非公開ユーザー
電気・電子機器|デザイン・クリエイティブ職|1000人以上|導入決定者|契約タイプ 有償利用
古い写真も映像用テロップも自在に扱える万能ツール
グラフィックデザインで利用
良いポイント
写真のレタッチ機能が圧倒的に優秀。
ヒストグラムを見ながら白飛びや黒潰れを確認できるのはもちろん、Camera RAWのテクスチャや霞除去は精度が高く、10年前のデジタル一眼で撮った写真でも今の商用案件にギリギリ耐えられるレベルに持ち上げられる。
正しいライティングで撮影された写真であれば、大判印刷以外では大きく遜色がない。
さらに便利なのがレイヤースタイルで、映像制作で使うテロップ制作には欠かせない存在。
他ソフトでは代替不可能な表現が可能で、正直ここだけでもPhotoshopを使う理由になる。
写真だけでなく映像やデザインの現場でも「万能の柱」的役割を果たしている。
改善してほしいポイント
数値入力で全角を弾く仕様は不便。
PremiereやAfter Effectsでは普通に入力できるのに、Photoshopだけ動作しないのは統一性に欠ける。
画像のサイズ変形もIllustratorほど直感的ではなく、もう少しシンプルにしてほしい。
マスク機能も強力ではあるが操作にクセがあり、習熟が必要なのがネック。
もしここがもっと簡単になれば、他ソフトを併用せずPhotoshop単体で完結できる場面が増える。
AdobeがCreative Cloudを契約させたい意図が透けて見える部分もあり、統合を進めるか、単体での完成度をさらに高めてほしい。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
過去に撮った写真資産を現代でも通用する品質に引き上げられるのが大きなメリット。
再撮影が不要になり、時間もコストも削減できる。
映像制作においては、テロップやグラフィック素材をPhotoshopで作ることで、Illustratorに頼らずとも高品質なものを短時間で仕上げられる。
結果として制作フロー全体の効率が向上し、納品物のクオリティも安定する。
クライアントに対して「古い素材を蘇らせる技術」と「安定したデザイン力」の両方を提供できるのが大きな強み。
検討者へお勧めするポイント
写真加工だけのソフトと思われがちだが、実際には映像やデザインでも強力な武器になる点が最大のおすすめポイント。
特にレイヤースタイル機能は、影や縁取りを自在にコントロールでき、同価格帯のソフトには代わりが存在しない。
Camera RAWの調整力も強力で、古い写真でも現代に通用する見栄えにできる。
写真もデザインも一つのソフトで幅広く対応できるのはPhotoshopならでは。
コストは高めだが、時間短縮と品質向上の両立を考えると、費用対効果は十分に高い。