投稿 LMSの導入時に最も考慮すべきポイントは何? は ITreview Labo に最初に表示されました。
]]>LMSの導入では、最初に導入目的と運用方針を明確に定めましょう。導入目的や運用方針が定まっていないと、途中で方向性が曖昧になり、期待していた業務改善効果を得られなくなる可能性があるためです。
具体的に整理すべきポイントは、以下の通りです。
導入前にこれらの項目を具体化し、自社の業務や人材育成の方針に合った運用設計を行う必要があります。
LMSを現場に定着させ、導入効果を十分に感じるには、ツールの運用体制を整える必要があります。自社での運用体制が整っていない場合、現場へのツールが定着や活用が進みにくくなる可能性があるためです。
実際のITreviewの製品レビューでも、多様な機能をどのように活用するかは人事部門の運用に左右されるため、導入段階で方針を定めておかないと、機能を十分に活用できないと感じたユーザーの声が見られました。
運用体制の整備では、以下の項目を検討しましょう。
これらを事前に整理し、LMSを継続的に活用する土台を構築しましょう。
LMSの導入時に考慮すべきポイントの一つに、システムのユーザビリティ(使いやすさ)があります。
システムが使いにくいと操作に時間がかかり、受講率の低下につながる可能性があります。受講率の低下を放置すると、運用の形骸化(単にツールが存在しているだけの状態)に陥るリスクもあるのです。
ITreviewで紹介している製品のレビューでも、「入力画面の部分が少し小さく行が何行にも重なってしまう」「画面を横方向に拡張できると評価の変遷を見やすくなる」との声が見られます。
こうした問題に直面しないためにも、以下のポイントを確認し、ユーザビリティに配慮されている製品を選びましょう。
LMSを選定する際は、自社の運用に必要な機能が備わっているかを確認しましょう。業務効率化に役立つ代表的な機能は、以下の通りです。
受講者の氏名や所属、受講履歴などを一元管理できる機能
ユーザーの受講率やテスト結果を可視化し、学習の進捗や理解度を分析できる機能
自社が保有している教材やマニュアルを一元管理できる機能
チャットや掲示板などを通じて、受講者が講師に不明点や疑問点を質問できる機能
受講スケジュールを通知したり、未受講者に受講を促したりする機能
人事システム・営業管理システムなどと連携し、受講者情報の登録・更新・管理を一元化できる機能
複数言語に対応でき、日本人・外国人問わず学習を進められる機能
これらの機能が備わっている製品であれば、教材の配信から受講状況の管理、学習効果の可視化までを一元化しやすくなります。自社の目的や運用方法に応じて必要な機能を整理しましょう。
LMS導入時は、既存システムとの連携性を考慮しましょう。具体的に確認すべきポイントは、以下の通りです。
人事システムと連携できるLMSの中には、従業員情報を基に個別の学習プランを自動で割り当てられる製品もあり、こうした製品を選べば運用の効率化につながります。
また、シングルサインオンに対応していれば、ログイン操作の回数を減らし、複数のシステムへ効率良くアクセスできるようになります。
チャットツールや業務管理ツールなど、別のシステムとデータを連携するのであれば、API連携機能の有無も確認しましょう。
LMSを選定する際は、将来的な運用を見据えて、ツールの拡張性やカスタマイズ性を確認しましょう。
主に以下のポイントを確認することが重要です。
SaaSはインターネット経由で利用できるため、自社でサーバーを構築しなくてもすぐに利用を開始できます。カスマイズ性はオンプレミス型の方が優れている傾向がありますが、近年はSaaSでもAPI連携や豊富な設定項目により、自社の業務フローに応じた使い方が可能な製品も増えています。
ただし、実際のカスマイズ性や運用負担は製品ごとに異なります。将来的な組織体制や教育方針の変化に対応できる製品を選定し、長期的な運用につなげましょう。
LMSでは、受講者や従業員の個人情報を取り扱うため、ツール導入時はセキュリティ対策やコンプライアンスの観点も重視する必要があります。
LMSのセキュリティレベルはベンダーによって異なるため、以下のポイントを確認し、自社のセキュリティ要件に適合しているかを判断しましょう。
特にデータの保存先が海外のベンダーで個人情報を取り扱う際は、個人情報保護法第28条に基づき、原則として本人の同意を得るか、日本と同等の保護水準にある体制を整えた事業者であるかを確認しなければなりません(※)。現地の法規制や委託先の管理体制を慎重に確認し、ユーザーの個人情報を安全に管理しましょう。
※参考:e-Gov法令検索.「個人情報の保護に関する法律」(参照2026-03-28)
