【2025年】NASのおすすめ10製品(全18製品)を徹底比較!満足度や機能での絞り込みも
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LAN DISK(HDL6-HAシリーズ)とは、株式会社アイ・オー・データ機器が提供しているNAS製品。ITreviewでのユーザー満足度評価は3.9となっており、レビューの投稿数は10件となっています。
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4.4
機能満足度
平均:4.4
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3.5
拡張性
平均:3.7
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4.2
管理のしやすさ
平均:4.1
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3.6
安全性(セキュリティ)
平均:3.9
- 6TB :154000円/
- 12TB :190000円/
- 24TB :295000円/
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HDL6-Hシリーズとは、株式会社アイ・オー・データ機器が提供しているNAS製品。ITreviewでのユーザー満足度評価は4.1となっており、レビューの投稿数は7件となっています。
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TeraStationシリーズとは、株式会社バッファローが提供しているNAS製品。ITreviewでのユーザー満足度評価は4.3となっており、レビューの投稿数は5件となっています。
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HPE StoreEasy 1000 Storageとは、日本ヒューレット・パッカード合同会社が提供しているNAS製品。ITreviewでのユーザー満足度評価は3.8となっており、レビューの投稿数は5件となっています。
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産業用PCベンダーであるIEIを親会社に持ち、その製造ノウハウを活かした高品質なNAS製品をご提供しています。 官公庁様でランサムウェア対策ストレージ、映像制作・編集・アーカイブ用ストレージ、大学様でゲノム解析や宇宙からの飛来信号の解析、自動車会社様の工程記録用ストレージ、データセンターで生成されたデータの持ち出し用途など、幅広くご活用いただいています。 ・ディスクの故障予兆機能とともに、故障予兆に基づいた"事前リビルド"をサポート。ディスク故障時のリビルド待機時間を大幅に短縮。 ・イミュータブルスナップショットをサポート。万が一ランサムウェア被害にあい、ファイルが書き換えられてしまった場合も、イミュータブルスナップショットからデータ復旧可能! ・拡張エンクロージャーをご利用いただくことで、最大5PBのシングルネームスペースをサポート。 ・High Availabilityでは"ファイルシステムレイヤー"でのデータ同期を採用。スイッチオーバー、フェイルオーバー発生時でも"書き込み前キャッシュ"が失われてしまうことはありません。 ・Qsyncを使うことで、オンプレにファイルを残しつつ、クライアント端末からは"クラウドライク"にファイルを同期して使用することが可能。不要なファイルは"NASのみの保存"することで、クライアント端末のストレージを節約しながら活用できます。 ・完全仮想化、コンテナによる仮想化をサポート。RPAのためだけに動作しているノートPCなど、NASに集約可能です! ・自然言語によるファイル検索に対応。ファイルを検索するだけでなく、"経費精算の方法"など答えを直接確認することが可能です。 また、QNAP Japan独自の取り組みとして、NASをキッティング済み状態でお届けする"CTOサービス"も行っております。 CTOモデルでは最長7年の24-365オンサイトサポートにもご加入いただけます。
生成AI機能
データ分析自然言語による質問に対する回答を、NASに保存したファイル内の内容から生成することができます。生成AI機能満足度-0
