非公開ユーザー
その他小売・卸売|その他専門職|300-1000人未満|IT管理者|契約タイプ 有償利用
ビジネスチャットで利用
良いポイント
Dataverse for Teams を利用して、Power Virtual Agents を Microsoft Teams から利用できる形で利用しています。
一番の特徴として、Power Virtual Agentsはプログラミングの知識がない人やそれが本業ではない人が、プログラムコードを記述せずに、ノーコード(GUI 画面上)で、チャットボットを作成できる点です。ユーザーに選択肢を提示したり、選択肢の回答を基に会話フローを分岐させたりすることも、GUI のチャットボット作成画面から行えます。
Dataverse for Teams 経由なら無料で Power Virtual Agents を利用できます。この場合、ボットとやり取りできる場所(プラットフォーム)は Microsoft Teams に限られますが、Teamsが社内の主な連絡ツールである場合は要件を十分満たせます。
改善してほしいポイント
Dataverse for Teams 経由の Power Virtual Agents 利用に限った話かもしれませんが、チャットボットの作成・管理権限が Teams のチーム所有者権限と同一であるため、チャットボットを作成するためには、作成者が当該チームのチーム所有者になる必要があります。そのため、
例えばチームの所有者権限を渡さずに、チャットボットの作成権限だけを渡すといった権限設定ができません。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
ユーザーが社内の会議室の空き状況(Outlook 予定表)の知るためには、各自の Outlook に会議室の予定表を登録する準備作業が必要(特にスマホで見たい場合)で、事前準備せず会議室の空き状況を知ることができないという課題がありました。
この課題に対して、 Power Virtual Agentsと Power Automateを連携させて、ユーザーがチャットボットに空き状況を知りたい会議室の部屋名と時間帯を選択肢から選ぶと、当該会議室の空き状況を Power Virtual Agents がユーザーへ回答するという会話フローを作成した結果、毎月平均50回程度この会話フローでPower Virtual Agents が利用されており、ユーザーの利便性向上に繋がりました。