LMSを長く安定して運用できるよう、ベンダーのサポート体制をチェックしましょう。具体的なチェックポイントは、導入支援や運用相談の有無、操作マニュアルの充実度、トラブル時のサポート体制です。
具体的には、以下のようなポイントを重視してベンダーのサポート体制を確認しましょう。
ベンダーのサポート体制が充実していれば、導入時の不安を軽減できるだけではなく、運用中の課題解決を進めやすくなります。サポート内容や対応範囲を事前に確認し、長期的に信頼できるベンダーを選びましょう。
LMSを選ぶ際は、初期費用だけでなく運用にかかるコストも含めて資金計画を立てましょう。
LMSの導入コストの内訳は、以下の通りです。
運用費用には、システムの月額利用料が含まれます。月額利用料は、毎月一定額を支払う月額固定制と、ユーザー数に応じて料金が変動する従量課金制があります。利用人数の変動があまり見られない企業は月額固定制、受講者の増減が大きい企業は従量課金制がおすすめです。
導入コストはベンダーによって異なるため、自社の運用規模に応じて必要な機能とコストのバランスを見極めましょう。
LMS導入時に考慮すべきなのは、導入目的と運用体制を先に固めることです。その上で、必要な機能・既存システムとの連携・ベンダーのサポート体制・コスト・セキュリティレベルを比較すると、自社に合うLMSを選びやすくなります。
ITreviewでは、複数のLMSの口コミをまとめて比較できます。無料トライアルや資料請求ページにもアクセスできるため、導入前の情報収集に活用してみてください。
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]]>投稿 LMSを選定する際の一般的な課題やトラブルは何ですか? は ITreview Labo に最初に表示されました。
]]>LMSの導入で多いトラブルの一つが、要件定義や導入計画が不十分なまま選定を進めてしまうケースです。具体的な導入目的やKPIが定まっていないと、ツールに求める機能が曖昧になり、十分な運用効果が出ない可能性があります。
LMSを選定する際は、導入目的や必要機能、運用体制を事前に整理し、ツール選定の要件を決めておきましょう。一般企業では現場担当者や受講者(従業員)、情報システム部門、教育機関では教職員や生徒の意見をヒアリングすると、必要な要件を絞りやすくなります。
ユーザーのエンゲージメントや定着率が低いのも、LMS導入で多く見られる課題の一つです。
LMS運用では、受講者の自己管理が求められる場面があり、運用設計次第では学習が後回しになる場合があります。
継続的な利用につなげるには、以下のような対策が必要です。
LMSの導入では、UI/UXの使いにくさが課題として多く挙げられます。ITreviewの製品ページのレビューでも、「画面がカラフル初めて使う人には操作が複雑に感じる」「社員一覧の絞り込み条件が複雑」との声が見られました。
UI・UXの意味と具体例は、以下の通りです。
| 用語 | 意味 | 具体例 |
|---|---|---|
| UI(ユーザーインタフェース) | ユーザーが画面上で直接触れるデザイン・操作部分 | ボタン配置メニュー構図画面レイアウトページデザイン |
| UX(ユーザーエクスペリエンス) | サービスの利用で得られる体験 | 操作が分かりやすい迷わず指定のページにアクセスできる |
LMSでは、ユーザーが「操作しにくい」「どこに何のページがあるのか分からない」と感じると、受講頻度が下がりやすくなります。LMS選定時は、UI・UXに優れ、直感的に操作できるツールを選ぶ必要があります。
オンライン教材を制作する場合、コンテンツ設計や動画制作に時間と工数がかかります。
LMSへのコンテンツ移行では、主に以下の作業が発生します。
これらに加えて、システム移行のためのファイル形式の調整やデータの再編集が必要となるため、全体としてコンテンツ準備の負担が大きくなりやすい点が課題です。実際のLMSユーザーレビューでも、「全社展開に向けた設計が難しかった」「継続的なデータ入力やメンテナンスが負担だった」といった声が見られました。
導入をスムーズに進めるためにも、、以下の項目を入念に話し合いましょう。
コンテンツ制作のノウハウが社内にない場合は、eラーニング制作を支援する専門会社へ依頼する方法もあります。
LMSの選定では、既存システムとの連携や将来的な拡張性も課題の一つです。ITreviewの製品ページに寄せられたレビューにも、「外部システムとの連携ができず二重入力が発生している」との声も見られました。
