【2025年】PCバックアップソフトのおすすめ10製品(全18製品)を徹底比較!満足度や機能での絞り込みも
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バックアップとセキュリティーを統合した次世代の「サイバープロテクションソリューション」。企業情報システム、アプリケーション、データのバックアップ、リカバリ、ランサムウェアをはじめとするサイバー脅威からの保護により、企業の情報資産を守り事業の継続をサポートします。アクロニスの得意とするシステム全体のイメージ、任意のボリューム、フォルダからファイルのバックアップまで簡単操作で柔軟なバックアップと復元が可能です。 しかし情報資産の保護は、バックアップだけでは十分ではありません。データ喪失のリスクは、ITシステムの故障、ヒューマンエラーや誤った操作、天災、人災といった各種災害から、ランサムウェアをはじめとするサイバー攻撃の脅威まで様々です。Acronis Cyber Protectの統合サイバープロテクションは、エンタープライズクラスのバックアップとマシンラーニングベースの振舞い検知による、ランサムウェアの検知と防御、脆弱性評価、アンチウイルス機能によるサイバー攻撃の脅威に対応することで最短のRPOとRTOを実現し情報資産の保護、ダウンタイムの防止と事業継続をサポートします。 ■特徴 1.サイバーセキュリティとエンドポイントプロテクション 脆弱性診断、パッチ管理、リモートデスクトップとドライブのヘルスチェック 2.マルウェア対策 フルスタックの次世代型マシンラーニングベースの振舞い検知、URLフィルタリングや自動バックアップ スキャン 3.バックアップ & リカバリ あらゆるデバイス、アプリケーション、システム、データを迅速かつ確実に復元 ■製品ラインアップ • Acronis Cyber Protect Standard: 標準のバックアップ機能と、あらゆる脅威に対する多層的サイバープロテクションを必要とするSMB向けに設計されています。包括的なデータ保護に加えて、データ保護マップ、URLフィルタリングと分類、継続的データ保護、HDDヘルスなどの追加のサイバーセキュリティ機能が含まれます。 • Acronis Cyber Protect Advanced: 大規模で複雑な環境を利用する企業向けに設計されています。追加ワークロードのサポート、共有保護計画、バックアップノータリゼーション、バックアップのセーフリカバリ、マルウェアのバックアップスキャン、ダッシュボード構成、セキュリティ体制の評価など、高度なバックアップおよびサイバーセキュリティ機能が含まれています。 • Acronis Cyber Protect - Backup Advanced: 多くのユーザーと複雑なインフラストラクチャを持つ、大規模な環境を利用する企業向けに設計されています。ランサムウェアおよびクリプトマイニングに対するデータ保護と、グループ管理、共有保護計画、オフホストデータ処理、テープサポート、重複除外、カスタマイズ可能レポートなどの、高度なバックアップ機能が含まれます。
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4.3
機能満足度
平均:4.3
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4.2
使いやすさ
平均:4.2
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4.1
導入のしやすさ
平均:4.3
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3.6
サポート品質
平均:3.9
- Standard版 ワークステーション:8600円/
- Standard版 サーバー:63100円/
- Standard版 仮想ホスト:64400円/
- +9プランあり
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【簡単設定で自動保存】 国内で会員数100万人以上の実績があるAOSBOXシリーズは、お客さまのご希望に合わせた柔軟なプランと簡単な操作性で選ばれています。サポートサービスも充実していますので、導入後も最適なバックアップ環境を維持できます。 【堅牢性】 高い信頼性を誇るAmazon Web Service(AWS)を利用。データは、日本国内リージョンでマルチAZを採用し、冗長化管理されています。また、軍事レベルの暗号化技術「AES 256」で、データ暗号化を3重に施しています。(PC上・通信経路・サーバ上で暗号化) 【利便性】 チェックを入れるだけの簡単な初期設定の後は、全自動でクラウドバックアップが開始されます。 世代管理も自動で行うため、誤って削除や修正してしまったデータのバックアップが、クラウド上から削除されることなく復元できます。 お困りの際は、専用保守サポート(電話・メール)に相談できて安心です。 【低コスト】 復元速度が速い「通常ストレージ」と、大量データを安価に長期保存するのに適した「コールドストレージ」を選べるので、ニーズに合わせた環境を構築できます。 また、契約容量の範囲内であればデータのダウンロード量に関係なく、毎月の利用料は定額でお得です。 年額料金のみで、 ユーザー・サーバー数無制限 で利用できるので、費用を抑えてバックアップを運用できます。 【充実のサポート】 お客様のご要望に応じてサービス導入前からバックアップソリューションの専門家がお客様の環境を診断し、最適なバックアップ環境のご提案をします。 導入後はバックアップのセットアップおよび環境設定、サービス運用時の不具合診断、更新プログラム情報のご提供など充実の保守メニューを揃えて、電話・メール・オンサイトでサポートしています。 # AOSBOX Business
