良いポイント
・Zenmuの仮想ドライブが出現し、そこに保存すれば無意味化されるというシンプルな動作のためPCパフォーマンスや作業手順など、ユーザーの操作に影響しにくい
・Cドライブアクセス拒否ができたり、デスクトップやドキュメントフォルダ等は仮想ドライブにリダイレクトできたりするので安心
・上記動作に合わせた運用変更等が必要だが、通常PCからの大きな変更点としてはそれくらいなので、管理者もユーザーもやるべき事が分かりやすい。
・上記動作が基本なので業務アプリなどにも影響が少ない
・クラウド接続前にコマンドを実行する機能があり、そこでVPNクライアントを立ち上げればVPN必須のPCでも利用できます
・WindowsUpdateが通常どおりの手順で(色々気にしないなら自動でも)実施できる
・シンボリックリンクを張る機能があるので、EdgeやChromeのユーザーフォルダといった既知のフォルダも無意味化対象にできる
・Zenmu自体の設定に関してはクラウドの設定画面上で配布設定が可能なため、リモートで設定変更が可能。
グループ配布などの機能もあるので配布後の設定変更もほぼ手間なし。
改善してほしいポイント
設定のカスタマイズや運用変更で割とどうにかなっているので、業務上困っている点は基本ないです。
強いて上げるなら、分散ファイルのコミットなし(差分データ破棄)でシャットダウンできる手段があると「なんちゃってデータレスPC」的に使えるとか、通信障害時でもシャットダウンできるとか、利便性が上がるので助かります。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
Zenmu導入前はWindowsEnterpriseに付属しているUWFを利用していましたがUWFでは以下の課題がありました。
①日本語も英語も運用時の情報が少なく苦労してカスタマイズ・運用していた。
②UWFは特定の条件下でOSが起動しなくなることがありその都度リカバリ対応が必要
③各種アップデートを適用できないため2~3か月に1回は回収してメンテしていた
④データレスPCなのでIME辞書やブラウザブックマークなどユーザーデータが保存されない(当たり前ですが)
⑤1日快適に使おうとすると、UWFだけでメモリ占有4~5GBくらいになる。デカいExcelを開くとメモリ不足でExcelが落ちる。
Zenmuに切り替えたところ、すべてクリア。
セキュリティ強度に関しても「一部がクラウドにある」ということでPC盗難時には復元できない点が評価されてOKが出ました。
WindowsEnterprise系エディションと比べると少し高いかもですが、運用負荷がほぼゼロになったのと、今後Microsoftはかなりの頻度で値上げする感じだと思うのでトータルでペイ出来てるかなと思ってます。
検討者へお勧めするポイント
「絶対データレスじゃないとダメ」みたいな場合は導入できないかもですが、それ以外ならかなり楽に使えます。
1か月くらい無償トライアルがあるハズなのでとりあえず触ってみてもらえると良さが分かると思います。
ITreview担当
OFFICIAL VENDER株式会社ZenmuTech|マーケティング
ZENMU Virtual Driveのご利用誠にありがとうございます。 良いポイントのシェアをいただきまして、誠にありがとうございます。 また改善ポイントにつきまして社内共有させていただきます。 引き続きよろしくお願いいたします。