安田 博志
安田金属工業株式会社|鉄・金属|品質管理|100-300人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
色々な使い方が可能です。
表計算ソフトで利用
良いポイント
CM等で表計算ソフトは悪であるようなイメージが流れていますが、表計算ソフトの代表であるエクセルは表計算以外のにも使えて便利です。
簡単なデータベース的な使い方もできるし、コンピュータやWordが苦手という現場作業者も、決まったセルに数値を入力するようなシートを作成すれば簡単に入力できるので使ってくれます。
また、手順書などを作成するのも枠設定等が簡単なのでWordのようなワードプロセッサーよりも重宝しています。
マクロ機能を使えば定型作業を自動化できます。
官公庁への提出書類もエクセルで作成するよう指定されることもありますので使えた方が有利です。
改善してほしいポイント
これは、初心者だからの意見かもしれませんが、画面で見えているものと印刷して出てくる結果が違うという事が一番の難点だと思います。画面内でレイアウトや文字サイズなどを調整して枠内に納まっているから良いと思い印刷すると枠から文字がはみ出ていたり、1ページのはずが2ページになって印刷されたりします。確か、Microsoftのうたい文句に「What you see is what you get.」という言葉があったと思います。この言葉通りになると良いと思います。
もうひとつは、コンピュータウイルスの媒介になっていることが問題だと思います。エモテットというウイルスは、エクセルのマクロ機能に悪意のある仕組みを組み込んでメールの添付資料として拡散されているケースが多いと聞いています。悪意のある使用方法ができない仕組みにして欲しいです。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
アルミニウム押出形材に表面処理を施す部署では、紙のグラフに液中の各薬品成分濃度や補給実績を書き込んで管理していました。(この紙の様式をエクセルで作成していた。)
せっかくエクセルで様式を作成していたので、様式ではなくデータを入力する表として活用するよう提案しました。
これまでは紙だったので濃度低下と補給のタイミングを計る時は、紙を何枚かめくってある意味感覚で補給量・タイミングを決定していました。
データ化してからは、そこに処理量を当てはめることで単位量当たりの濃度低下が把握できるようになり、最適なタイミングで補給できるようになりました。成分濃度の安定が品質向上につながり歩留まりも上がりました。
検討者へお勧めするポイント
エクセル(表計算ソフト)は、多機能なので便利です。