LMSは、人事システムや会議ツール、チャットツールなど、社内のさまざまなシステムと併用されるケースが多く見られます。例えば、人事システムと連携できない場合、受講者情報の二重管理が発生したり、異動・組織異動の反映に手間がかかったりする可能性があります。
また、利用人数の増加や多言語化など、将来的な運用体制の変更に対応できるかどうかも重要です。LMSを選定する際は、人事システムとの連携の可否やツールの拡張性を考慮しましょう。
現場部門・情報システム部門・経営層の間で求める機能や評価基準が異なると、ツール選定に対する認識のズレが発生する可能性があります。
例えば、現場は操作のUI・UXを重視する一方、情報システム部門はセキュリティの高さや既存システムとの統合性を優先する傾向があります。また、経営層は導入コストに対するROI(投資対効果)を重視するケースが多く、ツール選定には時間がかかりがちです。
全ての要望を実現するのは難しいため、導入目的や優先順位を整理した上で、関係部門が共通の基準を持って選定を進めましょう。
LMSを導入しても、組織の学習文化と合っていない場合、十分に活用されない可能性があります。
例えば、営業や接客、医療業界など、実務での指導や対面での確認が必要な業務では、オンライン学習だけでは補いきれない場面があります。
LMSを効果的に活用するには、オンライン学習だけに頼るのではなく、OJTや集合研修と組み合わせて教育体制を整えることが重要です。例えば、知識のインプットはLMSで進め、実践はOJTで行うといった使い方が良いでしょう。
LMS選定時の課題として、導入後の効果測定の難しさが挙げられます。
LMSの効果測定では、以下のような観点を評価指標にするのが一般的です。
受講率や視聴回数はシステム内で確認できる場合が多い一方、理解度や業務での活用状況は把握しにくい傾向があります。
こうした定性的な評価の評価精度を上げるには、以下の機能が搭載されているツールを選ぶと良いでしょう。
| 搭載機能 | 機能の内容(一例) |
|---|---|
| 進捗確認機能 | グラフやチャートで個人の学習状況を可視化できる |
| 学習データの分析機能 | 学習データを基に、受講率や進捗状況、理解度を分析したレポートを作成できる |
| アンケート機能 | LMS上でアンケートを実施し、受講者の理解度や満足度を把握できる |
| テスト機能 | 理解度テストや修了判定によって学習成果を評価できる |
| KPI連携機能 | LMS導入のKPIと学習データを照合し、業務への影響を確認できる |
LMS選定では、ベンダーの比較が難しいといった声が多く見られます。ツールを比較する際、機能だけを見て判断してしまうケースも少なくありません。
自社に合ったLMSを選ぶには、機能面に加えてベンダーの導入支援の有無やサポート体制、利用料金、教材対応、セキュリティの5点を確認することが重要です。
具体的に確認すべきポイントを以下にまとめました。
これらの要素を総合的に比較し、自社の運用体制に合ったLMSを選びましょう。特に導入支援の有無やサポート体制の有無は、ユーザーレビューでも「困ったことをすぐに相談できて助かった」「サポートが手厚く、導入障壁の解消や目的の実現に役立った」といった評価が見られ、スムーズな運用定着に影響する重要なポイントの一つです。
LMS選定時の課題には、コスト面の問題も含まれています。ITreview上のユーザーレビューでも「初期の項目設計・権限設計には学習コストがかかった」との声が見られました。
LMSを導入する際は、以下のような費用が発生します。
このように、導入費用だけでなく、運用やコンテンツ制作など継続的なコストが発生します。特に見落としやすいのは、教材制作費用・既存システムとの連携開発費、導入後のサポート費用です。
これらのコストを踏まえて予算を設定し、必要な機能やサポートの優先度を整理した上で、予算に合ったLMSを選ぶことが重要です。
LMSの選定では、コストや定着率の低さ、UI・UXの使いにくさなど、多くの問題が障壁となります。選定から導入までのステップをスムーズに進めるには、このような課題を事前に理解し、運用体制や学習環境を整えておくことが重要です。
ITreviewでは、複数のLMSの口コミや特徴を一度に比較できます。自社に合ったLMSを選び、研修や教育現場の生産性をさらに向上させましょう。
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]]>投稿 eラーニングとは?導入のメリット・デメリットから導入ポイントを徹底解説! は ITreview Labo に最初に表示されました。
