非公開ユーザー
その他サービス|その他専門職|20人未満|導入決定者|契約タイプ 有償利用
受発注の双方が安価(or無料)で導入できるが使い分けが重要
良いポイント
優れている点・好きな機能
・導入コストが安く済む
-- 初期費用がかなり低いので、とりあえず試しに使ってみるというのもあり。翻訳者側のコストがゼロというのも嬉しい。
・サブスクリプション
-- 辞めたいときに辞められるので、導入のハードルが低い
・定期的にアップデートされている
-- バージョンアップにコストを掛けなくても良い(サブスクがそのコストになっているのだが)
・翻訳者アカウントを使い回せる
-- 同時に使用しなければ、案件ごとに別の人に貸し出せるので経済的
・エディタが高機能
-- ローカルのエディタでできることが多い。エディタだけを見ればTradosにも負けない。
・クラウド型
-- どこからでも、だれでも、プロジェクトを管理できるというのはメリット
・プラットフォームに依存しない
ブラウザベースのクライアント意外にも、MacバージョンがあるCATツールは珍しい。Macしか使っていない翻訳者に依頼ができるのでここはかなりポイントが高い。
改善してほしいポイント
・プロジェクトの準備やファイルのアップロードに時間がかかる
-- クラウドなので仕方がないが、このあたりはローカルのCAT/TMSにはかなわない。大型のファイルだとかなり時間がかかるのでストレス。
・細かな設定が手動で、一括適用などがない
-- テンプレートも用意されているが、TMやTDをまとめてプロジェクトに関連付けたりすることができない。その都度画面をクリックして、画面が切り替わり、またクリックして……と続くので、効率がわるい。操作をしていてストレスになる。
・Tradosとの互換性を高めて欲しい
-- 現時点でもxliffファイルを翻訳することはできるが、そのままTradosに読み込ませられるレベルまで互換性を高めてもらえると嬉しい。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
MacユーザーにもCATツールを使ってもらうことができた。
大型の案件を複数の担当者でうまく分担して進めることができた。
検討者へお勧めするポイント
おそらく、クラウド型のCAT/TMSで最も安価で導入しやすいツールではないかと思います。コストも安いので、とりあえず使ってみるというスタンスでもよいと思います。レビューで書きましたが、こまかな設定やTM/TDの指定をするのに何度もクリックしなければいけなかったり、大型のファイルの処理に時間がかかったりと、意外なところで非効率さを感じました。
CATツールを持っていない(or Macユーザーで使えない)という翻訳者さんに発注できる仕事が増えるという点ではとてもよいソリューションです。