メルマガの一斉配信や、会員登録・パスワード再設定などシステムからの自動通知まで、企業のメールコミュニケーションを支えているのがメール配信サービスです。しかし、送信ドメイン認証や宛先リストの管理を怠ると、届けたいメールが迷惑メールフォルダに振り分けられてしまい、顧客への重要な連絡が届かないという事態にもなりかねません。
また、いざ導入を検討し始めると「メール配信サービスにはどのような種類があるのか」や「専門知識がなくても運用できるのか」、「どのくらいの費用がかかるのか」など、比較検討段階で浮かぶ疑問は尽きません。特に、導入後によくある失敗を事前に把握しておくことが、スムーズな導入と定着のカギになります。
本記事では、メール配信サービス「Twilio SendGrid」の日本販売代理店である株式会社構造計画研究所に対して、メール配信を始める際の準備から、トランザクションメール・メールマーケティングそれぞれで考慮すべき点、費用や失敗しやすいポイント、メールの到達率を高める方法まで、メール配信サービスを導入する前に知っておきたいポイントについて、詳しくお話を伺いました。
目次
- 取材ベンダー情報
- メール配信サービス「Twilio SendGrid」とは?
- Q:メール配信を始めるには、どのような準備が必要ですか?
- Q:メール配信サービスには、どのような種類がありますか?
- Q:トランザクションメールでは、どのような点を考慮すべきですか?
- Q:メールマーケティングでは、どのような点を考慮すべきですか?
- Q:メール配信サービスの導入によって、メール配信の効率や成果はどう変化しますか?
- Q:メール配信サービスの導入には、どのような費用がかかりますか?
- Q:メール配信サービスを導入するとき、どのような失敗が起こりやすいですか?
- Q:メール配信サービスの比較では、どのようなポイントを確認すべきですか?
- Q:メール配信では、どのように到達率を高めればいいですか?
- Q:メール配信サービスでは、開封率や配信停止といった受信者の反応をどこまで確認できますか?
- まとめ:メール配信サービスは「送信準備・比較検討・到達率向上」が導入成功の鍵になる
取材ベンダー情報
取材ベンダー:株式会社構造計画研究所
提供サービス:Twilio SendGrid
ご担当者様:クラウドビジネス部 兼子 みくり 様
メール配信サービス「Twilio SendGrid」とは?

Twilio SendGridは、Twilio社が提供するクラウド型のメール配信サービスで、日本国内の正規代理店は株式会社構造計画研究所が務めています。APIやSMTPを使ってシステムから自動送信する「トランザクションメール」と、ダッシュボード上でメールを作成・配信する「マーケティングメール」の両方に対応しており、高い到達性と配信性能を備えているのが特徴です。
ITreviewでは、本日時点(2026年9月16日)で「317件」のレビューが投稿されており、満足度も5点満点中「4.0」と高く、国内外を問わず多くのユーザーから支持を集めているメール配信サービスといえるでしょう。
Q:メール配信を始めるには、どのような準備が必要ですか?

A:メール配信を行う場合は、単に本文を作成して送信するだけではなく、送信環境や運用体制の整備など様々な準備を整えることが重要です。
メールは適切な準備をせずに送信すると、受信側から迷惑メールと判断され、受信トレイに届かないことがあります。そのため、以下の準備をしておくことが特に大切です。
| 必要な事前準備 | 説明 |
|---|---|
| 送信ドメイン認証を設定する | 「なりすまし」ではなく正当な送信元であることを証明する。 |
| 宛先リストのクリーニングをする | 存在しないアドレスや無効なアドレスをリストから削除する。 |
| IPウォームアップを実施する | 送信量を段階的に増やして、受信サーバーからの信頼を徐々に高める。 |
| 配信ログを取得できるようにする | メールの到達状況やエラー内容を後から参照できるよう、ログを記録・保存できる環境を整える。 |
加えて、近年のメール運用においては、GoogleやYahoo!などが公表している「メール送信者ガイドライン」に対応する必要があります。
| ガイドラインで求められる主な要件 | 説明 |
|---|---|
| 送信ドメイン認証(SPF/DKIM/DMARC)の設定 | 送信元の正当性を証明し、なりすましを防止するための設定をする。 |
| ワンクリックでの配信解除(オプトアウト)機能の実装 | 受信者が簡単にメール配信を停止できる仕組みを導入する。 |
| 迷惑メール報告率を0.1%未満に維持 | 受信者から「迷惑メール報告」される割合を0.1%未満に抑え、決して0.3%以上にならないようにする。 |
| TLS(暗号化通信)の利用 | メール送信時の通信を暗号化し、安全な通信経路を確保する。 |
Q:メール配信サービスには、どのような種類がありますか?