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AOMEI Backupperは「軽快」「柔軟」の2点に注力したバックアップソフトで、全世界で5,000万台以上のPC・サーバにインストールされています。 Windows XP環境でさえ動作するという超軽量設計で、作業の裏側でバックアップをしても、作業の邪魔をすることはほぼありません。 また、細かいスケジューリング、複合的な条件設定にも対応しており、極めて柔軟にバックアップ計画を立てることが可能です。 軽くて融通の利くBackupper。 ラインアップは以下の通りです。 Standard 無料版です。 バックアップの種類に制限があり、リアルタイム同期機能などは付いていません。 Professional 単体PCへのインストールに最適なライセンスです。 メーカー公式サイトでは1ライセンス版のみ販売、 日本代理店(当社)が運営するダウンロードGoGo!では、2ライセンス版も選択できます。 Workstation 企業内のクライアント端末へのインストール向けのライセンスです。 1ライセンス版のみ。 Server サーバ機向けのライセンスです。 1ライセンス版のみ。 Technician 社内のサーバ機とクライアント機両方へのインストールができるライセンスです。 社内の全PC・サーバ機へのインストールが認められています。 Technician Plus 社内のほか、取引先の端末へのインストールも認められた最上位ライセンスです。 社内、取引先の全PC・サーバ機へのインストールが認められています。
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System Recoveryとは、高速バックアップとシステム復旧を可能にする企業向けディザスタリカバリー製品です。ファイル単位ではなくHDDのイメージ単位でのバックアップが可能となるため、サーバを停止することなく全体の高速バックアップを実現します。ハードウェア障害時にはOSやアプリケーションの再インストールや設定は不要で、ほんの数分でシステム全体の復旧が可能。専門知識いらずの簡単設定も魅力です。復旧にかかる手間や時間を大幅に短縮できるうえ、異なるハードウェア構成や仮想環境にも対応できるため、信頼性・精度の高いディザスタリカバリー製品を導入したい企業に有効です。
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- MSPサービス事業者様向け、サービスプラットフォーム - Acronis Cyber Protect Cloudは、サイバープロテクションのエキスパート アクロニス が提供する、「サイバーセキュリティ」、「データ保護」、「エンドポイント管理」をオールインワンで提供するサービス事業者向けのサイバープロテクションサービスプラットフォームです。 現在顧客のITニーズは、オンプレミスからクラウド、資産の所有からサブスクリプションによる利用モデル、さらにはサービス利用へと市場のパラダイムシフトが進んできています。また、顧客のIT事業者へのニーズも、従来の「モノ売り」から「コト売り」と、いわゆる課題解決のためのトラステッドアドバイザーによるサービスに変化しています。 Acronis Cyber Protect Cloudは、今顧客が求めるサイバープロテクションサービスを、クラウドベースのSaaSによる提供で、初期投資(CAPEX)不要のサブスクリプション(OPEX)にて導入いただき、リスクフリーでスモールスタートいただけるソリューションです。 ■特徴 1. 業界最高のバックアップ&リカバリ フルイメージバックアップ、ファイルレベルのバックアップとリカバリによって、20 以上の プラットフォームにあるワークロードを保護し、さらにはRPOとRTO をほぼゼロに抑えます。 2. 追加コストなしで業界標準のサイバープロテクションで機能改善 高度な人口知能(AI)ベースの振る舞い検出エンジンは、お客様のエンドポイントおよびシステム のマルウェア、ランサムウェア、ゼロデイ攻撃を阻止します。 3. MSPのために設計された運用管理 デジタルエビデンスを収集して、それを中央レポジトリに保管することで、完全なポストインシデント 調査と適切な修正を可能にしコストを削減します。 ■Acronis Cyber Protect Cloudコア機能 マネージドサービスに、サイバープロテクション(データ保護とサイバーセキュリティ) サービスを追加し新たな事業機会の獲得と収益性の最大化を実現します。 1. 次世代のサイバーセキュリティを使ってすべてのお客様のワークロードを保護 エンドポイントを100%カバーする統合サイバープロテクションを使ってお客様の セキュリティリスクを最小化し、現在のセキュリティベンダーからは提供されて いない独自の機能を提供します。