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手軽にクラウドリソースの最適化を実現
統合運用管理ツールで利用
良いポイント
AWSやAzureなど、仮想マシンを始めとしたクラウドリソースの最適化を提案をしてくれます。
リソース過剰によるコストの削減だけでなく、リソース不足に対する増強提案もしてくれるのがとても良いポイントです。
仮想マシンでいうと、1,000を超えるインスタンスの中から最適な変更提案をしてくれるので、人の手による分析検討の手間が軽減され、大幅な工数削減につながりました。
仮想マシンにアタッチされていない不要ボリュームの削除提案など、簡単に実行可能な最適化提案もあるので、すぐに最適化に取り組むことでき早期に効果を出すことができました。経営層にしっかりと効果をアピールできるのも良い点です。
エージェントレスなので、仮想マシンにソフトウェアを追加することもなく、エージェント自身が高負荷を与えるといったリスクもないので、手軽に始めることが可能です。
改善してほしいポイント
複数の業務システムを1つのTurbonomicで管理するケースがあると思います。各システムの管理者がTurbonomicを参照する場合、Turbonomicの操作権限を細かく設定できない点を改善して欲しいです。オートメーションポリシーという最適化の提案をシステムに合わせてコントロールできる機能があり、とても有用なのですが、特定のシステム管理者にのみオートメーションポリシーの設定権限を与えるといった運用が現在はできません。Turbonomicで複数システムを一元管理するという視点での改善に期待しています。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
オンプレのシステムを設計そのままにクラウドリフトしたケースが多かったため、クラウドリソースの可視化や分析を通じて、いかにクラウドの設定に無駄があったかを理解することができました。
クラウドリソースを最適化するという運用は、ハードウェア買い切りのオンプレシステムでは無かった運用であり、Turbonomicの導入が、クラウドライクな運用へ転換するきっかけとなりました。
クラウドリソース情報をエクスポートし、Excelにまとめ、分析し、変更を検討するといったアナログな運用から解放され、1週間程度かかっていた改善検討が、ほぼ一瞬で完了するのもメリットです。
Turbonomicがシステム運用部門と財務部門の共通言語となり、変更の意思決定がスムーズになりました。Turbonomicを使えば、財務部門に向けた変更の説明資料を作る必要もありません。
検討者へお勧めするポイント
スモールスタートが可能なライセンス体系となっていますので、トライアルの後も比較的導入しやすいと思います。エージェントレスでTurbonomic導入による業務システムへの影響も低いため、AWSやAzureなどのコストとパフォーマンスの可視化や最適化に課題をお持ちの場合は非常におすすめなツールです。
連携して利用中のツール
堤 康広
OFFICIAL VENDER日本アイ・ビー・エム株式会社|IT Automation プロダクト・マネージャ
このたびは、Turbonomic に関する詳細かつ高評価のレビューをお寄せいただき、誠にありがとうございます。 お客様のクラウド運用における具体的な課題の解決に、Turbonomic が貢献できたとのお言葉を拝見し、大変光栄に感じております。 クラウドリソースの可視化と最適化により、コスト削減やリソース不足の回避、さらには分析作業の効率化まで、多面的なメリットを実感いただけたことは、私たちにとって何よりの励みです。 特に、仮想マシンに紐づかないボリュームの削除提案や、エージェントレスでの導入による手軽さなど、現場での即効性を評価いただけた点は、今後の製品普及においても非常に重要な示唆をいただいたと感じております。 一方で、複数の業務システムを一元管理する際の権限制御に関するご指摘につきましては、貴重なご意見として真摯に受け止めております。お客様が求められているような、より細やかな権限設定が可能となるよう、開発チームと連携しながら改善に取り組んでまいります。 Turbonomic を通じて、システム運用部門と財務部門との連携がスムーズになったとのお声は、クラウド時代におけるIT運用の新たな価値を示しており、私たちにとっても非常に励みになります。今後とも、お客様のビジネスに貢献できる製品を目指し、継続的な改善と進化を図ってまいります。 今後とも Turbonomic をご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。