非公開ユーザー
その他|その他専門職|20人未満|導入決定者|契約タイプ 有償利用
翻訳者が実務レベルで活用できる自動翻訳ですね!
良いポイント
昨今、様々な自動翻訳がリリースされていますが、何と言っても、過去の翻訳資産を活用して訳文の翻訳精度向上を図れることです。ただし、この翻訳精度向上は、名詞、名詞句のみと限られますが、良質な翻訳資産が多くなるほど翻訳精度が向上します。また、T-4OOには、訳文の編集機能がありますが、相当便利なものになっています。翻訳対象の文書内で似た文書を比較したり、翻訳資産や附属の辞書を参照したりと、これらが1つの編集画面できるので、正確な編集を可能にする機能が詰まっています。その他にも、高精度の翻訳には欠かせない、翻訳分野の選択機能や、附属の「究極の辞書」も魅力の一つです。
改善してほしいポイント
T-4OOに限らず、多くの自動翻訳にも言えることですが、原文と訳文が左右で表示されることです。原文のみ又は訳文のみを見る場合には、特に問題は感じられません。しかし、訳文を編集する際には、上下表示の方がストレスなく編集できます。そのため訳文編集には他のツールを使っています。左右表示と上下表示が切り替えできる機能がほしいところです。また、訳文編集機能は、様々な便利な機能を備えていますが、動作が重く感じられます。機能自体は良いものなので、早くなればより使い勝手が良くなると思います。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
特許翻訳の処理速度の向上に貢献しています。自ら翻訳するよりも少なくとも20~30%の処理速度の向上が実現しました。もし、充実した翻訳メモリやCATツール等と組み合わせれば、更なる処理速度の向上も見込めます。
検討者へお勧めするポイント
高精度の自動翻訳を実現するには、翻訳対象の分野にマッチした自動翻訳を選択することがベストです。T-4OOは、様々な分野に対応しているため、多くの分野の翻訳を必要とするならば、最適な自動翻訳の1つとなるはずです。また、名詞、名詞句のみとなるが、学習機能も備わっているため、使い込むほどに翻訳精度が向上するのも魅力です。