顧客のセキュリティインシデントのリスクを 大幅に削減します。 独立系テスト(VB100、AV Test、AV-Comparatives、ICSA Labs) で証明された サイバープロテクションリーダーのソリューションです。 2. サブスクリプションによるリカーリングビジネス サイバーセキュリティ、バックアップ&ディザスタリカバリ、ファイルの同期と共有、 ワークロード管理を含む単一のソリューションで、セキュリティサービスを強化し、 簡単なアップセルとクロスセルの機会を開拓します。統合レポートを介してクライアント にサイバープロテクションの成果を示すことにより、解約率を低減します。 3. サイバープロテクションのコストを最高50%削減 複数のベンダーから複数のポイントソリューションを購入する代わりに、ベンダー を統合することでコスト削減を実現。管理を簡略化し、ワークフロー自動化を改善し、 寄せ集めのツールを使用することで引き起こされるセキュリティリスクを軽減します。 1つの統合ソリューションのパワーを実感してください。単一の直感的なコンソール から管理、展開する1つのライセンス、1つのエージェント。 ■アドバンスドパック(オプション機能で、顧客ニーズに対応するサービスポート フォリオの拡張と新たな収益機会の獲得) Advanced Protectionパックは、Acronis Cyber Protect Cloudの拡張機能で、 標準コア機能に、任意のコンポーネントを追加することで、サービスポートフォリオ の拡張とサービスの強化を図れます。テナントが必要とする機能のみを追加し、 課金は、利用した機能のみに対して発生します。 1. Advanced Backup 計画バックアップの間隔でも顧客のデータを保護。バックアップ機能をSAP HANA、 Oracle DB、MariaDB、MySQL、アプリケーションクラスタに拡張。顧客の インフラストラクチャ全体のすべてのデータの保護ステータスを把握できます。 ・連続データ保護 ・データ保護マップ ・データ処理のホスト外オフロード 2. Advanced Security フルスタックアンチマルウェアを搭載した統合サイバープロテクションでセキュリティ サービスを改善しましょう。最新のサイバー脅威に対する検出率と応答速度を上げる。 サイバープロテクションをWebブラウジング、バックアップ済みのデータ、リカバリ プロセス、エクスプロイト防止にまで拡張。バックアップ内の実現フォレンジック データを取得して調査を実現。 ・フルスタックなマルウェア対策 ・URLフィルタリング ・エクスプロイト防止 3. Advanced Management 改善されたパッチ管理で脆弱性管理を簡略化し、お客様のITインフラのギャップを 即座になくします。お客様のソフトウェアアセットやデータ保護へのビジビリティを 取得して、日々の追跡・計画タスクを簡単にし、ディスクドライブの状態を監視する ことでアップタイムを改善します。 ・パッチ管理 ・フェールセーフパッチ ・ディスクドライブのヘルス監視 4. Advanced Disaster Recovery お客様にディザスタが発生した場合でもAcronis Cloudでシステムを起動して、 任意の場所にリストアし、数分でビジネスを再開。迅速なデータ可用性を保証。 ディザスタリカバリの問題を解消し、オーケストレーション、ランブック、 自動フェールオーバーで効率を改善します。 ・ディザスタリカバリオーケストレーション ・本番環境のフェールオーバー ・サイトツーサイトVPN 5. Advanced File Sync and Share すべてのプラットフォームで公証および電子署名機能を有効にするトランザクション 元帳が含まれる、ファイルの同期と共有サービスを使用して、データのロケーション、 管理、プライバシーを完全に制御します。 ・ファイルノータリゼーション ・電子署名 ・独立したファイル検証 6. Advanced Email Security スパム、フィッシング、ビジネスメール詐欺 (BEC)、持続的標的型攻撃 (APT)、 ゼロデイを含むEメールの脅威をエンドユーザーに届く数秒前に阻止します。 Perception Pointの次世代テクノロジーを活用して、超高速の検出と簡単な導入、 構成、管理を実現します。 ・フィッシング対策とスプーフィング対策エンジン ・セキュリティすり抜け回避防止技術 ・次世代のダイナミックなゼロデイ検出 7. Advanced Data Loss Prevention (DLP) 顧客ワークロードからの周辺機器やネットワーク通信を介した機密情報の漏洩を防止 します。機密データの転送を観察することで、DLPポリシーを企業固有の条件に自動で マッピングし、DLPサービスのプロビジョニングと管理をシンプルにします。 ・データ損失防止 ・初期DLPポリシーの自動作成 ・自動、ユーザー支援によるDLPポリシーの拡大 8. Advanced Security + EDR(End point detection and response) 従来型のEDRツール運用で求められた高度で専門的な知識や専任のオペレーターは不要でビジネス再開までの修復時間(TTR)とコストを劇的に削減します。従来のアンチウイルスによる検出、攻撃/侵入防止のアプローチに加え、ゼロトラストの考え方と万が一セキュリティインシデントが発生してしまった場合の、感染検知、隔離、インシデントの分析と優先順位付けから速やかな復旧によりレジリエントなビジネスをサポートするEDRを誰もが導入できる時代になりました。