]]>eラーニングとは、オンライン上で教育するためのツールです。eラーニングは今や幅広い分野で利用されており、企業だけでなく学校などの教育現場でも利用されています。具体的には、学習者(eラーニングで学ぶ人)は教員(eラーニングで教える人)から配布される学習教材(文章や動画など)を使い、オンライン上で学ぶ流れになります。
| 1950年代 | CAI(Computer Aided Instruction)が登場 |
| 1990年代 | CAIからCBT(Computer Based Testing)へと発展 |
| 2000年代 | eラーニングへと発展、流用されるようになる |
eラーニングの始まりは、1950年代にCAI(Computer Aided Instruction)が登場したことがきっかけです。当時のCAIは、プログラム学習として利用されていました。プログラム学習とは、学習者にプログラム化された課題や問題を出し、それを学習者が解き、採点・評価をするというものです。
そんなCAIが1990年代にはCBT(Computer Based Testing)へと発展。CBTとはパソコンやスマートフォンで出題・解答する仕組みのことで、テキストだけでなく、動画や音声などを課題に組み込むことができます。課題作成に限らず、解答結果を電子データに変換し、管理することが可能です。
そして、2000年代になるとCBTからeラーニングへと発展しました。eラーニングへ発展したきっかけはスマートフォンやタブレット端末の普及にあります。スマートフォンなどのデバイスの普及率が上がるにつれ、学習環境にも変化が生じました。多くの人がオンライン環境に気軽にアクセスできるようになったため、オンライン上で学習する機会が増加していきました。そして2000年代にeラーニングが登場します。
働き方改革の実現に向け、働く場所を問わないテレワークを導入する企業が増加しています。また近年はコロナ禍の影響もあり、テレワークが急速に普及しています。ただ、テレワークは多くのメリットがある反面、コミュニケーションや教育・研修がやりにくくなるというデメリットもあります。
テレワークでは集合研修が難しいのはもちろん、何気ない日常の会話から生まれる情報共有やOJTもおろそかになりがちです。こうした課題を解決する対策として期待されているのがeラーニングです。
eラーニングは、インターネット環境とパソコンやスマートフォンなどのデバイスがあれば会社にいなくても学習できるため、教育・研修の代替手段としての期待が高まっています。時間や場所の制約がないeラーニングは、テレワーク時代と相性のよい教育・研修の手段といえるでしょう。
eラーニングは「LMS(Learning Management System):学習管理システム」と「学習教材」の2つの要素で構成されています。どちらが欠けても成立しないので、両者をよく精査したうえでどのようなeラーニングを活用するか検討しましょう。
一般的なLMSには、受講者が学習するための学習機能だけでなく、「受講者と教材の管理」や「学習進捗の管理」といった講師や教育担当者などの運営管理者をサポートする機能があることが大きな特徴です。インターネットを利用していない時代のeラーニングでは、受講生の学習理解度の把握は困難でした。しかし、現在のeラーニングでは、学習の進捗や成績をLMSでリアルタイムに把握することが可能になりました。
また、LMSには、オンプレミス型とクラウド型の2種類のシステムがあるため、導入する際はどちらのシステムを使用するかを決めます。
オンプレミス型は教員側(eラーニングの運営側)が物理的にサーバを設置し、eラーニングの管理を行います。オンプレミス型は物理的にサーバを設置するための場所が必要になりますが、現在はクラウド型に移行しつつあります。
クラウド型はオンプレミス型とは違い、物理的にサーバなどを設置する必要がなく、クラウド上でeラーニングの管理を行います。クラウド型はサーバなどを用意する必要がないため、手軽に始められるというメリットがあります。
eラーニングを運用する環境が整ったら、次に必要になるのが学習教材です。たとえLMSを導入しても、学習効果のある教材がなければ意味がありません。
学習教材の準備には、以下の4つの方法があります。
学習内容が決まっているのであれば、既製のパッケージ商品を購入してもよいでしょう。市場にはプロが作った品質の高い教材がたくさんあります。
既製品だけでは十分でないと考えた場合、ベンダーによってはその一部を自社向けの内容にカスタマイズすることもできます。制作部門を抱えているベンダーであれば相談してみるのもよいでしょう。
