良いポイント
私が初めて使ったPhotoshopのバージョンは「Photoshop 2.0」だった。当時は矩形が描ける、グラデーションが簡単に作れるといった、今ではスマホでもできることが、当時のMacでは珍しく貴重だった。今から思えば夢のような機能が満載だった。一長一短はあるものの、AIによる修正機能は実に素晴らしい。あれほど切り抜きに苦労したモデルの髪や動物の毛なども、簡単に自然に切り抜ける。場合によっては少々デッサン力がなくても、それなりの絵面を作ることができる。昔はPhotoshopを使いこなすには、ある程度のデッサン力が必要とされていた。簡単な動画も数秒レベルで作れてしまう。時代が進むにつれて技術が進歩するのは凄いものだ。デザイナーが仕事をする上で、後工程で必要とされる処理や基本的な技術の理屈さえ理解していれば、2026年2月時点のPhotoshopで不自由はないのではないか?
改善してほしいポイント
わがままかもしれないが、1点だけ改善してほしいのは、AI生成による修正の齟齬だ。これは日本語の理解が浅いこと、もしくは入力の解釈ミスが原因だと思われるが、LLMが強化され、入力が蓄積されるにつれて改善されていくと思う。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
複雑な要素が絡み合った写真では、特定の要素を取り除く作業が必要な場合、昔なら専門家に長時間の作業を依頼して修正してもらっていたが、今では数分で解消できるため、作業工数だけでなく外部との折衝にかかる時間も節約できる。
検討者へお勧めするポイント
バナーを作ったり、SNSにアップする写真を修正したりする程度のレベルであれば、Photoshopまでは必要ないでしょう。
主に印刷媒体・Web制作・映像制作に従事する人は、Photoshopが使えるに越したことはないです。
付け加えて言うと、Photoshopが機能的に便利になったとしても、やはり『デッサン力』はあった方が良いです。最近はPhotoshopの機能が強化され、あまりデッサン力は求められなくなったように思いますが、さらに良いクリエーティブを求めるのであれば制作に必要なスキルは(Photoshop:デッサン力=6:4)ぐらいじゃないでしょうか。Photoshopだけに頼っていては良い造形は作れないと思います。