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LAN DISK(HDL4-HAEXシリーズ)とは、株式会社アイ・オー・データ機器が提供しているNAS製品。ITreviewでのユーザー満足度評価は3.9となっており、レビューの投稿数は4件となっています。
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NX Seriesとは、デル・テクノロジーズ株式会社が提供しているNAS製品。ITreviewでのユーザー満足度評価は3.5となっており、レビューの投稿数は2件となっています。
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Value シリーズとは、Synologyが提供しているNAS製品。ITreviewでのユーザー満足度評価は4.5となっており、レビューの投稿数は1件となっています。
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デスクトップ/タワー型8ベイNAS TVS-872Nとは、テックウインド株式会社が提供しているNAS製品。ITreviewでのユーザー満足度評価は4.0となっており、レビューの投稿数は1件となっています。
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NASの基礎知識
NAS(Network Attached Storage)とは、ネットワーク経由でアクセス可能な外部ストレージのことです。社内ネットワークやインターネットを通じて複数のユーザーが同時にファイルへアクセス・共有できる仕組みが備わっており、主に業務効率の向上やデータ管理の最適化を目的として導入されます。
柔軟なファイル共有機能が最大の利点であり、部門間やプロジェクトチームでのドキュメント共有がスムーズになることで、コミュニケーションのスピード向上にも貢献します。例えば、営業部と経理部で見積書や請求書などのファイルをリアルタイムで確認・編集できるようになり、業務の停滞を防ぐことが可能になります。
また、最近ではクラウド連携やリモートアクセスに対応したモデルも増えており、テレワーク環境下でも安全なファイルアクセスを実現できることから、企業の働き方改革を後押しする存在として注目されています。
- NASの比較ポイント
- ①:保存容量や拡張性で比較する
- ②:対応プロトコルやOSで比較する
- ③:RAID構成の有無で比較する
- ④:セキュリティ機能で比較する
- ⑤:リモートアクセスやクラウド連携で比較する
- NASの選び方
- ①:自社の解決したい課題を整理する
- ②:必要な機能や選定基準を定義する
- ③:定義した機能から製品を絞り込む
- ④:レビューや事例を参考に製品を選ぶ
- ⑤:無料トライアルで使用感を確認する
- NASの価格・料金相場
- エントリーモデルの価格・料金相場
- ハイエンドモデルの価格・料金相場
- NASの導入メリット
- ファイル共有と業務効率の向上
- データバックアップの自動化
- テレワーク対応と柔軟なアクセス
- NASの導入デメリット
- 導入・保守にコストがかかる
- 運用管理の知識が必要
- ネットワーク障害に弱い
- NASの導入で注意すべきポイント
- 導入後の運用体制の整備
- 社内ユーザーへの権限設計
- 外部からの不正アクセス対策
- NASの最新トレンド
- ハイブリッドクラウド対応の普及
- AIによる自動分類・検索
- 仮想化・コンテナ対応の強化
- 高速ネットワーク(10GbE)の標準化
- 環境対策を意識した省電力設計
- NASの機能一覧
NASの比較ポイント
NASの選定では、複数の観点から慎重に比較する必要があります。以下に主要な比較ポイントを紹介します。
NASの比較ポイント
- ①:保存容量や拡張性で比較する
- ②:対応プロトコルやOSで比較する
- ③:RAID構成の有無で比較する
- ④:セキュリティ機能で比較する
- ⑤:リモートアクセスやクラウド連携で比較する
①:保存容量や拡張性で比較する
NASの比較ポイントの1つ目としては「保存容量や拡張性で比較する」というものが挙げられます。業務で扱うデータ量は年々増加しているため、現在の容量だけでなく将来的な増設可否を見越すことが重要です。
例えば、初期段階で2TBの容量が必要でも、今後動画やCADデータの運用が加わると10TB以上に拡張する必要が出てきます。保存容量が不足すると、業務に支障をきたす恐れがあるため、HDDベイの数や外部ストレージの増設オプションなどは必ずチェックしましょう。
