非公開ユーザー
その他サービス|社内情報システム(企画・計画・調達)|300-1000人未満|IT管理者|契約タイプ 有償利用
ファイル転送サービスで利用
良いポイント
クラウドサービスの多くが、利用者人数で課金されるのに対して、SECURE DELIVERは、利用者登録が標準プランで10000名まで可能なため、よほどの大企業でない限り標準プランで間に合います。
費用は、基準の送受信データ件数が決まっていて、それを超えた分が従量課金されるような形式のため、どちらかというと「利用者人数は多い(1000人規模)が、送受信データ量はさほど多くない」ようなケースで、コストパフォーマンスが最大になると思います。
契約企業から取引先への送信機能だけでなく、取引先企業から契約企業への受信(引き取り)にも対応でき、保存データは暗号化されているなどセキュリティ面もしっかりしています。
シングルサインオン(SAML認証)にも対応しており、アカウント管理負荷も比較的低く抑えることができます。
昨年UIの更新があり、以前よりも使いやすくなりました。
改善してほしいポイント
利用者機能にはほとんど不満はないのですが、管理者機能が充実していないと感じます。
説明するのが難しいのですが、組織変更に伴う組織階層のメンテナンスが非常にめんどくさいです。
APIを充実させるなど、標準機能でプログラマブルにアカウントや組織の管理ができるようになると大変助かります。
あと、SAML認証設定が、多くのクラウドサービスでは利用者側の管理画面で設定を完結できるのですが、SECURE DELIVERではサービス提供事業者で設定してもらう必要があり、IdPの変更や、設定変更などに対して柔軟性に乏しいです。
管理画面からSAML認証に関するすべての設定ができるようにしていただきたいです。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
社内から社外にデータ共有する際、クラウドストレージ経由だと利便性は高いのですがセキュリティ面で不安があります。
その点、SECURE DELIVERは、送信単位で宛先を指定してファイルを共有する方式なので、セキュリティ面の不安はありません。
保存データも暗号化されているため、万が一サーバー側で情報漏洩が発生しても外部に利用者データが漏洩するリスクが少ない点もメリットに感じています。
送信のみならず、受信にも対応している点も大変助かっています。
検討者へお勧めするポイント
アカウント登録人数が多く、送受信データ量はさほど多くない企業に最適なファイル転送サービスです。
取引先からの受信にも対応していますので、リアルタイム更新を要求されない取引先とのファイル共有に関して言えば、このサービスだけで課題が解決できると思います。