A:メール配信は、用途や機能に応じて主に3つのタイプに分類され、それぞれの用途に合わせたサービスやツールが提供されています。
| タイプ | 特徴 | 用途例 |
|---|---|---|
| システム連携配信 | Web APIやSMTPを使って、プログラム経由で送信する。即時に確実に届くことが求められる。 | 会員登録完了通知、パスワードリセットメール、決済完了通知 |
| 一斉配信 | 多くの宛先に同じ内容を一度に送信する。開封やクリックなどの効果測定やA/Bテストの機能を有していることが多い。 | メールマガジン、セール告知、ユーザアナウンス |
| シナリオ配信 | Webサイト上での行動履歴や顧客の属性などに応じて、自動的にメールを送信する。 | ステップメール、ウェルカムメール、カゴ落ちメール |
また、提供形態にも「クラウド型(SaaS)」と「オンプレミス型(自社サーバー運用)」の2種類があります。クラウド型は、自社でサーバーなどのインフラを準備する必要がないため初期費用を抑えられ、アカウントを作成すればすぐに使い始められることから、現在の主流となっています。用途によって求められる機能や配信速度、操作性などは異なるため、自社の目的に合うタイプを選択することが重要です。
Twilio SendGrid の機能

「Twilio SendGrid」は、システム連携配信とブラウザ上で行う一斉配信の両方に対応している点が大きな特徴です。
配信用途ごとに異なるツールを契約する必要がないため、コストや手間を大幅に削減できます。また、エンジニアとマーケターが同じ基盤上でスムーズに連携してメール業務を進めることができます。
該当機能に関するレビュー(一部抜粋)

スケーラビリティに優れる
「トランザクションメールや会員向けメルマガなど、恒常的に数十万~数百万のメールを送る必要があるが、サービス起因での遅延や未達はほぼなく、信頼性が高い」
引用元:https://www.itreview.jp/products/sendgrid/reviews/206238
Q:トランザクションメールでは、どのような点を考慮すべきですか?

A:会員登録、パスワード再設定、決済完了通知といった、システムから自動送信される「トランザクションメール」は、ユーザーの利便性や機会損失に直接影響するため、即時性と到達性が特に重要視されます。
メールを確実に届けるためには、送信ドメイン認証のSPFやDKIM、DMARCの設定のほか、レピュテーションの維持が欠かせません。レピュテーションとは、受信側から見た送信元の「信頼度」のことです。
不達メールや迷惑メール報告が多いと信頼度が下がり、重要なメールが迷惑メールフォルダに振り分けられたり、ブロックされたりするリスクが生じます。そのため無効な宛先を宛先リストから除外するなどの対応を適切に行い、常に高いレピュテーションを保つことが重要です。
また、事業が拡大して送信通数が増加しても遅延なく処理できるスケーラビリティや、届かなかった原因をログから特定できる仕組みについても考慮しておく必要があります。
Twilio SendGrid の機能

「Twilio SendGrid」 では、Web APIやSMTPリレーでトランザクションメールを送信することができます。独自ドメインでの送信ドメイン認証や、エラーメールの自動処理などにも対応しており、高い到達性を実現しています。
また、送信後のログを詳細に確認できるため、トラブル時にも迅速に原因を特定して対応できます。
SendGridは月間2,000億通以上のメールを処理する大規模なインフラと高いスケーラビリティを備えており、事業の拡大などで送信通数が増加した場合でも安心です。
該当機能に関するレビュー(一部抜粋)