②:対応プロトコルやOSで比較する
NASの比較ポイントの2つ目としては「対応プロトコルやOSで比較する」というものが挙げられます。利用環境に合わせた接続性がなければ、データ共有のスムーズな運用が難しくなります。
例えば、WindowsだけでなくmacOSやLinuxとの互換性を求める場合、CIFS/SMB、AFP、NFSなどの複数の通信プロトコルに対応していることが不可欠です。複数のOSを混在利用している企業では、互換性の確認が必須です。
③:RAID構成の有無で比較する
NASの比較ポイントの3つ目としては「RAID構成の有無で比較する」という点です。RAID構成を採用することで、障害発生時にもデータを守れる冗長性を確保できます。
例えば、RAID1構成では1台のHDDが故障してもデータが失われず、交換するだけで復旧が可能です。これにより業務停止リスクが最小限に抑えられるため、信頼性が求められる業務環境では必須の比較ポイントです。
④:セキュリティ機能で比較する
NASの比較ポイントの4つ目としては「セキュリティ機能で比較する」という点です。社外秘情報や顧客データを扱う場合、不正アクセス対策は極めて重要です。
例えば、アクセス制限の設定や暗号化通信、ウイルススキャン機能などを搭載しているNASは、情報漏えいリスクを大幅に軽減します。セキュリティ対策が不十分だと、外部からの攻撃や内部不正の温床となる可能性があります。
⑤:リモートアクセスやクラウド連携で比較する
NASの比較ポイントの5つ目としては「リモートアクセスやクラウド連携で比較する」というものが挙げられます。近年はテレワークや出張対応で、社外からのデータアクセスが求められます。
例えば、VPNやSSL経由での安全なリモートアクセス機能を持つNASは、社内ネットワーク外からも安心してファイルを閲覧・編集できます。また、DropboxやGoogle Driveと連携できる製品であれば、クラウドとのハイブリッド運用も可能です。
NASの選び方
NAS導入にあたっては、段階を踏んだ選定が失敗しないための鍵です。以下のステップに沿って慎重に検討しましょう。
NASの選び方
- ①:自社の解決したい課題を整理する
- ②:必要な機能や選定基準を定義する
- ③:定義した機能から製品を絞り込む
- ④:レビューや事例を参考に製品を選ぶ
- ⑤:無料トライアルで使用感を確認する
①:自社の解決したい課題を整理する
NASの選び方の1つ目のステップとしては「自社の解決したい課題を整理する」というものが挙げられます。導入目的が不明確だと、機能過多や性能不足に陥る恐れがあります。
例えば、ファイルの世代管理に課題があるのか、複数拠点での共同編集を実現したいのかで、選ぶべきNASのタイプは大きく変わります。まずは、現状のファイル運用にどんな非効率があるのかを明確にしましょう。
②:必要な機能や選定基準を定義する
NASの選び方の2つ目のステップとしては「必要な機能や選定基準を定義する」という点です。課題に対してどの機能が必要かを見極めることが、最適な選定に繋がります。
例えば、部署ごとにアクセス制限をかけたい場合はユーザー管理機能、外出先からアクセスしたい場合はリモートアクセス機能が必須になります。選定基準を複数設けて優先順位をつけることが大切です。
③:定義した機能から製品を絞り込む
NASの選び方の3つ目のステップとしては「定義した機能から製品を絞り込む」という方法です。スペックや価格、ブランドで絞り込むだけでは失敗する可能性があります。
例えば、初期コストを抑えたい企業が低価格モデルを選んでも、将来的な拡張性がなければ再導入が必要になります。要件にマッチした製品をリストアップし、優先度に従って順に検証していきましょう。
④:レビューや事例を参考に製品を選ぶ
NASの選び方の4つ目のステップとしては「レビューや事例を参考に製品を選ぶ」という方法です。実際のユーザーからのフィードバックは、実運用における気付きに繋がります。
例えば、同業他社の導入事例を見ることで、自社と似た課題の解決法や運用の工夫が得られる可能性があります。特に、セキュリティ面やサポート対応に関する評判は重要な判断材料です。
⑤:無料トライアルで使用感を確認する
NASの選び方の5つ目のステップとしては「無料トライアルで使用感を確認する」という点です。スペック表では分からない操作感や反応速度を実際に体験することで、導入後のミスマッチを防げます。
