非公開ユーザー
ソフトウェア・SI|社内情報システム(その他)|20-50人未満|IT管理者|契約タイプ 有償利用
kintoneプラグインで利用
良いポイント
ATTAzoo+は、kintoneに不足している機能の多くをまとめてカバーしてくれる、非常にリーズナブルで優秀な製品だと思う。その中でも最近特に注目し活用しているのが、[文字結合+]だ。
今まで、レコードの自動メール通知件名には「案件名」や「商品名」のフィールドを設定していたのだが、その場合、担当者ユーザは何の件かすぐに気がついても、同時通知している同チームの他のユーザは都度レコードを開かないと何の件かわかりにくかった。
そこで、メール通知件名フィールドを新規作成し、[文字結合+]で「担当者名+案件名(+商品名)」に設定することで、誰担当の何案件(どの商品)に関する通知か、件名だけで識別できるようになった。また、これに伴い、責任の所在が明確になり、担当者の責任感も高まった。
同取引先や同商品で複数案件があると、メール通知件名が似てしまいヒューマンエラーが発生しがちである。だが[文字結合+]を使えば「採番#」「案件キーワード」「商品名」「担当者」等、固有名詞(文字列)の自由な組合せを件名として設定可能なので、類似案件でも識別や検索の精度が向上する。チーム内情報共有に活用度の高い機能だと思う。
改善してほしいポイント
【サポート情報量を増やしてほしい】
不具合発生時、マニュアルやFAQを読んでも当該の現象に関する記述が見あたらず、それが製品特性なのか、利用者側の設定ミスなのか、他の機能の干渉なのか、環境等の問題なのか、直ちにわからないことが多い。
また、サポート問合せは「専用フォームで連絡〜以降メール」のため、確認メールの往復だけで数営業日が経過してしまう場合がある。
改善案として、「サポート問合せ前に、利用者側が問題の原因を推定できる」程度のサポート情報があれば、問合せメール回数も減り、問題解決の時間を短縮できると思う。例えば、
・単純なヒューマンエラーから複雑なケースまで「現象別に原因と対処方法をまとめたヘルプページ」がほしい
・エラーダイアログ("Cannot…”等の英文)に「具体的なエラー箇所」を表記してほしい
・サポート専用フォームに「予め報告すべき項目」を明記してほしい
例)kintone設定に問題がないことを確認済か?
併用中のプラグインやカスタマイズはあるか?
〇〇部分のキャプチャを添付すること、等
・サポート問合せ時は、まず「ATTAZoo+に特化した注意点や確認点」を初回返信でまとめて案内してほしい
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
【社内のデータ管理に関する意識や理解が高まった】
弊社では数年前まで、データ管理にExcelやGoogleスプレッドシート等を多用していたが、ユーザにより理解度・入力基準・更新頻度・プロセスにばらつきがでてしまい、データの正確性に懸念があった。
そこで、kintoneとATTAZoo+を導入し、全ユーザに所定の方法やプロセスに沿ってデータを入力して貰えるよう設定した。
勿論、それまでは各ユーザが自己流で管理していたことを厳密化・統一化するわけなので、当初は「難しい」「大変すぎる」等の声も挙がった。しかし、導入により、社内の定期報告・キャッシュフロー計算・決算集計等「正確さが求められ、人的負担も大きかった業務」が以前より簡易になったことから、ユーザにもメリットが伝わるようになった。
今では、ユーザの方から「この場合はどうデータ処理すれば良いか?」「こんな設定や機能が欲しい」と能動的に社内管理者に問合せをしてくれている。また、会社全体としても「個人判断」ではなく「会社として共通のルールやプロセス」で処理する流れができつつある。
これは、今後DX化を推進するにあたって、とても良い影響だと考えている。
検討者へお勧めするポイント
【DX化検討中のスタートアップや中小の企業におすすめ】
「どんな案件の/どんなデータを/どんな基準で/どんなプロセスで/どのように管理し/どう活用したいのか」
これが予め整理されないと、DX化のツール選定が難しい。実際に弊社でも、当初は「有名または比較的安価なERP」の即時導入も検討していたが、社内の業務プロセスが(臨機応変すぎて)厳密に確定していなかった為、ERP導入直後に大幅な設定変更が必要になる可能性も否めず、見送っていた。
そんな時、kintoneとATTAzoo+を併用したところ、業務整理に役立ち、価格もリーズナブル、導入も簡単だった。
足りないアプリや機能を追加したり、余計なものは後で取り省いたり、管理方法等が変われば設定を変更したりと、実務に合わせて適宜対応できるため、スタートアップ企業でまだ自社の業務プロセスが確立していない時期でも利用可能だ。
ExcelやGoogleスプレッドシートでは見えにくかった「どんな業務プロセスが最適か」「問題点の洗い出しと対策」「そのためにどんなDX化ツールが必要か」を実運用経験を通じて整理・改善でき、より現実に即したDX化が進められると思う。
連携して利用中のツール
JBCC株式会社
OFFICIAL VENDERJBCC株式会社|マーケティング
いつもATTAZoo+をご利用いただき、ありがとうございます! 「文字結合+」を工夫されてご利用いただけているというご記載、具体的なご活用例をご記入いただきありがとうございます。 弊社としても大変参考になります。 kintoneの社内定着を促すことがATTAZooの目的の一つでもあるのですが、社内利用者から能動的な問合せが生まれているようで 大変有難く存じます。 サポートに関して問題解決までにお時間がかかってしまっており大変申し訳ありません。 ご記載いただいているように、予め調査いただきたい内容や注意点/確認点といった情報を明示するなど、 "問題解決までの時間を縮める"ことを重視しサービス改善に努めてまいります。 また、問合せなどユーザー様のお手を煩わせないようなUI/UX設計するなどプラグイン側の改善にも取り組んで参りたいと思います。 今後ともATTAZoo+をフル活用していただき、社内の業務改善DX推進にATTAZoo+がお役に立ちますと幸いです。 引き続き、お困りの際やご意見等がございましたらいつでもご連絡いただければと思います。 今後ともATTAZoo+をよろしくお願いいたします!