抜群の安定性とメール送信の速さが素晴らしい
「主要なISPとの連携が強く、迷惑メールフォルダに入るリスクが非常に低い。ビジネスメールやニュースレターの配信において安定したパフォーマンスを発揮ました。特にトランザクションメールの送信処理がスムーズ。メールが届くのがとにかく早い!」
引用元:https://www.itreview.jp/products/sendgrid/reviews/228367
Q:メールマーケティングでは、どのような点を考慮すべきですか?

A:メールマーケティングでは、宛先リストの適切な管理や、それぞれの顧客に合わせた適切なコンテンツ配信などが重要になります。
受信者にとって不要なメールを送り続けると、迷惑メール報告が増加し、送信元の評価(レピュテーション)が下がって重要なメールまで届かなくなるリスクが生じます。レピュテーションの低下を防ぎ、効果的なメールマーケティングを行うには以下のことに気をつけましょう。
| 内容 | 説明 |
|---|---|
| 適切な宛先リストの管理 | 購入したリストや長期間メンテナンスしていない古いリストへの送信は避け、事前にオプトイン(同意)を得た宛先リストを使用します。 |
| ワンクリックで配信停止できる仕組みの明示 | 受信者がいつでも簡単に配信停止手続きを行える仕組みを提供し、本文にわかりやすく表示します。 |
| ターゲットに合わせたセグメント配信 | すべての受信者に同一の内容を送るのではなく、属性や行動履歴、関心に合わせてコンテンツや頻度を調整します。 |
| 反応の分析と改善 | 配信後は開封やクリックといった受信者の反応を分析し、その結果をもとにコンテンツを継続的に改善します。件名や本文を数パターン作成して反応を比較する「A/Bテスト」などを活用するのが有効です。 |
Twilio SendGrid の機能

「Twilio SendGrid」 では、ドラッグ&ドロップでHTMLメールを作成し、CSV形式で宛先リストをアップロードして一括配信できます。開封率やクリック率といった受信者の反応を確認したり、GmailやYahoo!の送信者向けガイドラインに準拠したワンクリックでの配信停止リンクを設置したりすることも可能です。
顧客属性、開封・クリック履歴などに基づくセグメント配信や、最大6パターンまで検証できるA/Bテスト機能も提供しています。受信者の関心に合わせたメール配信を行うことで、より高い効果を期待できます。
該当機能に関するレビュー(一部抜粋)

お客様へのメールマガジン配信に利用しています
「ドラッグ&ドロップでのエディタ操作により、HTMLの専門知識がなくても短時間でメール作成が可能になりました。また、開封率やクリック率をリアルタイムで確認できるため、件名・配信タイミングの改善にも役立っています」
引用元:https://www.itreview.jp/products/sendgrid/reviews/232026
Q:メール配信サービスの導入によって、メール配信の効率や成果はどう変化しますか?

A:メール配信サービスを導入することで 「配信作業にかかる工数の大幅な削減(効率化)」と「メールの届きやすさや反応率の向上(成果の最大化)」 という2つの大きな効果が得られます。
- メール配信サービス導入前:処理能力が不十分な場合、一度に大量のメールを送信しようとすると送信完了までに長い時間が かかったりサーバーが停止したりするリスクがあります。無効なメールアドレスを送信対象から外すなどの管理作業にも多くの工数が奪われてしまいます。また、メール1通ごとの到達確認や開封・クリックの追跡は自社で仕組みを作る負担が大きいため、十分な状況確認ができないまま運用を続けてしまうケースも少なくありません。
- メール配信サービス導入後:自社でのインフラ構築や保守管理の負担を軽減できます。高い処理能力を持つ大規模な配信基盤を利用できるため、大量のメールを安定して送信できるようになり、運用負荷が大幅に減少します。これにより、メールの戦 略策定やコンテンツ改善といった業務に集中できるようになります。また、到達率や開封率、クリック率などを確認できるため、データに基づいた改善施策を実施し、成果の向上につなげることができます。
Twilio SendGrid の機能