例えば、QNAPやSynologyなどのNASでは、管理画面のUIがメーカーごとに異なるため、操作しやすさの確認は重要です。試用期間を有効に使い、実際の社内環境に近い条件でテストしましょう。
NASの価格・料金相場
NAS製品の価格帯は、機能や容量、対応ユーザー数などにより大きく異なります。以下に代表的な価格帯と特徴を示します。
料金相場 | エントリーモデル | ミドルレンジモデル | ハイエンドモデル |
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対象ユーザー | 個人・小規模オフィス | 中小企業 | 大企業・IT部門 |
価格帯 | 2万円〜5万円程度 | 6万円〜15万円程度 | 20万円以上 |
特徴 | シンプル操作・容量少なめ | RAID・外部連携あり | 高速アクセス・拡張性大 |
エントリーモデルの価格・料金相場
エントリーモデルのNASは、2万円〜5万円程度で購入できる買い切り型製品が主流です。個人利用や小規模オフィス向けに設計されており、簡易なバックアップ用途や軽度なファイル共有に適しています。
例えば、BuffaloやI-O DATAのシングルベイ製品は、USB接続の外付けHDDに近い手軽さで導入可能です。ただし、RAIDやユーザー管理機能が制限されるケースが多く、セキュリティや冗長性の面では制約があります。
ハイエンドモデルの価格・料金相場
ハイエンドモデルのNASは、20万円以上の予算を要する業務用機器です。複数ベイ対応・高性能CPU・ECCメモリ・仮想化サポートなどが搭載されており、業務システムとの連携や大量データ処理に強みを持ちます。
例えば、Synologyの「RSシリーズ」やQNAPの「TVSシリーズ」などは、大企業のIT部門が利用する前提で設計されており、24時間稼働を想定した耐久性・拡張性を備えています。
NASの導入メリット
NAS導入によって得られる具体的なメリットは以下の通りです。
NASの導入メリット
- ファイル共有と業務効率の向上
- データバックアップの自動化
- テレワーク対応と柔軟なアクセス
ファイル共有と業務効率の向上
NASのメリットの1つ目としては「ファイル共有と業務効率の向上」が挙げられます。ローカル保存では実現できなかったリアルタイムの情報共有が可能となり、無駄なメールの送受信やデータ転送が不要になります。
例えば、営業資料をNASに置いておけば、担当者が外出先からもすぐにアクセス可能です。これにより、社内外の情報伝達がスムーズになり、対応スピードが大きく向上します。
データバックアップの自動化
NASのメリットの2つ目は「データバックアップの自動化」です。スケジュール設定により、日次・週次の自動バックアップが可能となるため、人的ミスやデータ喪失リスクを軽減できます。
たとえば、PCやサーバ内の業務データを夜間に自動でNASへコピーする設定を行えば、業務中の負荷をかけずに安全な運用が可能になります。
テレワーク対応と柔軟なアクセス
NASのメリットの3つ目は「テレワーク対応と柔軟なアクセス」です。インターネットを経由して安全に社内ファイルへアクセスできるため、在宅勤務環境でも円滑な業務遂行が可能となります。
VPNや独自のリモートアクセスアプリを利用することで、セキュアにファイルを扱えるため、場所に縛られない働き方を実現できます。
NASの導入デメリット
NASには多くの利点がありますが、導入には一定のリスクや負担も伴います。
NASの導入デメリット
- 導入・保守にコストがかかる
- 運用管理の知識が必要
- ネットワーク障害に弱い
導入・保守にコストがかかる
NASのデメリットの1つ目は「導入・保守にコストがかかる」ことです。特に法人用途の高機能モデルでは、初期導入費用だけでなく、定期的な保守やHDD交換といった維持管理コストも見込む必要があります。
例えば、RAID対応のNASでは冗長構成のために複数台のHDDが必要であり、長期的な運用を考えると予算確保が重要です。
運用管理の知識が必要
NASのデメリットの2つ目は「運用管理の知識が必要」という点です。アクセス制御、RAID構成、バックアップ設定など、設定ミスが命取りになるため、基本的なITリテラシーが求められます。
特に、誤設定により社内外に機密情報が漏洩するリスクもあるため、導入前に運用マニュアルの整備が求められます。
ネットワーク障害に弱い
NASのデメリットの3つ目は「ネットワーク障害に弱い」ことです。NASはネットワーク越しにアクセスする仕組みであるため、ネットワーク機器の故障や停電、回線遅延の影響を受けやすいのが難点です。
