非公開ユーザー
官公庁|社内情報システム(企画・計画・調達)|300-1000人未満|IT管理者|契約タイプ 有償利用
レコード数が数万程度のデータまでは非常に有用
表計算ソフトで利用
良いポイント
表計算ソフトのトップシェアを獲得しているとおり、簡単な統計処理から各種関数を利用したレコード処理・制御などやれることが幅広く、その上学習コストも少ない。さらにcsvファイルを扱える点が優秀で、csvファイルをExcelで読み込み、Excelの関数で精査や整形し、簡単にグラフ化することも容易にできる。簡単なログ解析、資料用のグラフ作成まで用途は幅広い。
改善してほしいポイント
レコード数やカラム数が多いとファイル容量が肥大化し、開くにも時間を要する。さらにブラグインを読み込んだりすると、ファイルを開くまでに1分以上かかることもある。エクセルファイルの構造上の問題と思われる。
また、このような大きなファイルを分析するには、専用の言語の方がやりやすい。VBAや関数でコードや数式を書いて分析するには機能が少なすぎる。Python, Julia, Rあたりを使えるようにしてほしい。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
上記で使いにくいと表現したVBAを使って複数ファイルのレコード結合を行うコードを書いた。今までの担当者は1つずつ手で開いてコピペしていたが、VBA で自動化することで数時間かかっていた作業を数十秒にすることができた。一方でこのようなVBAによる効率化の効果は凄まじいが、コードのメンテナンスが随時必要といったデメリットもあることを付け加えておく。
検討者へお勧めするポイント
簡易な統計処理はカーソルを合わせて範囲指定するだけで出来る。合計や平均などは電卓など使わず右端に結果が表示される。紙のデータが多い企業では導入することで、計算ミスなどの人的ミスも確実に減少する。