「Twilio SendGrid」は、クラウド型のメール配信サービスであるため、メールサーバーの構築や保守管理が不要で、配信作業や運用にかかる工数を大幅に削減できます。
月間2,000億通以上ものメールを処理しており、大規模な一斉配信でもシステムの負荷を懸念することなく、安定してメールを送信できます。高いスケーラビリティを備えているので、配信数が増加したときでも問題なく処理できます。
また、配信結果を画面上やAPIで確認できるため、不達の原因特定や改善に迅速に取り組むことができ、メール配信の効果を高められます。
該当機能に関するレビュー(一部抜粋)

手動の限界を解消し、工数削減と顧客対応の円滑化を実現
「これまでかかっていた膨大な手作業の工数を劇的に削減できました。さらに、自動化によって顧客への案内や通知がリアルタイムかつ確実に届くようになり、対応のスピード感と円滑さが格段に向上しました」
引用元:https://www.itreview.jp/products/sendgrid/reviews/251197
Q:メール配信サービスの導入には、どのような費用がかかりますか?

A:クラウド型のメール配信サービスの導入費用としては、主に「初期費用」「月額料金」「オプション料金」が必要になります。
月額料金には、大きく2つのタイプがあります。
● 配信通数課金制
プランによって配信通数の上限が決まっており、上限を超過した場合は、その分の上限超過料金が発生する従量課金制です。システム連携配信系のメール配信サービスでよく見られる方式です。
● 登録アドレス数課金制
プランによって登録できるメールアドレスの数が決まっており、大抵は配信通数の制限がありません。一斉配信系のメール配信サービスでよく見られる方式です。
標準プランに含まれていない機能を追加する場合は、オプション料金が発生します。
サービスによっては、プランに含まれているのは最低限の機能のみで、必要な機能をオプションとして追加していくタイプもあります。必要な機能やサポートが標準プランに含まれているか確認しておきましょう。
サービスを検討する際は、現在の送信通数だけでなく、将来的な配信量の増加や宛先リストの規模も見越し、上限を超過した際の従量料金やオプション料金も含めてシミュレーションしておくことが推奨されます。
Twilio SendGrid の機能

「Twilio SendGrid」は、初期費用が不要で、月間の送信通数に応じた従量課金制です。料金表はサービスサイトで確認することができます。
マーケティングキャンペーン機能を使用する場合は、アップロードしたアドレスの数に応じた追加料金が発生します。その他の追加オプションについては、サービスサイトをご確認ください。60日間の無料トライアルを提供しているので、機能や使い勝手を事前にお試しいただけます。
該当機能に関するレビュー(一部抜粋)

ほぼ従量課金のみでメール配信の仕組みを組み込める
「低価格で導入できる。簡単に製品にメール配信機能を組み込める。ドキュメントが整備されているので簡単にメール機能をソフトウェアに組み込むことができます」
引用元:https://www.itreview.jp/products/sendgrid/reviews/250993
Q:メール配信サービスを導入するとき、どのような失敗が起こりやすいですか?

A:導入時によくある失敗として、事前調査や検証の不足が挙げられます。
「複数の送信ドメイン認証を設定する必要がある」「メンバーごとのログイン情報の発行や権限設定ができなければならない」「〇万通を〇分以内に配信したい」「配信ログを他システムに連携したい」など、セキュリティ要件や他システムとのデータ連携についても確認しておきましょう。
運用面では、長期間メンテナンスしていない古い宛先リストや購入したリストへ一斉配信してしまい、大量のバウンスや迷惑メール報告が発生してアカウントが凍結されたり、送信元の評価が下がって別のメールまで届かなくなったりするトラブルが発生することがあります。この失敗を防ぐためには、以下の対応が不可欠です。
- 購入したリストの使用は絶対に避ける
- 事前にメールアドレス検証サービスなどを利用して無効なアドレスを除外する
- 今後も継続して配信してよいか受信者の意思を確認する(オプトインを再度取る)
さらに、いきなり大量送信して、受信側から制限をかけられ送信に時間がかかったり受信拒否されたりしてしまうケースもあります。まずは少量から送信を始め、様子を見ながら徐々に増やしていきましょう。
Twilio SendGrid の機能

