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【5種比較】建築に特化した製図機能が充実!建築CADおすすめ5選

CAD

 建築向けのCADでは、基本の2D作図やドキュメント作成などの機能に加え、建築設計やインテリア設計に便利なツールやオブジェクトが備わっています。近年では、プレゼンテーション向けの3DモデルにVR技術を取り入れたものや、建物の情報データを図面設計や施工管理に活用する「BIM」に対応したCADも登場しています。

 一般的な汎用CADと比べて、建築分野に実用性の高いツールが備わっているため、設計業務の効率化に向けて導入を検討してみましょう。本記事では、建築分野で活用されているCADを5つご紹介します。

1、AutoCAD

 AutoCAD(オートキャド)とは、オートデスク株式会社が提供するCADです。世界基準のCADとして幅広い分野で導入されており、高度な2D作図から3Dモデリング、ビジュアライゼーションまで充実した機能が備わっています。その中で業種別に最適なツールセットが選べるようになっており、建築設計やドキュメント作成に特化した「AutoCAD Architecture(オートキャドアーキテクチャ)」があります。

 単一図面において既設図面や解体図面などを用いた改築図面が表示できる「リノベーション機能」をはじめ、8,000以上にも及ぶドアや窓などの要素を、建築オブジェクトとして利用することも可能です。建築製図に便利なライブラリやキーノートツールを活用することで、規格に基づいた寸法設計や注釈付けが容易となり、よりスピーディかつ効率的に設計図面を作成できます。

■特長
・AutoCADの標準機能に加え、建築設計に特化した機能を搭載
・豊富なオブジェクトを使用した、設計図面やドキュメントを作成可能
・既設、解体、新設を単一図面で調整できる「リノベーション機能」
・2D断面図や立面図を平面図から作成できる
・「Roombook機能」で同じ部屋の内装を複数管理できる

■対応OS
Windows

2、Vectorworks Architect

 Vectorworks Architect(ベクターワークスアーキテクト)とは、エーアンドエー株式会社が提供する建築設計向けのCADです。基本製品である「Vectorworks Fundamentals(ベクターワークスファンダメンタルズ)」が2D CADと3D CADが備わった汎用CADであるのに対し、本製品は建築設計、内装、設備、BIMなどに活用できる専門機能が加わっています。ドアや窓の作成をはじめ、カーテンウォールや屋根の軸組作成などの機能を豊富に搭載。3Dデータを活用したインテリア設計、BIMに対応した空間計画も可能です。作成したモデルはワークシートに集計して活用できるため、設計工数の削減や施工ミスを防ぎ、建築設計プロセスを効率化します。BIM活用に向けた建築設計機能を必要とする現場に適しています。

特長

・スペース機能によりBIMに活用可能

・展開図を一括生成できるビューボード機能

・データのタグ付けによる作業の効率化

・3Dモデルの2D図面化がカスタマイズ設定により可能

対応OS

Windows、Mac

3、SketchUP

 SketchUP(スケッチアップ)とは、米国Trimble社が開発・提供する建築向け3D CADです。3Dモデル作成がブラウザ上でできる無料版がありますが、有料版では建築や住宅設計に特化したプロ向けの「SketchUP Pro(スケッチアッププロ)」が提供されています。 

 SketchUP Proの魅力は、基本の2D作図から3Dモデリングだけでなく、CGやVR技術を活用したモデル表示機能が備わっていることです。作成したモデルをHMDでVR再生できるため、住宅販売やプレゼンテーションの現場で役立てられます。

 また、CADデータはクラウド上で保存されるため、大容量データをデスクトップに抱える必要がなく、プロジェクトの共同作業を効率化します。豊富な3Dツールを直感的な操作で扱えるため、建築向けCADの入門用として適しているでしょう。