教材コンテンツをオリジナルで制作する方法です。教材設計やコンテンツ制作について、プロのノウハウを生かしながら自社オリジナルの教材を制作できるのは大きなメリットです。制作費はかかりますが、理想的な教材を作りたいと考えるのであればオーダーメイドが一番よいでしょう。
「教材作成ツール」を使って教材コンテンツを自社で制作します。教材作成ツールは、通常オーサリング(テキスト・画像・音声・動画などを組み合わせてコンテンツを作成すること)を自動で行うツールで、プログラミングの知識がなくてもeラーニングの教材コンテンツを作ることができます。
学習教材の種類には、動画配信型や資料配布型など多岐にわたります。企業では以下の5種類の学習教材がよく利用されています。
資料配布は、集合研修で利用していたような資料をそのままデータ化し、オンライン上で使用する教材です。手軽に用意できる点がメリットといえます。必要に応じて音声やアニメーションを組み込んだうえで文章や画像を記載した資料をデータとして学習者に配布し、学習者はその資料をもとに学習します。
アニメーションは、オンライン上でPowerPointを使用し、学習者に配布する教材です。PowerPoint以外にもGoogleスライドなどを使用した学習教材もあるため教材を作成しやすいというメリットがあります。
動画配信は、学習者に学習してもらいたい内容を動画で伝える教材です。動画配信は新人研修や解説などで利用される機会が多く、作成時間はかかりますが、内容の濃い教材作成が可能です。最近は動画配信が非常に増えており、eラーニングの主流となりつつあります。
ドリルは、穴埋め形式の教材です。学校などでよく見る算数ドリルや漢字ドリルのように、重要な部分を学習させるのに適した教材になっています。必ず学習してほしい箇所などを区別できるため、学習者のモチベーション維持にもおすすめです。
LIVE配信は、生放送で学習者と教員をつなげる教材です。LIVE配信であれば学習者からの質問などにその場で答えることができるため、学習スピードがもっとも高い教材といえます。ただし、リアルタイムで学習できる反面、時間に縛られるデメリットがあるため、学習時間を考慮する必要があります。
eラーニング学習を始めるにあたっては、下記の3つを重点におき運用していきます。
最初に学習してもらいたいユーザーをeラーニング内に登録します。eラーニングツールによっては登録できる学習者に限りがあるため、あらかじめ登録する学習者の人数を確認しておきます。
学習してもらうユーザーの登録が終わったら、次に学習教材を登録します。学習教材は教員が作成するか外注するかを選択できますが、ユーザーにわかりやすく扱いやすい教材を作成することが大切です。特にYouTubeなど動画コンテンツに慣れた若い世代の研修用教材には、動画配信型がおすすめです。
最後に学習者側のスケジュールを設定します。1日のノルマや学習時間の目安などを決め、効率よく学習できるよう誘導する必要があります。たとえば新人研修の場合は、1日20分の学習を3~5セットにします。人間の集中できる時間は個人差がありますが、おおよそ30分前後とされているため、20分に区切り、適宜休憩を挟むことで集中力を継続させることができます。学習者が飽きずに続けられるようモチベーションを維持することがもっとも大切なので、時間・日程ともに学習者が継続していくサポートを行いましょう。
eラーニングにはさまざまな機能が備わっていますが、その中から主な基本機能を紹介します。
| ユーザー(学習者)管理 | ・グループ管理機能・属性管理機能 |
| 教材プログラム作成 | ・作業手順プログラム機能・修了設定機能 |
| 研修管理 | ・申込み受付の管理・登録機能・受講後の評価・記録機能 |
| 通知管理 | ・お知らせ機能・学習者への連絡機能 |
| 問い合わせ | ・FAQ作成機能・サポート管理機能 |
グループなどを問わず、学習者の属性(特徴)を自由な名称で登録できる機能
PowerPointなどからe-ラーニング教材を作成できる機能
学習者が教材の最後まで学習した際に修了することができる機能
研修者や学習者の申込み受付の管理や登録ができる機能
学習者の受講修了時に、学習内容の評価・記録を行う機能
学習者に通知したいお知らせを一括で通知できる機能
学習者に直接連絡が取れるよう連絡先を管理・登録できる機能
FAQ作成でよくある質問などを学習者全員が閲覧できる機能
継続しやすいスケジュール設定のため、学習者のログインや問い合わせなどを一括で管理する機能
テレワークによるオンライン学習の普及に伴い、特に教育現場ではeラーニングのメリットを肌で感じている人も多いかもしれません。しかし、その裏にはオンラインならではのデメリットもあるので注意が必要です。
※図表入る