「Twilio SendGrid」では、60日間の無料トライアルを提供しており、有料プランとほぼ同等の機能を試すことができます。必要な機能がそろっているかや、他システムとの連携の可否などを事前にしっかり確認していただけます。
有料プランに切り替える際は、無料トライアル利用時に設定した内容や送信ログをそのまま引き継げるため、本番運用への移行もスムーズです。
また、マニュアルやチュートリアル、ブログを公開しており、SendGridの機能やメール配信に必要な知識を数多く発信しています。宛先リストのクリーニング方法、メールのブロックや遅延を防ぐ送信方法、送信ドメイン認証の設定方法などを詳しく解説しているので、導入時に直面しやすいトラブルを未然に回避し、安心して運用を開始できます。
該当機能に関するレビュー(一部抜粋)

代理店構造計画研究所の日本語サポートが迅速だ。
「マニュアルや案内メールもすべて分かりやすい日本語で提供されるため、海外ツールにありがちな「英語でのコミュニケーションコスト」や「返信の遅さ」に悩まされることが一切ありません」
引用元:https://www.itreview.jp/products/sendgrid/reviews/247714
Q:メール配信サービスの比較では、どのようなポイントを確認すべきですか?

A:メール配信サービスを比較検討する際は、まず自社の配信用途(システムからの自動通知メール、メルマガの一斉配信など)を明確にし、それに適した機能を備えているかを確認することが重要です。
以下の観点でも比較することをお勧めします。
● コスト
課金方式(通数またはメールアドレス数)、超過料金、初期費用の有無など
● システム連携
APIの扱いやすさ、SMTPリレーの有無、リアルタイム性など
● 配信性能
大量送信に耐えられる配信基盤か、単位時間あたりの送信制限があるかなど
● 機能要件
送信ドメイン認証への対応、固定IP/共有IPの選択肢、分析機能の充実度など
● 使いやすさ
管理画面の操作性、配信ログの有無、サポート体制など
特に、メールの到達状況をどのくらい詳細に確認できるかは、配信の改善やトラブル対応を行ううえで重要なポイントです。自社の要件を満たすだけでなく、運用の負担を軽減できるツールを選択することが大切です。
Twilio SendGrid の機能

「Twilio SendGrid」は、システム連携の柔軟性、コストパフォーマンス、安定した配信性能のバランスに優れており、幅広い配信用途に対応できます。
各種プログラミング言語に対応した公式ライブラリも提供されているためエンジニアは開発にかかる工数を削減できます。また、ドラッグ&ドロップで直感的な操作ができるメール作成画面が提供されているため、マーケターにとっても使いやすいサービスです。
60日間の無料トライアルが利用できるため、機能や操作性を実際にお試しのうえ、要件に合うかを検討することができます。
該当機能に関するレビュー(一部抜粋)

抜群の安定性とメール送信の速さが素晴らしい
「メール到達率の高さとサービスの安定性、メール到達の速さであれば、sendgrid最強です」
引用元:https://www.itreview.jp/products/sendgrid/reviews/228367
Q:メール配信では、どのように到達率を高めればいいですか?

