非公開ユーザー
電器|社内情報システム(開発・運用管理)|300-1000人未満|IT管理者|契約タイプ 有償利用
使いやすさと拡張性を兼ね備えたグループウェア
良いポイント
・高いカスタマイズ性
GUI開発ツールによるノーコード/ローコード開発により、プログラミング知識がなくても業務アプリを容易に作成できます。
複雑な承認ルートの設定が可能であり、ルートごとの取り戻しや取り下げ機能も備えています。申請/報告の親子ワークフローなど、複雑な業務フローにも柔軟に対応できます。
・手厚いサポート体制
開発時の問い合わせに対して迅速かつ的確な対応が得られます。
障害発生時の保守運用がスムーズで、システムの安定稼働をサポートしています。
定期的なシステムアップデートにより、機能改善や新機能の追加が継続的に行われ、常に最新の業務ニーズに対応できます。
・導入、利用のしやすさ
直感的な操作性により、ITに詳しくないユーザーでも短期間で使いこなせる設計になっています。
入社したばかりの新入社員でも理解しやすいシンプルで分かりやすいインターフェースを採用しており、教育コストを最小限に抑えられます。
改善してほしいポイント
・デザイン面の制約
画面デザインの自由度がやや低く、利用できる文字の種類や大きさに制約があります。「HUEスタイル」というモダンデザインのUIに変更できる機能もありますが、一度旧デザインで作成したワークフローとの互換性が低く、一部フィールドの表示ができなくなるなどの問題があり、結局新デザインへの移行が困難になっています。
・開発環境の使い勝手
アプリ開発の設計書出力機能がないため、ドキュメント管理が手間になります。ノーコード開発が手軽にできる反面、アプリ作成者によって作成方法が大きく異なる場合があります。これらの課題から、当社ではワークフローに限ってはIT部門が設計を担当し、各部門への開発権限を付与できない運用となっています。
・ノーコード機能の拡充
ノーコードで開発できる範囲が限られており、結局スクリプトを記述することが多くなります。より多様なビジネスロジックをノーコードで実装できる機能の拡充が望まれます。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
・日常業務の効率化
以前はExcelやメールで行っていた備品申請や経費精算を、ArielAirOneのワークフローで管理するようになり、申請から承認までの時間が大幅に短縮されました。申請状況が可視化されたことで、「誰の承認待ちか」が明確になり、催促のためのメールや電話が減少し、業務の無駄が削減されました。
・情報共有の円滑化
社内および部内の連絡事項を掲示板またはポータル上で共有するようになり、重要な情報の見落としが減少しました。エンドユーザー向けのマニュアルを掲示することで、問い合わせ件数の削減にもつながりました。また、チーム内のナレッジ共有がファイル管理機能で整理され、必要な情報を探す時間が大幅に短縮されました。
・意思決定の迅速化
承認プロセスのオンライン化により、決裁者の物理的な不在に左右されず、迅速な意思決定が可能になりました。関連情報や過去の類似案件が参照しやすくなり、判断の質が向上しました。複数の承認者への同時申請が可能になり、並行して承認を得られるようになったことで、承認プロセス全体の時間短縮につながり、業務のスピードアップが実現しました。