良いポイント
Excelといえば表計算ソフトですが、私にとっては「VBAご用達のソフト」になっています。
たとえば他の勤怠管理システムからCSVをダウンロードし、Excelに取り込んでVBAで自動処理を回す。深夜勤務の有無や残業時間を集計するなど、業務監視にも活用しています。文字化けもなく綺麗にデータを読み込めるので安心です。
また、ダイバーシティの切り口では「女性管理職の人数」を従業員マスターから引き出し、ピボットテーブルで集計。特に「おすすめ」機能を使えば、Excelが自動で最適な表を作ってくれるのはとても便利です。
さらに外部データとの連携にも強く、APIを通して気象情報を抽出するような使い方も可能。AccessやWordと組み合わせて差し込み印刷の元データを作るなど、「業務のハブ」としての存在感があります。
改善してほしいポイント
Excelを“文書作成ソフト”として使ってしまう人がいるのは課題だと思います。段組みや改ページなどはWordの方が得意なので、そこは役割分担した方が効率的です。
また、個人的な希望ですが「Wordにタブがついて、タブを押すとExcelが開く」みたいな統合機能があれば最高だと思います。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
・CSVのデータ取り込みから集計までを自動化でき、業務効率が大幅に改善
・VBAによる定型処理で残業・深夜勤務チェックが容易になった
・ピボットテーブルで管理職比率などダイバーシティ関連データを即座に可視化
・WordやAccessとの連携で、表彰状や封筒作成など付随業務も効率化
表計算だけにとどまらず、業務全体の「土台」として機能していると感じます。
検討者へお勧めするポイント
Excelはすでに多くの方が使っていると思いますが、「表計算」だけでなく「やりたいことを実現する根本のツール」として捉えるのがおすすめです。
・CSV加工・データ抽出
・外部APIとの連携
・VBAによる自動処理
・Word・Accessとの連携による文書作成や差し込み印刷
初心者は簡単な集計から、ベテランは高度な自動化まで幅広く活用できる。Excelは単なるスプレッドシートではなく、業務の基盤を支えるソフトだと思います。