特長

・直感的操作で3Dモデルを簡単に作れる

・CGやVR技術によるVRモデル表示が可能

・プロジェクトを独自仕様にカスタマイズ可能

・クラウド上で保存、共有が可能

・豊富な拡張機能

対応OS

Windows

4ARCHITREND ZERO

 ARCHITREND ZERO(アーキトレンドゼロ)とは、福井コンピュータアーキテクト株式会社が提供する建築・土木分野の3D CADです。部屋の間取りや屋根といった2D図面データからすばやく3Dモデルを作成し、設計業務に必要な図面作成や書類、建築CGパースなどを一貫して作成できます。

 特に注力しているのは、CGパースを活用した多彩なプレゼンテーションです。内観や外観だけでなく、ウォークスルーしながら日当たりなどをシミュレーションできる「ARCHITREND リアルウォーカー」や、CAD作成したモデルをVRで体験できる「ARCHITREND VR」などがあります。完成形を見ることができない注文住宅やリノベーションなどの提案・プレゼンに役立てられるでしょう。その他、建築にかかわる法改正に対応した書類作成や、省エネ計算なども可能となり、あらゆる設計スタイルにおいて建築プロセスを効率化できます。

特長

・建築CGパースを活用した多彩なプレゼン機能

・実施設計から確認申請まで、あらゆる業務にすばやく対応

・S造やRC造に対応した構造設計が可能

・プランデータの集計&積算による徹底した利益確保

対応OS

Windows

5ArchiCAD

 ArchiCAD(アーキキャド)とは、ハンガリー企業のグラフィソフトが開発・提供している建築向け3D CADです。3Dモデリング機能のほか、部材や各要素の情報をモデルにインプットして設計を行う「BIM」に対応しています。設計の流れに沿って自然にBIMデータを格納できるほか、設計段階で必要な情報をその都度追加できるため、効率を落とさず設計が可能です。BIMデータで各要素に属性を持たせることで、さまざまな角度から図面を切り取れるほか、設計構造が視覚的に認識しやすくなる、各図面の整合性が保てるなどのメリットが得られます。設計図面の作成ミスや手戻りを減らせるため、設計プロセスの効率化が期待できるでしょう。

 また、作成したモデルには複数人が同時にアクセスできるほか、タブレットを利用するなど、各チームや取引先とのコミュケーションも円滑化します。BIMを活用したCADソフトで設計フローの改善を目指す企業に適しています。

特長

・BIM対応による正確かつ整合性のある設計

・3Dモデルや図面からあらゆる情報を抽出、活用可能

・意匠設計と構造設計のワークフローを効率化

・レイヤーの概念で操作できるため習得しやすい

・モバイル端末でも3Dモデルデータを扱える

対応OS

Windows、Mac

建築業界の課題クリアに向けたCAD導入

 設計フローの効率化に欠かせないCAD。しかし、これまで設計業務に使用されていた「2D CAD」だけでは課題点も多く存在しています。

 2D CADでは、施工段階にならないと設計上のミスに気付きにくく、迅速に修正や変更ができないなどの課題があります。手戻りによって工数が増えることで工事が長期化し、利益確保ができないなどのリスクも考えられるでしょう。

 複雑化する設計フローを効率化するためには、建築分野のニーズに対応したCADが必要です。特に必要性が高いとされるのは、図面やドキュメント作成の時間を短縮する自動作成機能をはじめ、3D CADによる視覚的な構造把握、関係者とのリアルタイムな情報共有を可能にするネットワーク連携などです。

 こうしたニーズに向けて、近年では上記の機能を備えた「3D CAD」が主流化しつつあります。同時に、3D CADのさらなる活用に向けて「BIM 」活用の概念も新たに登場しています。今やCADは、建築図面の作成だけでなく、施工に至るまでの建築分野全体に欠かせないツールといえるかもしれません。

 建築CADの選定において、現状の課題やニーズを把握することはもちろん、設計スピードや品質の向上、コスト管理による生産性向上なども視野に入れて選ぶべきといえるでしょう。


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