オンライン上に登録された課題や授業を学習するため、学校などの授業とは違い、時間に縛られない学習が可能です。
オンライン上で学習するため、会場やオフィスなど場所の確保が必要ありません。学習者は自宅でも外出先でもどこでも自由に学習できるため、場所に縛られない学習が可能です。
オンライン上に学習教材を作成し、登録するだけなのでプリントアウトしたり印刷用の用紙を用意したりする必要がないので用紙代・印刷代の削減につながります。
場所に縛られないメリットがあるため、移動する際にかかる交通費や時間の削減ができます。移動時間を学習時間にあてることができるため、学習効率を上げることにもつながります。
オンライン上で学習・評価などを行うため、学習者の進捗状況を一括で管理することができます。従来の学習方法では学習者の進捗状況をまとめて管理することができませんでしたが、eラーニングは進捗状況を一括で管理できるため、管理側の負担を軽減することができます。
従来の学習では、教員や講師によってその学習内容に差異がありましたが、eラーニングは学習者全員が同じ内容の教材を学習できるため、学習の質を均一化することが可能です。学習の均一化ができると、管理や進捗状況の確認も容易になります。
eラーニングはオンライン上に学習教材を登録すれば、その教材を繰り返し使用することが可能です。学習者が増えた際も以前登録した教材を配布するだけで新しい教材を作成する必要がありません。そのため、教材費や教材作成時間の削減につながります。
eラーニングはオンライン上で学習するため、ネット環境がないと学習することができません。学習者にネット環境があるかどうかの確認をしておきましょう。
eラーニングは時間や場所の縛りがないため、学習者の好きな時間、好きな場所で学習できる点がメリットです。しかし、学習者の自主性や主体性に委ねられやすいので、eラーニングを導入する際は学習者のモチベーション維持も考慮する必要があります。
eラーニングは学習者に学ばせたい内容を教員が学習教材として作成しなければならないため、コストや時間がかかってしまいます。教材を業者に依頼し作成してもらうことで時間を削減することも可能ですが、そのコストが増えてしまいます。
eラーニングを導入したことで得られるメリットについて、ITreviewに集まったレビューをもとに活用事例を紹介します。
※各活用事例の小見出し以外のレビュー本文~業種情報まで引用の設定でお願いします。
「弊社では社内の営業パーソンの育成はもちろんのこと、社外のお客様の研修実施にも活用させていただいております。その際、習熟度を可視化し見える化することで、受講者自身の振り返りはもちろんですが、フィードバック者も結果を元にしたアドバイスが可能になります。またお互いのゴールを明確化した上で研修を進めることができるため、教育・育成のゴールがぶれずに進められる点がメリットと考えています」
https://www.itreview.jp/products/umu/reviews/75506
▼利用サービス:UMU
▼企業名:株式会社営業ハック ▼従業員規模:20人未満 ▼業種:経営企画
「マニュアルの作成手順が非常に明確で分かり易いです。マニュアルに使用する画像の編集も機能が充実しており、重要なポイントをより伝えやすく加工することが可能です。属人的な業務の標準化、店舗ごとにやり方の違った業務の平準化が進んでいます。また新入社員のトレーニングの第一歩としてTeachmeBizのマニュアルを読み込んでもらうことで、トレーナーの作業効率が格段に改善しています」
https://www.itreview.jp/products/teachme-biz/reviews/67619
▼利用サービス:Teachme Biz
▼企業名:株式会社共和コーポレーション ▼従業員規模:300ー1000人未満 ▼業種:経営企画
「ビジュアル化された業務マニュアルを誰でも簡単に作成することができるので、得意な人や専門の人に依頼するよりもイメージ通りのマニュアルが完成します。また、編集も簡単なので、仕様の変更があった際もスピーディーに対応できます」
https://www.itreview.jp/products/teachme-biz/reviews/41022
▼利用サービス:Teachme Biz
▼企業名:株式会社ソウルウェア ▼従業員規模:20人未満 ▼業種:ソフトウェア・SI
eラーニングのユーザーからの評価を知るには、ITreview Gridが便利です。ITreview Gridは、ITreviewに集まったユーザーのレビューをもとに生成された4象限の満足度マップです。このマップでは、顧客満足度と市場での認知度を掛け合わせた結果が、4象限上でのポジショニングとして確認できます。
