新型コロナウイルスの感染が拡大してテレワークが推奨されたことにより、ZOOMを使用した会議が増加しました。ZoomはWeb会議ツールとして非常に優秀ですが、カレンダーアプリやオンラインストレージアプリなど様々なアプリと連携することでより使いやすくなります。
本記事では、連携することでZoomをさらに使いやすくするアプリをご紹介します。ZOOMはどのようなアプリと連携できるのか、連携によりどのようなメリットがあるのか興味のある方はぜひ最後までご覧ください。
Zoomと他のアプリケーションを連携する理由
Zoomとアプリを連携するメリットは、「会議の質を向上できる」「時間短縮になる」「細かいストレスが軽減される」の3点です。まずは、それぞれのメリットを解説します。
メリット1:会議の質を向上できる
Zoomとアプリを連携することで、複数のアプリをZoom内で操作できるようになります。これにより、アプリの切り替えを行う必要がなくなり会議の内容に集中できます。
メリット2:時間短縮になる
Zoomとアプリ連携することで、アプリの切り替えを行う必要性がなくなります。これにより、これまでアプリの切り替えに使用していた時間がなくなり時間短縮につながります。
メリット3:細かいストレスが軽減される
Zoomなどのオンライン会議には、声が途切れて聴き取れなかったり、アプリの切り替えを頻繁に行う必要があったりといった細かいストレスが付きまといます。しかし、Zoomとアプリを連携することにより、自動文字起こし機能が使用できるようになったり、作業環境をZoomに集約することにより、アプリを頻繁に切り替える必要がなくなったりします。これによって、オンライン会議特有の細かなストレスが軽減されます。
Zoomと連携できるアプリ6選
その1:Dropbox
Dropboxは、インターネット上でファイルの管理や共有ができるオンラインストレージです。DropboxとZoomを連携させると、Zoom内でプロジェクトの進捗状況や計画を複数人で共有・運用できるようになります。
使用しているアプリを頻繁に切り替えることで、集中力が削がれて情報の一元化が難しくなるのがこれまでの課題でした。スケジュールや議事録の切り替えが頻繁に行われて集中力を削がれた経験のある方は多いでしょう。
しかし、世界初のワークスペースであるDropboxとZoomを連携すれば、全ての作業を1箇所にまとめられるため、集中力を削がれることなく会議を実行できます。
公式:https://help.dropbox.com/ja-jp/integrations/zoom
その2:Slack
Slackは、2013年にアメリカで開発されたビジネスチャットツールで、現在では150か国以上で利用されています。プロジェクト単位でチャットを作成しやすいことから、プログラマーやエンジニアの間で利用されやすい傾向にあります。
アプリ版だけでなくWebからも利用可能なため、インターネットに接続できる環境であればどこでも利用可能です。また、スマホアプリも配信されているため、パソコンでの利用に限らずスマホやタブレットからも使用できます。
ZoomとSlackを連携することで、SlackからZoom会議に参加できるようになります。Zoomを起動する手間が省けるようになり、ワークフローの効率化につながります。
公式:https://support.zoom.us/hc/ja/articles/205153255
その3:Googleカレンダー
Googleカレンダーは、Google社が提供しているカレンダーアプリです。Googleアカウントを取得することで誰でも無料で利用でき、自分のスケジュールをカレンダーに登録するだけでなく複数人でスケジュールの共有ができるためビジネスで頻繁に使用されています。
ZoomとGoogleカレンダーを連携させることにより、Zoomアプリ内でGoogleカレンダーの日程を作成してZoom会議の設定を行えます。また、Googleカレンダーの通知機能を使用すれば、Zoom会議を忘れてしまう危険性を抑制できます。
公式:Zoom を Google カレンダーのデフォルトに設定する
その4:Googleワークスペース
Googleワークスペースは、Google社が提供するオンラインアプリケーションセットです。ZoomとGoogleワークスペースを共有することで、GmailやGoogleカレンダーでZoom会議の管理ができるようになります。
公式:Google Workspace / Google Apps での Zoom 設定
その5:Zendesk
Zendeskは、カスタマーソフトウェアです。ZoomとZendeskを連携すると、ビデオを使用してのサポートが可能となります。コロナ禍によって直接対面でサポートをすることが難しい状況の企業も少なくありませんが、Zoom×Zendeskであれば充実したカスタマーサポートを顧客に提供できます。
公式:https://www.zendesk.co.jp/zoom/
その6:Microsoft Teams
Microsoft Teamsは、マイクロソフト社が提供するビジネスチャットツールです。WordやExcel、PowerPointなどのマイクロソフト製品と相性が良く、組み合わせることでMicrosoft Teamsをより便利に使用できます。
ZoomとMicrosoft Teamsを連携させると、Teams内からZoom会議の予約をスケジュールに登録できるようになります。そのため、日ごろからTeamsをメインのチャットツールとして使用している方はZoomと連携すると効率性が上がります。
Zoomとアプリ連携しているユーザーの声
ITreviewに投稿されたユーザーレビューによると、HubspotやセールスフォースといったCRMとの連携をしてる企業もあるそうです。
有料プランに加入して、ウェビナーシステムとしても便利に使用できている。
Zoomへのレビュー「簡単に接続できる&安定性が抜群」より
基本的なリマインダーシステムなどなども完備。
hubspotなどのMAツールと連携することも可能で、組み合わせると顧客管理も非常に簡単になる。
アンプトークというサービスやSales Forceと連携することで、商談の自動文字起こしや履歴管理ができるので、オフラインの商談に比べると商談分析やハイプレーヤーの商談中のトーク内容や言い回しもシェアができる。
Zoomへのレビュー「営業のメイン商談ツール」より
Zoomとアプリを連携してみよう
本記事内で紹介したアプリ以外にも様々なアプリとZoomは連携できます。Zoomとアプリ連携を行って、作業の効率化を図りましょう。