の先輩達が作ったAccessのシステムはそのまま活用できないことがある。可能であれば自動変換できる機能がほしい。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
いわゆる部署単位での顧客管理システムとしてAccessで作ったものをツール化して利用しています。
氏名を入力すると顧客名簿に日付とその情報を記録、と同時に複数のプリンタでA4用紙の指定様式とカードサイズのネームプレートに印刷を行う。
月末の締日には日付でフィルタした顧客情報をカテゴリごとに分類してカウントを行ってレポート印刷するといった流れをほぼ自動で出来ます。
そのおかげで受付時間はかなり短縮化しましたし、月報作成のための残業も大幅に減らすことが出来ました。