非公開ユーザー
組合・団体・協会|その他専門職|100-300人未満|導入決定者|契約タイプ 有償利用
良いポイント
帳票のベースは、エクセルであり、エクセル上で入力枠や属性等を指定していく方法である。基本的にエクセルのアドインツールで完結し、登録後の設定等は必要ない。エクセルの関数がそのまま使えるものが多く、帳票上での計算等が自動でできる。また、条件付き書式も使用できるため、クライテリア設定も簡単にできる。
強力な権限設定機能があり、帳票や入力項目それぞれに権限が設定でき、入力させたい人に限定することができる。簡易ワークフロー的な使用も可能である。
一番のメリットは、WEBシステムのため、アプリ等をインストールする必要がなく、ブラウザ端末があればどこでもアクセスできることである。オフライン環境にも対応しており、ネットに接続できない状況でも、記録が可能である。また、ブラウザでアクセスできるため、複数の記録に対しタブを同時に開くことができ、複数検体を同時に扱う作業に向いていると思われる。その上、同時アクセスにも対応しているため、一つの記録に複数の作業者が同時に記録することも可能である。
改善してほしいポイント
Bluetooth通信によるデータ取り込みについては、文字列としての取り込みとなり、数値扱いではない。
帳票を連携しようとすると、結構な作りこみが必要。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
- 業務効率化: 紙帳票からの転記作業が不要になり、入力・集計時間を大幅に削減。
- コスト削減: ペーパーレス化による印刷コスト削減と、手作業削減による人件費低減。
- データ活用促進: データの一元管理により、分析や意思決定が迅速化。工程ごとの工数把握による人件費の精密な積算が可能。
- 使いやすさ: Excelベースであるため、新しいツールの学習コストが低い
検討者へお勧めするポイント
端末にアプリをインストールするタイプのSaaSと違い、Webベースのクライアント・サーバー型アーキテクチャを採用しており、ブラウザのマルチタブ機能を活用した複数レポートの並行処理が可能である。加えて、ロックフリーの同時編集機能を実装しており、単一レコードに対する複数作業者の並列アクセスをサポートする。よって、同時に複数の帳票の処理を行う用途には最適と思われる。