吉田 陽一
フリーランス|放送・出版・マスコミ|デザイン・クリエイティブ職|20人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
定番ツールならではの安定性と信頼感
表計算ソフトで利用
良いポイント
Microsoft Excelの優れている点はその普及率だと言えます。1回操作を覚えれば、多くの会社や団体が本ソフトウェアを導入しているため、転職や部署異動でパソコン環境が変わってもソフトウェア操作を一々覚え直す必要がない、という大きなメリットがあります。
例えば出版業界で言えば、名の通った大手出版社から個人経営の小さな編集プロダクション、さらに印刷所などでも、多くがMicrosoft Excelを導入しているため、Microsoft Excelで作成した見積や台割を送付しても文字化けなどのトラブルになることはほぼありません。このように様々な業種で共通に使用できるソフトウェアとしてビジネスの効率化や時短に繋がっています。
改善してほしいポイント
Microsoft ExcelについてMac版とWindows版ではメニュー配置など操作廻りが異なっている部分があり、せっかくの同一ソフトウェアで操作やUIの統一ができていない点を改善して欲しいと思っています。
以前、MacとWindowsが混在する企業でヘルプデスクを担当していましたが、電話やチャットでサポートした際、両者の違いで社内のユーザーが混乱したことが何度かですがありましたので、UIや操作系の統一を早期に実現して欲しいと考えています。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
編集者として納品データのフォーマットが標準的でないもので納品された場合、こちらの作業のできる形式に変換しなければなりません。例えばワードプロセッサーの文書やデータベースなどは筆者によっては現在あまり使われていない形式や国内ではすでに販売されていない製品のデータ形式で納品される場合があります。しかしExcelに関してはほぼ世界標準と言っても過言では無いため、幸いにもExcelデータ形式以外で納品を受けたことはなく、その点で効率化・正確さ・納期短縮を実現していると考えています。
検討者へお勧めするポイント
最新版のExcel365について、上記でも言及した様に数値の視覚化などの改良でかゆい所に手が届く感じなり、また、Excel365についてWindows10環境で使用している状況では動作が非常に安定している印象があります。見積作成から様々なデータの分析など汎用的に使用可能な表計算ソフトウェアとして最良と言えると思います。