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HPE Connected Backupとは、WindowsおよびMacPCの完全自動化バックアップとリストアを実現する、大規模クライアント向けバックアップ製品です。重複排除機能と圧縮機能により最大85%のバックアップデータの削減が可能なため、バックアップの処理負荷や転送トラフィックを軽くし、高速かつ業務をストップせず処理を実現。データ転送時には、高度なAES方式によって自動的に暗号化するため、セキュリティ面も安心です。また、さまざまなスマートデバイスとの連携が可能なほか、一度のポリシー設定でその後の作業は不要になるため、大規模なデータ管理の簡素化、災害時や障害時の対策強化を求める企業に活用されています。
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Secure Backとは、アップデータ株式会社が提供しているPCバックアップソフト製品。ITreviewでのユーザー満足度評価は4.3となっており、レビューの投稿数は3件となっています。
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Air Backとは、アップデータ株式会社が提供しているPCバックアップソフト製品。ITreviewでのユーザー満足度評価は4.8となっており、レビューの投稿数は2件となっています。
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安心バックアップサービスとは、日立が提供するクライアントPC向けの自動バックアップサービスです。日立システムズが管理するデータセンターとの連携により、日々更新されるPC内データを完全自動でバックアップ。誤操作や故障によるデータ損失や災害時に社内データを保護します。SSL通信による暗号化によってセキュリティがされるほか、バックアップは2か所のデータセンターで重複して行われるため、片方に障害が出た場合にもバックアップ処理を実行できて安心です。3ステップで実施できるシンプル設計であるとともに、SaaS型により回線整備が不要なため、運用コストを抑えて気軽に導入したい企業に活用されています。
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PCバックアップソフトの基礎知識
PCバックアップソフトは、クライアントPCのストレージに保存されているデータを他のストレージやメディアに退避/複製して保存するソフトウェアです。
クライアントPCのストレージに障害が発生したり、人的な操作ミスによって、作業途中のデータなど、クライアントPCにしか存在しないデータが消失した場合に、バックアップしたデータを元に戻すことができるようにします。
システム全体の保護を目的にサーバにインストールして利用するタイプのバックアップソフトとは異なり、クライアントPCのローカル環境で動作する製品が一般的であり、管理サーバを通じてPCバックアップの操作を一元管理できる製品もあります。また、最低限のバックアップ/リストア機能だけを備えた無料ツールも存在しています。
- PCバックアップソフトの導入効果
- データ消失のリスクを最小化します
- 効率的なデータ管理が可能です
- バックアップ/リストア時間を短縮します
- PCバックアップソフトの対象ユーザー
- PCバックアップソフトの機能一覧
- 重要なデータを安全に保管するバックアップ機能
- 消失したデータを素早く元に戻すリストア機能
- バックアップの円滑な実行を支援するデータ管理機能
- PCバックアップソフトの選定ポイント
- 導入形態
- 価格形態・契約形態
- オプション
- PCバックアップソフトのシステム要件、他のシステムとの連携方法
- 一般的な導入方法、導入環境
- 導入後の運用方法、サポートの有無
- 他のシステムとの連携方法
- PCバックアップソフトと関連のあるソフトウェア
PCバックアップソフトの導入効果
データ消失のリスクを最小化します
PCバックアップの主な利点は、データの消失リスクを軽減することです。ストレージの故障や人的な操作ミスによってクライアントPCのデータが消失するケースは頻繁に発生しますが、あらかじめバックアップしておくことで、迅速にデータを復旧させ、重要なデータの消失リスクを最小限に抑えることができます。
効率的なデータ管理が可能です
「Windows 10」では「ファイル履歴」という機能を使用して、ファイル単位でバックアップされたデータを復元できますが、OSの標準機能には限界があります。より安全にデータをバックアップするためには、専用のPCバックアップソフトを利用することが一般的です。事前に設定したスケジュールに従って自動的にバックアップが実行され、データ管理が効率的に行えます。
バックアップ/リストア時間を短縮します
