非公開ユーザー
情報通信・インターネット|社内情報システム(開発・運用管理)|300-1000人未満|IT管理者|契約タイプ 有償利用
DMARCレポート分析を効率化し、メールセキュリティ強化
良いポイント
・視覚的で分かりやすいダッシュボード
XML形式の難解なDMARCレポートが、色分けされたグラフで直感的に理解できる
・豊富なフィルター機能
大量のDMARCレポートを効率的に絞り込み、必要な情報を素早く発見できる
・認証状況の可視化
DKIM認証、SPF認証の一致割合が%で表示され、全体の合格率が一目で把握できる
・脅威マップ機能
送信元の国が視覚的に表示され、なりすましメールの発信元を特定しやすい
・その他
フィルター機能により、膨大なDMARCレポートから問題のあるメールを効率的に発見できる
関係部署への説明資料としても活用でき、セキュリティ状況の共有が容易になった
改善してほしいポイント
・日本のIPアドレス分類の精度向上
現状、日本のIPアドレスが「Japan Network Information Center」として一括りにされてしまい、送信元組織の特定が困難。より詳細な組織情報の取得を希望
・初心者向けマニュアルの充実
メールセキュリティの専門用語や、レポート結果から導き出すべき対処法を解説するドキュメントがあると良い(全員が詳しいわけではないため、説明するのに時間がかかる)
・AIによる自動提案機能
直近の傾向や改善ポイントをダッシュボード上で自動的に指摘してくれる機能があると便利
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
・DMARC認証失敗の正規メールを発見
本来届くべきメールが認証失敗していることを特定し、設定を修正できた
・なりすましメールの検知
ダッシュボードの分析により、自社ドメインを使ったなりすましメールを発見。DMARCポリシーをp=rejectに設定していたため、被害を未然に防止できた
DMARCポリシーの確信的な変更
本サービス導入前は個人の知見に頼った分析で判断が難しかったが、データに基づいて自信を持って「reject」ポリシーに変更できた
レポート対応時間の大幅短縮
毎日大量に届くDMARCレポートを人手で確認・分類する作業から解放され、業務効率が向上
検討者へお勧めするポイント
「DMARCレポートが読めない」「対応方法が分からない」「時間をかけたくない」という課題を抱えている企業に特におすすめできるかと思います。
竹洞陽一郎
OFFICIAL VENDER株式会社Spelldata|
レビューをありがとうございます!貴重なご意見、大変参考になります。 ・日本のIPアドレス分類の精度向上について ご不便をおかけしており申し訳ありません。 技術的な背景としましては、IPアドレス自体が個別の組織(AS番号)を持たない場合、どうしても上位の管理組織である「Japan Network Information Center (JPNIC)」として表示されてしまう仕様となっております。 現状では詳細な特定が難しいケースもございますが、判定に迷うIPがございましたら、サポート窓口までお気軽にご相談ください。 (補足ですが、今後新たにメール配信サービスを選定される際は、独自のAS番号を持つサービスかどうかを確認ポイントにされると、メール配信における到達性がより高まるかと存じます。) ・初心者向けマニュアルの充実 専門用語の解説や対処法、難しいですよね。 実は現在、PowerDMARCの解説書の出版に向けて準備を進めております! より分かりやすく学んでいただけるものになる予定です。 完成しましたら真っ先にご連絡いたします。 それまでの間は、ご不明な点があれば遠慮なく私どもに「これってどういう意味?」と聞いてください。 ・AIによる自動提案機能 非常に素晴らしいアイデアをありがとうございます。 早速、PowerDMARC開発チームへ「日本のユーザーからの強い要望」として機能追加のリクエストを提出いたします。 メーカー側の開発ロードマップに載せられるよう働きかけますので、共有リンクをご連絡しましたら、賛成の一票を投じて頂けるとありがたいです。