良いポイント
Visual Studio 2019 または2022について私がメリットと感じる点は以下の通り
①フリーランスや零細事業者にとってコスパ最強
Visual Studioには3つのEdition(Enterprise, Professional, Community)が提供されているが、Comunity Editionを利用可能な条件を満たす人(組織)にとってば、一部の機能に制限はあるものの、本格的なアプリケーション開発環境が無償で利用できる。
②豊富で詳細なコンポーネントが利用可能
Windowsのデスクトップアプリ開発はもちろんのことAndroid向けやLinux向けのアプリ開発を行うためのコンポーネントが利用可能である。
③Microsoftによるサポートが手厚い
Windows Updateと同様にVisual Studioも佐生亭1か月に1度はアップデートが提供されているので、不具合があったとしても、短期間に改善される可能性が高いと思われる。
改善してほしいポイント
改善してほしい点というか過去の苦い経験として、古いバージョンで開発した時のソリューションファイルが新しいバージョンのVisual Studioで開いたときに書き換えられてしまうため、再度古いバージョンで開こうとしても下位互換がないため、開くことができなくて困ったことがあった。
当然といえは当然の挙動であるが、間違って新しいバージョンで開いてしまったときに元のバージョンのソリューションファイルに簡単に戻す機能があれば非常に助かる。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
Visual Studio 2017以降から無償で利用可能なCommunity Editionが提供されているが、それまでは当然のことながら有償での提供しかなかった。以前visual studio ver10を使用していたが、しばらくwindowsアプリの開発からとうざかっていたこともあり、バージョンアップしていなかったところ、突然windowsアプリの開発案件が舞い込んだ。その時は再度visual studio ver10を再インストールして使用することも考えたが、すでにサポートも終了していたため、新しいバージョンの購入を検討していたところCommunity Editionが無償で利用可能なことを知った。開発案件も単発であるため、コスト面からもCommunity Editionが無償で利用できて非常に助かった。
また、無償であるにもかかわらず、アップデートも頻繁に行われており、2019からはインストーラも非常に簡潔な構成になっていて運用も楽になったと思います。
検討者へお勧めするポイント
初めて使用する方でも簡単にプロジェクトが作成できるウィザードを備えており、様々な情報も発信されているため、機能が豊富でありながら導入のハードルはそれほど高くはないと思います。
とりあえず個人での登録でも無償版はインストールできるので、気軽に試してみてはいかがでしょうか。