非公開ユーザー
介護・福祉|社内情報システム(開発・運用管理)|300-1000人未満|IT管理者|契約タイプ 有償利用
オフィスのみなら過不足なし、イレギュラーの多い現場には不向き
勤怠管理システムで利用
良いポイント
イレギュラーが少ないオフィスワークを想定すれば、難しい設定は特段なく電子化が可能になると思う。
・サポート体制が充実
エラーが発生した際には、バックアップデータを送信することにより、問題解決を相談することが出来る。
システム導入のサポートエンジニアも紹介してもらえるので、システム担当者にノウハウがなくとも導入が可能と思われる。
・割安
具体的な利用料金は伏せるが、大手ソフトと比べ、導入コストは3分の1以下だった。
改善してほしいポイント
・シフトの読み込みに融通が利かない
福祉施設の勤怠管理を主目的として導入した。
これまで使用してきたシフト表をそのまま使用することはできず、システムが要求する新たなフォーマットで作成する必要が生じた。
行政から提出を要求される規定の形式で基準にシステム構築をしたかったが、残念ながら対応することはできなかった。
・計算項目の上限が少ない。
様々な係数をかけ合わせて給与計算を行う福祉業態としては、融通がきかないと感じることが多い。
この勤務帯にはこの係数をかけて、この勤務帯の回数をカウントして・・・など設定を作っていくと、すぐに設定数の上限に達してしまい、このソフト単体では目的を果たすことができなかった。
そのため、給与ソフトへ直接勤務データを送ることができず、一度エクセルの変数を通してから給与計算ソフトに送るようになっている。
あくまで勤怠管理ソフトであるため、やむを得ないと割り切ることが必要。
・消耗品が割高
システム利用料は格安だが、ICタイムカードやそれを作るキット、カード用のシールなどはかなり割高である。
そのため、消耗品に関しては互換性のある別製品を使用している。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
紙面に手書きで勤怠管理をしていたところから、ICタイムレコーダーでの電子打刻にジャンプアップした。
勤怠記録に一定の妥当性が担保することが出来るようになり、旧態依然とする会社の中で、電子化に向け大きな一歩を踏み出すことができた。
現場任せとなっていた人員配置を、システム側から俯瞰的に精査・検討することが出来るようになり、人件費の削減につながった。
副次的効果として、打刻に必要なタイムカードを社員証として配布したことにより、職員の所属意識が高まった。
検討者へお勧めするポイント
定時労働を想定したオフィスワークのみの使用を想定すれば、難しいことは何もなかった。