良いポイント
優れている点・好きな機能
・海外の関連会社との発注、支払等が、ほとんど変更もなく使える。国内顧客への売上処理も日本語へ変換するだけで
問題なく使える。
・何か不具合があっても、24時間、海外IT技術者が対応してくれる。
・品番登録が、世界共通で使用できる為、海外との取引が問題なく進む。
その理由
・ドイツのERPシステムであり当社関連会社のEU,USA, BRAZIL等の製鋼会社でも同じシステムを使用しているため、日本への導入も割と簡単に出来た。
・2015年に日本でも導入しましたが、海外では、10年以上の使用実績があり、最初は戸惑いましたが、半年もMIRO,
MIGO処理をしているとすぐなれます。
改善してほしいポイント
欲しい機能・分かりづらい点
・各コマンドがどのような機能を持っているか日本語で検索できるヘルプが欲しい。
・TAB仕入れ、売り上げ処理の場合、例えば10個注文をもらって、そのうち3個だけ売上をする場合、残りの売上利益管理をするのが、むずかしい。
・仮のインボイスだけ作成できる機能が欲しい。
その理由
・SAP ERPの画面だけ見ても最初何もわからなないので、英語のマニュアルを読んで、自分でコマンド一覧表を作成しました。
・何が残高として残っているかEXCELで別に表を作成して管理しています。あるいは、納期がだいたい読める場合は、2分割TAB売上処理をしています。
・海外に鋼材を輸出する際、インボイスを先に出さなくてなならず、乙仲、船の費用、国内の費用未定のままでは、SAP上、売り上げ処理ができないので、インボイスのみ他のシステムで作成していた。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
解決できた課題・具体的な効果
・海外製鋼所から輸入するSAP上の鋼材の重量と実際の重量に差が出ていた。実際重量に近い公差になるように海外取引先に提案し、受け入れられ実際重量を1%以内に収まるようになった。
課題に貢献した機能・ポイント
・日本では、鋼材マスターはいじれないので、製造元と交渉し問題は解決した。一度に20トンほど輸入するが以前は3%ほど重量の誤差があった。
検討者へお勧めするポイント
海外では、ほぼ80%程度が使用しているシステムです。最初はわかりずらいかと思いますが、海外との取引には必須のシステムです。日本のインボイス制度への対応もすぐ出来ました。