非公開ユーザー
電気・電子機器|社内情報システム(CIO・マネージャ)|100-300人未満|IT管理者|契約タイプ 有償利用
グラフィックデザインで利用
良いポイント
Adobeは永らく動画編集・画像編集をする際のデファクトスタンダードとして利用され続けており、現在でもNo.1の地位は変わらないと思います。現在はサブスクリプションによる機能提供となり、Adobe Creative CloudはAdobeが開発・提供する様々なソフトウェア機能へのアクセスが可能となります。画像や動画編集だけでなく、作成したファイルの共有、画像ライブラリの利用、Webサイト制作、各種フォントの利用など、制作の場面に必要なリソースは簡単に見つけることができます。デスクトップはもちろん、タブレットやスマートフォンでもアクセスが担保されますので、社外からの利用にも対応しています。多言語対応済ですので、様々な言語での利用をデフォルトで実現することが可能です。管理ポータルが提供されますので、商用利用の場合管理者がユーザのライセンスを一括で管理することが可能です。
改善してほしいポイント
まずは価格面だと思います。通常年間のサブスクリプション契約になると思いますが、ユーザあたりの課金をどのように正当化できるか、がポイントになると思います。Adobe Creative Cloudは多くのユーザにとってはあまり利用しない機能も含まれていますので、本当に全ての機能が必要か、よく見極めた上で提供をする必要があります。Creative Cloudは製作者向けの機能が多く含まれますので、通常のユーザには不要な機能が多いと思います。この点、アプリケーションごとの利用の実態は把握することが出来ませんので、こうしたところが改善されるとよりよいと思いました。ワークフローやクラウドストレージの機能も存在しますが、ビジネス利用においては他社製品と重なってしまう機能もあります。AIについても同様で、まだ未知数の部分が多いため実用性の部分については要検証の段階だと思います。また昨今ではCanva、Figmaなど、業務特化型でSaaS提供される新興ツールの方が使い勝手が良いケースもあるため、類似ツールを比較した上で導入を検討する必要があります。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
画像の編集、動画の編集、ウェブサイト制作など商用の制作業務に迅速に対応することができるようになりました。共有についても昨日が提供されているため、簡単に情報を共有することが可能です。多くのユーザにとって制作や編集業務はツールの生産性に依存する面が大きいですが、Adobeは信頼できるソフトウェアで、生産性の向上に寄与しています。管理機能についても一定の機能が提供されますので、ライセンスの管理を容易に行うことが可能です。
検討者へお勧めするポイント
Adobe Creative Cloudはウェブ制作・画像制作・動画制作など制作業務に必要な機能を網羅的にカバーしたツールで、制作者にとって大きな助けになります。制作者の「この機能があったらより効率的に作業ができるのに」といった要望に対応できる機能が提供されており、制作業務を手助けするツールになります。アプリケーションは日々進化しており、そのカバー範囲は多岐にわたるため、キャッチアップすることが必要ですが、グローバルでNo.1での実績に裏打ちされたツールだと思います。費用面で問題がなければ、制作現場への導入をお勧め致します。