一部のPCバックアップソフトウェアには、更新されたデータの差分のみをバックアップする機能、重複するデータを排除して効率的にバックアップする機能、データ容量を圧縮してバックアップする機能などが備わっています。これにより、バックアップとリストアにかかる時間を短縮できます。
PCバックアップソフトの対象ユーザー
導入検討ユーザー
・クライアントPCの運用管理を担当する情報システム部門
利用ユーザー
・業務部門、管理部門のクライアントPCの利用者
・クライアントPCの運用管理を担当する情報システム部門の管理者
PCバックアップソフトの機能一覧
重要なデータを安全に保管するバックアップ機能
機能 |
解説 |
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フルバックアップ | クライアントのローカルストレージ、及びネットワークストレージの個人領域に保存されている全てのデータをバックアップする |
ファイル/フォルダの指定 | ファイルやフォルダを指定し、特定のデータのみをバックアップする |
スケジューラ/自動バックアップ | 日次、週次などのスケジュールを組んで、決められた日時、間隔でバックアップする |
リアルタイムバックアップ | データの更新時などに、バックアップ先の空き容量を見てリアルタイムにバックアップする |
差分バックアップ | バックアップ対象のデータのうち、更新された差分データのみをバックアップする |
消失したデータを素早く元に戻すリストア機能
機能 |
解説 |
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フルリストア | クライアントPCのローカルストレージに保存されていた全てのデータをリストア(復元)する |
ファイル/フォルダの指定 | ファイルやフォルダを指定し、特定のデータのみをリストアする |
削除されたデータの復元 | 誤ってファイルを削除してしまった場合に、削除したファイルのみを復元する |
バックアップの円滑な実行を支援するデータ管理機能
機能 |
解説 |
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バックアップファイルの圧縮 | バックアップするデータを圧縮し、ファイル容量を小さくして保存する |
重複排除 | バックアップするデータのうち、重複するデータ部分を省略して保存する。または同じファイルがすでにバックアップされている場合は、バックアップを省略する |
世代管理 | バックアップデータを複数の世代で管理する。万一、不正なデータに上書きされた状態でバックアップが行われた場合、世代をさかのぼって復元できる |
PCバックアップソフトの選定ポイント
導入形態
PCバックアップは、オンプレミス環境に導入するソフトウェアパッケージ製品として提供されています。基本的には、バックアップ対象のクライアントPCにインストールし、エンドユーザー自身がバックアップを実行します。一方で、システム管理担当者が一元的に管理できるPCバックアップ製品もあり、クライアントPCに「エージェント」と呼ばれる常駐プログラムをインストールすることで、エンドユーザーが管理ルールを気にすることなくバックアップを行えます。また、月額費用でクラウドサービスを利用できるオプションも存在します。
価格形態・契約形態
PCバックアップの価格は製品によって異なります。スタンドアロンタイプの製品や、管理サーバによって複数のクライアントPCのバックアップを集中管理できる製品は、ユーザーライセンスが数千円程度です。管理サーバライセンスは10万円〜20万円程度となります。また、クライアントPCへのインストールに必要な「メディアキット」を別途購入する必要がある製品もあります。さらに、最低限のバックアップ/リストア機能だけを備えた無料ツールも利用できます。
オプション
一部のPCバックアップ製品には、詳細なスケジュール設定、世代管理などの高度な機能やソリューション、スマートフォンやモバイルデバイスのバックアップ機能などをオプションとして設定できるものがあります。
PCバックアップソフトのシステム要件、他のシステムとの連携方法
一般的な導入方法、導入環境
オンプレミス環境に導入するPCバックアップ製品は、ソフトウェアをインストールした後、バックアップするデータの領域やスケジュールなどを設定します。通常、エンドユーザーが簡単に設定できるよう、専用の管理ツールが提供されています。また、管理サーバから複数のクライアントPCへ一括設定できる製品もあります。
導入後の運用方法、サポートの有無
導入後の運用は、基本的にエンドユーザーが担当します。エンドユーザーのスキルや信頼性に不安がある場合、情報システム部門がサーバ管理型のPCバックアップを導入し、保守担当者などが運用と管理を行うこともあります。
他のシステムとの連携方法
PCバックアップ製品の中には、オンラインストレージと連携し、オンプレミス環境とは別にオンラインストレージにもバックアップする、ハイブリッド環境に対応した製品も存在しています。
PCバックアップソフトと関連のあるソフトウェア
クラウドバックアップサービス:インターネット上のサーバーにデータやプログラム、システムを保存することで、パソコンやスマートフォンなどの端末からデータを保護するサービスです。
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