※eラーニングのITreview Gridを追加
eラーニングを選ぶ際に失敗しないためのポイントを紹介します。
※図表入る
eラーニングはオンプレミス型かクラウド型のどちらの形態を導入したいかで選びましょう。オンプレミス型はサーバの設置が必要ですが、故障やトラブルの原因が見つかりやすい特徴があります。クラウド型はトラブルの原因を特定するのに時間がかかりますが、サーバの設置は不要というメリットがあります。自社の環境に合う型で選びましょう。
自社で扱えるツールか、そのツールで求める利益が本当に発生するかを判断して選びましょう。導入する予定のツールは自社にどのようなリソースを与えるか、またそのツールを自社で扱うことは可能かどうかを考慮することも大切です。
自社にとって妥当なコストかどうかで選びましょう。eラーニングは提供形態や扱う教材によって価格が変動します。そのため、自社に必要な型と教材を決め、妥当なコストかどうかを考慮してから選びましょう。
学習者に学ばせる教材を自社でオリジナル教材として作成するかどうかで選びましょう。オリジナル教材を作成する場合は、教材にもよりますが作成に時間がかかってしまいます。早い段階でeラーニングを取り入れたい場合は、提供されている教材も便利です。
eラーニングツール内の提供されている教材を使用するかどうかで選びましょう。あらかじめ提供されている教材を使用する場合は、円滑に学習を開始することができるため、求める教材がツール内にある場合は提供されている教材も活用しましょう。
自社が求める教材を外注する場合は、時間と費用がかかってしまいます。しかし、質の高い教材を作成することができるため、質の高い教材を求める場合は教材を外注してみるのもよいでしょう。
機密情報などを扱う場合、セキュリティが万全かどうかで選びましょう。eラーニングのツールによってセキュリティおよびバックアップ体制が異なるため、それらの機能が充実しているeラーニングツールを選ぶと、トラブルが発生した際にも迅速に対応できます。
学習者が扱うデバイスに対応しているかどうかで選びましょう。学習者が使用しているデバイスとeラーニングツールで対応しているデバイスが違えば、学習者はeラーニングツールを使用することができません。そのため、学習者とeラーニングツールが対応しているデバイスで選びましょう。
実際に、eラーニングツールを活用されている企業の方々のレビューが多い製品を中心に、おすすめのeラーニングツールを紹介します。
(2022年1月5日時点のレビューが多い順に紹介しています)
「Teachme Biz」は、マニュアルの作成や共有、運用などマニュアル作成機能が充実しており、サポート体制も整っています。ほかにもセキュリティ機能やトレーニング機能といった知識定着率を上げる機能があります。5万円からeラーニングの導入が可能です。
「UMU」は、学習者によるアウトプット重視のインタラクティブな学習教材です。動画配信型や資料配布型など、多くの学習教材から選択することが可能です。無料で使用できるeラーニング教材もあり、初めての方におすすめできるツールとなっています。
「学び~と」は、セキュリティ機能を重視したeラーニングツールです。24時間365日の監視やIPS(不正侵入防止システム)による不正侵入防御などがあり、安全性に長けています。無料トライアルでeラーニングを利用することが可能です。
「CAREERSHIP」は、学習に関する機能はもちろん、従業員のスキルを可視化するなどタレントマネジメントに活用できる機能も備えた統合型LMSです。多機能でありながら柔軟性の高いシステムが評価され、日本有数の大企業に、社内教育のプラットフォームとして採用されています。
ITreviewではその他のeラーニングツールも紹介しており、紹介ページでは製品ごとで比較をしながら導入ツールを検討することができます。
eラーニング・LMSの比較・ランキング・おすすめ製品一覧はこちら
自社の戦力となる優秀な人材を輩出していくためには、eラーニングを上手に活用して、効果的な学習体制を構築しなければなりません。現在、eラーニングには大規模運用が可能なものから、専門分野に特化したものまでさまざまなLMSがあります。
効果的な学習を可能にするeラーニングは、人材育成の課題を解決する大きな手段となります。eラーニングの導入に必要なLMSと学習教材を把握するとともに、学習の目標・目的を明確にすることが、よりよい教材コンテンツを見つけるカギとなるでしょう。
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