バックアップ回線や無停電電源装置(UPS)を備えるなど、障害対策を講じておかないと、ファイルにアクセスできず業務停止に繋がる可能性もあります。
NASの導入で注意すべきポイント
NAS導入前には以下のようなポイントに注意することで、トラブルや無駄な投資を避けることができます。
NASの導入で注意すべきポイント
- 導入後の運用体制の整備
- 社内ユーザーへの権限設計
- 外部からの不正アクセス対策
導入後の運用体制の整備
NASの導入で注意すべきポイントの1つ目は「導入後の運用体制の整備」です。導入して終わりではなく、定期的なバックアップやログの確認といった保守作業を継続的に行う体制を整える必要があります。
体制が不十分だと、故障時に誰も対処できず、復旧に時間がかかるケースが発生します。
社内ユーザーへの権限設計
2つ目の注意点は「社内ユーザーへの権限設計」です。部署や役職に応じたアクセス制限を設定しなければ、意図しないデータの削除や改ざんが発生する恐れがあります。
たとえば、一般社員が重要ファイルを削除できてしまう設定では、情報漏洩のリスクを高めます。
外部からの不正アクセス対策
3つ目の注意点は「外部からの不正アクセス対策」です。NASはインターネット経由でアクセス可能な場合も多く、セキュリティホールがあるとサイバー攻撃の対象になります。
ファイアウォール設定、暗号化通信、二要素認証の導入など、多重のセキュリティ対策を講じることが重要です。
NASの最新トレンド
NAS市場では技術革新が進んでおり、最新のトレンドを把握しておくことで、導入判断や活用の幅が広がります。
NASの最新トレンド
- ハイブリッドクラウド対応の普及
- AIによる自動分類・検索
- 仮想化・コンテナ対応の強化
- 高速ネットワーク(10GbE)の標準化
- 環境対策を意識した省電力設計
ハイブリッドクラウド対応の普及
NASの最新トレンドの1つ目は「ハイブリッドクラウド対応の普及」です。オンプレミスのNASとクラウドストレージを連携させ、自動的にバックアップや同期を行う仕組みが広がっています。
これにより、社内外のデータ保存先を柔軟に使い分けることが可能となり、BCP対策にも活用できます。
AIによる自動分類・検索
2つ目のトレンドは「AIによる自動分類・検索」です。NAS上に保存された画像や文書データをAIが解析し、タグ付けや全文検索の効率化を実現します。
特に、大量のデータを扱う広告・メディア系の企業では、ファイル検索にかかる時間短縮に大きな効果を発揮しています。
仮想化・コンテナ対応の強化
3つ目のトレンドは「仮想化・コンテナ対応の強化」です。NASを仮想サーバやDockerのホストとして活用する事例が増加しており、ファイル共有以上の役割を果たすようになっています。
SynologyやQNAPでは、NAS単体で仮想マシンの運用が可能な製品も増えており、中小企業のオンプレミス代替として注目されています。
高速ネットワーク(10GbE)の標準化
4つ目のトレンドは「高速ネットワーク(10GbE)の標準化」です。動画編集や大容量データ処理を伴う業務においては、通信速度のボトルネック解消が求められており、10ギガビットイーサネット搭載NASが増加しています。
これにより、NASがサーバ代替機器としての地位を確立しつつあります。
環境対策を意識した省電力設計
5つ目のトレンドは「環境対策を意識した省電力設計」です。グリーンITの流れを受け、消費電力の少ないプロセッサやHDDスピンダウン機能が搭載されるNASが増えています。
特に、大企業ではESG対応の一環として導入製品の省エネ性能も評価対象となっており、選定時の重要な指標の1つになりつつあります。
NASの機能一覧
機能 |
解説 |
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ファイルの保管 | ネットワーク経由でユーザーがファイルを転送し、保管できる |
ファイルの共有 | ネットワーク内のユーザー間で権限に応じた共有/利用を可能にする |
Web管理画面 | ネットワークやディスクなどの各種設定や管理を行えるWebページを提供 |
データ保護 | データを保護するためのディスクの障害対策、RAID構成、バックアップなどの機能を提供 |
暗号化 | データを暗号化することでデータ保管の安全性を高められる |
容量削減 | データの重複排除や圧縮などによってデータ保管に要する容量を削減する |
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