高橋 大典
高砂熱学工業株式会社|設備(建設・建築)|社内情報システム(CIO・マネージャ)|1000人以上|導入決定者|契約タイプ 有償利用
基幹システムとの連携で取引先マスタのデータ品質が大幅に向上
企業データベースで利用
良いポイント
基幹システムの取引先マスタ登録時に、ユーソナーとAPI連携することで“正確な企業情報を自動取得できる”ようになった点がとても便利です。これにより、手入力の手間が大幅に減り、企業名や住所などもユーソナー側から取得されるため、誤入力や表記ゆれの心配がなくなり、高品質な取引先マスタを簡単に作成できます。さらに、従業員数や資本金などの詳細情報も同時に取得できるので、登録後のデータ分析がより多角的・高度に行えるようになったところが特に気に入っています。
改善してほしいポイント
企業情報の更新スピードについては、もう少し改善していただければと思います。
また、企業の持つ建物等もデータベース化中とのことですが、国交省の不動産IDとの連携や建物データベース単体での利用、建物の情報から関連する企業を検索(例:大規模物流倉庫を持っている企業を検索する、延床面積100,000㎡以上の建物を所有している企業を検索する 等)ができるようになると、建設業ユーザーからは大変喜ばれると思います。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
基幹システム刷新に伴い、取引先マスタの名寄せを実施しました。
刷新前の取引先マスタは、重複登録に加え企業名や住所の誤りが多く、データメンテナンスがほとんど行われていない状況でした。そこで、ユーソナーの名寄せサービスを活用し、約70%の取引先データをLBCコードと紐付けることに成功し、名寄せ作業を大幅に削減しました。
さらに、インボイス制度導入時には、適格請求書発行事業者登録番号(法人番号)をユーソナーから連携していたため、追加のデータ整備作業を行うことなく、スムーズに制度移行を実現しました。
現在、取引先マスタ約69,000件のうち、約43,500件がユーソナーのLBCコードと紐付いています。
検討者へお勧めするポイント
ユーソナーのデータベースには、約1,250万件の法人企業情報が収録されており、グループ企業や事業所まで網羅しています。このため、取引先マスタの名寄せやクレンジングに非常に有効です。また、基幹システム・会計システム・CRM/SFAなどでマスタが統合されていない場合でも、LBCコードを用いて紐付けることで、名寄せを実現できます。
取引先や顧客データの統合やメンテナンスに課題を抱えている企業様は、ユーソナーとの連携によって解決できる可能性があります。