A:メールを受信トレイに届ける(到達率を高める)ためには、メール送信のベストプラクティスに則り、宛先側から「良い送信者」とみなされる必要があります。
例えば、以下のような設定や運用を継続的に行いましょう。
● 送信ドメイン認証
正当な送信元であることを示す。
● IPウォームアップ
段階的に通数を増やして送信元としての信頼度を高め、迷惑メール判定されるリスクを減らす。
● リストクリーニング
無効なメールアドレスを定期的に除外する。
● オプトアウトの徹底
わかりやすい配信停止リンクをメールに記載し、停止依頼には即時対応する。
● 期待に応える
開封、クリック、配信停止などの反応を参考に、望まれるコンテンツを、望まれる頻度で送る。
Twilio SendGrid の機能

「Twilio SendGrid」には、独自ドメインでの送信ドメイン認証設定、固定IPアドレス、無効なメールアドレスの検証機能など、レピュテーション(送信元の信頼度)を高く維持するために必要な機能がそろっています。
また、バウンスした宛先や配信停止した宛先への送信を自動的に破棄する機能や、IPウォームアップのサポート機能など、日々の運用の手間を削減します。
該当機能に関するレビュー(一部抜粋)

概ね満足
「Twilio SendGridを導入してから、メールの到達率に関する懸念が払拭されました。以前はメールがスパム扱いされたり、遅延が発生したりするトラブルがありましたが、SendGridの安定した配信基盤のおかげで、重要な通知が確実に受信トレイに届くようになりました」
引用元:https://www.itreview.jp/products/sendgrid/reviews/251191
Q:メール配信サービスでは、開封率や配信停止といった受信者の反応をどこまで確認できますか?

A:確認できるデータは利用するサービスによって異なり、簡易的な配信ログのみ確認できるものもあれば、メール1通ごとの状況を詳しく確認できるものもあります。
後者の場合は、メールの到達状況や不達原因を示すエラーメッセージ、受信者の反応(開封やリンククリック、配信停止、迷惑メール報告など)が確認できます。
Twilio SendGrid の機能

「Twilio SendGrid」では、送信したメールが宛先に届いたかどうかに加え、開封、クリック、配信停止、迷惑メール報告などの受信者の反応を一通単位および全体の集計データとして細かく確認できます。
日次や月次での推移はもちろん、受信者が利用している端末の種類やメールソフトごとの統計情報もグラフで把握可能です。
| 機能名 | 説明 |
|---|---|
| Email Logs | メール1通ごとの配信状況や、届かなかった場合のエラーメッセージなどを確認できる。 |
| Stats | 開封率・クリック率などの日次・週次・月次の推移をグラフで確認できる。 |
| Event Webhook | メールの配信状況や開封・クリックなどのデータを任意の環境にPOSTでき、データの外部保存や別ツールでの独自の分析などに活用できる。 |
該当機能に関するレビュー(一部抜粋)

一人運用でもPDCAを高速で回せるメール配信・分析ツール
「導入前は「送って終わり」になりがちだったメール配信が、データに基づく定量的な改善プロセスへと一変しました」
引用元:https://www.itreview.jp/products/sendgrid/reviews/251223
まとめ:メール配信サービスは「送信準備・比較検討・到達率向上」が導入成功の鍵になる
本記事では、メール配信サービス「Twilio SendGrid」の日本販売代理店である株式会社構造計画研究所に対して、メール配信を始める際に必要な準備をはじめ、配信サービスの種類や費用、導入時に陥りやすい失敗、到達率を高める方法や受信者の反応を確認する仕組みまで、メール配信サービスを導入する前に知っておきたいポイントについて、詳しくお話を伺いました。
メール配信サービスの導入で重要なのは、単にメールを一斉送信できるようにすることではありません。送信ドメイン認証やレピュテーション管理といった到達率を高めるための準備を整えたうえで、自社の配信用途に合ったサービスを選び、配信後の効果測定を通じて継続的に改善していくことが成果につながります。
Twilio SendGridは、システムからの自動配信(トランザクションメール)とダッシュボード上でのマーケティングメール配信の両方に対応しており、送信ドメイン認証や配信結果の確認、セグメント配信・A/Bテストなど、多様な機能を単一のプラットフォームで利用できるのが特長です。メール配信の効率化や到達率の改善を検討している方は、自社の運用にどのように活用できるか、ぜひ一度「Twilio SendGrid」の導入を検討してみてはいかがでしょうか?
提供:株式会社構造計画研究所